课题基金 / 基金详情

フランボイダルパイライトにおける20面体構造の構造意義および形成メカニズムの検討

フランボイダルパイライトにおける20面体構造の構造意義および形成メカニズムの検討
草莓状黄铁矿二十面体结构的结构意义及形成机制研究
批准号:
18740340
负责人:
大藤 弘明
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本課題では,天然に産する唯一の20面体微粒子集合体である20面体フランボイダルパイライト(以下,FP)の構造意義,および形成条件や自己組織化作用について鉱物学的,結晶学的見地より検討を行った.本年度は,新潟県白根市産の20面体FPについて後方散乱電子線回折法を用いた結晶方位分析を行い,20面体構造を構成する4面体ユニット内においてマイクロクリスタル(以下,MC)が,互いに直行する2方向の格子選択配向を示すことを確認した.選択配向は,ユニット内で立方充填したMCの幾何学的特徴(4回対称)に由来しており,20面体構造がMCの凝集プロセスによって形成されたことを裏付けた.また,世界各地より集めた20面体FPについて微細組織観察を進めたところ,フランボイドの最外殻に位置するMCに,不完全成長痕や中空構造(溶解痕)が認められることを明らかにした.これらの痕跡は,FP形成時に,FPと周囲の溶液との界面に極めてシャープな化学濃度勾配(FeSやH_2S,HS^-などのイオン濃度勾配)や物理的な被覆物質(バイオフィルムなど)が存在していたことを示唆する重要な証拠である.また,これらが多くの20面体FPに共通して認められることから,FP/溶液界面における物理化学的障壁の存在が,20面体構造の形成に大きな役割を果たしている可能性が示唆された.実際,単分散コロイド系における研究では,不混和境界面を持つ2液体がコロイド粒子に求心力(凝集力)を与え,さらにその凝集物が高次の対称性を示す例が知られており,20面体FPの形成も同様のメカニズムで説明できるかもしれない.これらの成果は,地球惑星科学連合大会にて発表され,国際誌へも投稿される予定である.また,天然におけるパイライト,FeS_2の前駆体物質と考えられるFeSについても,高温高圧下における物質化学的挙動を実験的に調べ,その成果を2編の論文にまとめた.
英文摘要
本課題では,天然に産する唯一の20面体微粒子集合体である20面体フランボイダルパイライト(以下,FP)の構造意義,および形成条件や自己組織化作用について鉱物学的,結晶学的見地より検討を行った.本年度は,新潟県白根市産の20面体FPについて後方散乱電子線回折法を用いた結晶方位分析を行い,20面体構造を構成する4面体ユニット内においてマイクロクリスタル(以下,MC)が,互いに直行する2方向の格子選択配向を示すことを確認した.選択配向は,ユニット内で立方充填したMCの幾何学的特徴(4回対称)に由来しており,20面体構造がMCの凝集プロセスによって形成されたことを裏付けた.また,世界各地より集めた20面体FPについて微細組織観察を進めたところ,フランボイドの最外殻に位置するMCに,不完全成長痕や中空構造(溶解痕)が認められることを明らかにした.これらの痕跡は,FP形成時に,FPと周囲の溶液との界面に極めてシャープな化学濃度勾配(FeSやH_2S,HS^-などのイオン濃度勾配)や物理的な被覆物質(バイオフィルムなど)が存在していたことを示唆する重要な証拠である.また,これらが多くの20面体FPに共通して認められることから,FP/溶液界面における物理化学的障壁の存在が,20面体構造の形成に大きな役割を果たしている可能性が示唆された.実際,単分散コロイド系における研究では,不混和境界面を持つ2液体がコロイド粒子に求心力(凝集力)を与え,さらにその凝集物が高次の対称性を示す例が知られており,20面体FPの形成も同様のメカニズムで説明できるかもしれない.これらの成果は,地球惑星科学連合大会にて発表され,国際誌へも投稿される予定である.また,天然におけるパイライト,FeS_2の前駆体物質と考えられるFeSについても,高温高圧下における物質化学的挙動を実験的に調べ,その成果を2編の論文にまとめた.
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会议论文
フランボイダルパイライトの内部構造-結晶形熊学的検討-
草莓状黄铁矿的内部结构-晶体形状分析-
DOI: --
发表时间: 2007
期刊:
影响因子: --
作者: [K.Noguchi, T.Imamura, K.-I.Oyama, G.E.Bodeker, K. Mitsuyama, Nagayoshi Sata, Hiroaki Ohfuji, 大藤弘明]
通讯作者: 大藤弘明
DOI: 10.1007/s00269-007-0151-0
发表时间: 2007-03
期刊: Physics and Chemistry of Minerals
影响因子: 1.4
作者: [H. Ohfuji;N. Sata;H. Kobayashi;Y. Ohishi;K. Hirose;T. Irifune]
通讯作者: H. Ohfuji;N. Sata;H. Kobayashi;Y. Ohishi;K. Hirose;T. Irifune
DOI: 10.2138/am.2008.2762
发表时间: 2008-02
期刊: American Mineralogist
影响因子: 3.1
作者: [N. Sata;H. Ohfuji;K. Hirose;H. Kobayashi;Y. Ohishi;N. Hirao]
通讯作者: N. Sata;H. Ohfuji;K. Hirose;H. Kobayashi;Y. Ohishi;N. Hirao
マントル深部へ沈み込む炭酸塩の運命と超深部起源ダイヤモンドとの関係性
  • 批准号:
    24K00725
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
  • 资助金额:
    $11.9万
  • 财政年份:
    2024
  • 负责人:
    大藤 弘明
  • 依托单位: