CD8細胞由来抗FIV因子の臨床応用への検討
CD8細胞由来抗FIV因子の臨床応用への検討
批准号:
19780234
负责人:
田邊 真紀
金额:
$2.29万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
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英文摘要
ネコ免疫不全ウイルス(FIV)に感染した一部のネコは免疫不全に陥り、様々な二次感染・日和見感染により免疫不全症候群(AIDS)を引き起こし死亡する。だが、無症候キャリア一期にあるFIV感染ネコではCD8細胞から抗FIV活性を持つ可溶性因子を産生し、AIDS発症を抑えている可能性が示唆されている。このCD8由来抗FIV因子は既知のサイトカイン・ケモカイン等、多種含まれているが、未知の因子もある。そこで、この可溶性因子がFIV以外の病原体増殖をも抑制する事により、AIDS発症を抑えているのではないかと仮定し、まず日和見感染症の原因ウイルスとして挙げられるネコヘルペスウイルス:FHVやカリシウイルス:FCV、或いは白血病ウイルス:FeLV、パルボウイルス:FPLV、コロナウイルス:FCoVに対する可溶性因子の抗ウイルス活性を測定した。リンパ球嗜好性ウイルスであるFIV、FeLV、及びFPLVは、specific pathogen free (SPF)ネコの末梢血単核球、或いはネゴTリンパ系株化細胞:3201細胞を用い、またFHV、FCV、及びFCOVにおいてはネコ胎児株化細胞:fcwf-4細胞を用い、各ウイルス感染細胞を作製した。そして、CD8細胞の抗FIV活性を有するネコ、有しないネコ、及び対照としてSPFネコのCD8細胞を用い、そのCD8細胞と各感染細胞の共培養やフィルターを介した培養、或いはCD8細胞の培養上清を30%含有した培養液で各感染細胞を培養する事により、CD8細胞由来抗FIV因子による各ウイルス増殖抑制能を検討した。その結果、FIVを除くどのウイルスに対してもCD8細胞由来抗FIV因子に相関する明らかなウイルス増殖抑制は認められなかった。以上より、FIV感染ネコの無症候キャリア一期に認められるCD8細胞由来抗FIV因子は、FIVに対してのみ抗ウイルス活性がある事が分かった。
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