法律婚をこえて実践される親密性と共同性の比較社会学的研究
法律婚をこえて実践される親密性と共同性の比較社会学的研究
批准号:
15J07483
负责人:
阪井 裕一郎
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
今年度は、事実婚経験者6名にインタビューを実施した。20代から70代まで幅広い世代の対象者に調査が実施できたことにより、事実婚経験者の世代的差異や個人史的変化を知ることができたことは大きな収穫であった。特に、若年層の事実婚実践者が、自らの関係をあまり「事実婚」と語らないのに対し、年長世代ほど「事実婚」であることを強調する傾向が見られた。おそらく事実婚実践者の経験・苦悩等は、その時代の家族・結婚をめぐる社会規範に大きく左右される。皆婚規範が強い社会、あるいは、婚前同棲がスティグマ化されている社会状況では、実践者は自らの関係を「事実上の結婚」、すなわち「普通の結婚」であると強調することを要請される。一方、家族規範が弛緩・多様化しつつある近年は、同居関係を「結婚」に枠づける必然性は低下しているように思われる。同居生活をしている若年層のカップルたちは、従来型の結婚に懐疑的である一方で、「子どもは結婚してから産むべきだ」という嫡出規範は強く内面化している傾向がみられた。以上の調査をもとに、事実婚・同棲を分析した論文を執筆中である。また、8月にオランダにて、インタビュー調査とフィールド調査を実施した。知人の紹介により、アムステルダムとライデンの2つの都市でオランダ人男性と日本人女性のカップル5組に同棲や結婚、子育て、親子関係、仕事等について聞き取り調査を実施した。この結果、家族をめぐる制度、人々の意識、ワーク・ライフ・バランスの内実について多くの知見を得ることができ、日本との比較文化研究に向けて大きな収穫となった。さらに、アムステルダムで開催されたAmsterdam Gay Pride 2016に参加し、視察・取材・資料収集をおこなった。今回は、パイロット調査であったが、次年度はオランダで同性カップルのインタビュー調査を実施する予定である。
英文摘要
今年度は、事実婚経験者6名にインタビューを実施した。20代から70代まで幅広い世代の対象者に調査が実施できたことにより、事実婚経験者の世代的差異や個人史的変化を知ることができたことは大きな収穫であった。特に、若年層の事実婚実践者が、自らの関係をあまり「事実婚」と語らないのに対し、年長世代ほど「事実婚」であることを強調する傾向が見られた。おそらく事実婚実践者の経験・苦悩等は、その時代の家族・結婚をめぐる社会規範に大きく左右される。皆婚規範が強い社会、あるいは、婚前同棲がスティグマ化されている社会状況では、実践者は自らの関係を「事実上の結婚」、すなわち「普通の結婚」であると強調することを要請される。一方、家族規範が弛緩・多様化しつつある近年は、同居関係を「結婚」に枠づける必然性は低下しているように思われる。同居生活をしている若年層のカップルたちは、従来型の結婚に懐疑的である一方で、「子どもは結婚してから産むべきだ」という嫡出規範は強く内面化している傾向がみられた。以上の調査をもとに、事実婚・同棲を分析した論文を執筆中である。また、8月にオランダにて、インタビュー調査とフィールド調査を実施した。知人の紹介により、アムステルダムとライデンの2つの都市でオランダ人男性と日本人女性のカップル5組に同棲や結婚、子育て、親子関係、仕事等について聞き取り調査を実施した。この結果、家族をめぐる制度、人々の意識、ワーク・ライフ・バランスの内実について多くの知見を得ることができ、日本との比較文化研究に向けて大きな収穫となった。さらに、アムステルダムで開催されたAmsterdam Gay Pride 2016に参加し、視察・取材・資料収集をおこなった。今回は、パイロット調査であったが、次年度はオランダで同性カップルのインタビュー調査を実施する予定である。
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事実婚と同棲から問う結婚の意味
从普通法婚姻和同居看婚姻的含义
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉廣大佑, 安部雄介, 井川和宣, 友岡克彦, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎・本多真隆・松木洋人, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎]
通讯作者:
阪井裕一郎
家族主義にみる近代日本の統合と分断
从家庭主义看现代日本的整合与分裂
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
生涯研究
影响因子:
--
作者:
[吉廣大佑, 安部雄介, 井川和宣, 友岡克彦, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎]
通讯作者:
阪井裕一郎
文献紹介:ウルリッヒ・ベック/エリーザベト・ベック=ゲルンスハイム(著)伊藤美登里(訳)『愛は遠く離れて――グローバル時代の「家族」のかたち』
文献简介:Ulrich Beck/Elisabeth Beck-Gernsheim(作者)Midori Ito(译者)《爱是遥远的:全球化时代“家庭”的形态》
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
家族社会学研究
影响因子:
--
作者:
[吉廣大佑, 安部雄介, 井川和宣, 友岡克彦, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎]
通讯作者:
阪井裕一郎
現代家族ペディア
现代家庭百科
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉廣大佑, 安部雄介, 井川和宣, 友岡克彦, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎・本多真隆・松木洋人, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 阪井裕一郎, 永田夏来・松木洋人編 分担執筆者:阪井裕一郎ほか13名, 比較家族史学会編 編集委員長:八木透 分担執筆者:阪井裕一郎ほか112名]
通讯作者:
比較家族史学会編 編集委員長:八木透 分担執筆者:阪井裕一郎ほか112名
入門家族社会学
家庭社会学导论
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[永田夏来・松木洋人編著, 野田潤, 齋藤暁子, 吉田崇, 藤間公太, 保田時男, 阪井裕一郎, 田中慶子, 齋藤直子, 三部倫子, 戸江哲理, 本多真隆 共著]
通讯作者:
本多真隆 共著
共 10 条
事実婚・内縁の生活史調査による戦後家族史研究
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批准号:21K13420
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$1.0万
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财政年份:2021
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负责人:阪井 裕一郎
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依托单位:
海外基金