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ブロック共重合体のミクロ相分離構造中における化学結合点の3次元可視化技術開発

嵌段共聚物微相分离结构中化学键点三维可视化技术的开发

基本信息

批准号：
16H06040
负责人：
樋口剛志
金额：
$ 16.39万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-01 至 2019-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、ブロック共重合体中の化学結合点に電子顕微鏡で直接観察可能な可視化点を導入し、3 次元電子顕微鏡法によって化学結合点の空間配置を明らかにすることで、ミクロ相分離構造を分子レベルで解明にすることを目的としている。本年度は、昨年度に合成した化学結合点にアルキン基を有するジブロック共重合体（Poly(styrene-b-2-vinylpyridine)）に対して、アジド基を有する金粒子のクリック反応について検討を行った。クリック反応時において、ポリマー分子鎖（分子量20万）内に1つだけ存在するアルキンをH-NMR等の分光法で追跡することは非常に困難であるため、低分子を使ったモデル反応を行うことで反応条件の探索を行った。特に、クリック反応時における触媒として銅触媒およびルテニウム触媒を用いて検討を行った。その結果、臭化銅（I）を触媒にTHF溶液中で40度以上に加熱することで、定量的に反応が進行する条件を見出した。この反応条件で目的とするジブロック共重合体と金粒子とのクリック反応を行うことで、ブロック共重合体中の化学結合点に電子顕微鏡で直接観察可能な可視化点を導入したポリマーを合成した。一方で、クリック反応前のジブロック共重合体のTHF溶液からキャストフィルムを作製した。得られたバルクフィルムからウルトラミクロトームを用いて超薄切片を作製し、ヨウ素染色を行った後、透過型電子顕微鏡（TEM）による観察を行った。その結果、設計通りのラメラ構造が形成されていることを確認した。

In this study, the chemical binding sites in the complexes were directly observed by electron microscopy, and the spatial arrangement of chemical binding sites was analyzed by three-dimensional electron microscopy. This year, we conducted research on the synthesis of gold particles from Poly(styrene-b-2-vinylpyridine) based on chemical binding sites. It is very difficult to trace the molecular locks (molecular weight 200,000) by spectroscopic methods such as H-NMR. Special catalyst, copper catalyst As a result, copper (I) catalyst was heated above 40 degrees in THF solution, and the reaction conditions were determined. The reaction conditions are: gold particles; electron microscopy; direct observation of possible chemical binding sites; introduction of gold particles; and synthesis of gold particles. The THF solution of the complex before the reaction was prepared. The results were obtained by ultra-thin section preparation, pigment staining and transmission electron microscopy (TEM). The result of the design is that the structure of the design is formed.