ホルモン耐性前立腺癌に対するsemaphorin3Cantisenseの治療効果
ホルモン耐性前立腺癌に対するsemaphorin3Cantisenseの治療効果
批准号:
23791791
负责人:
林 典宏
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本研究では、新たに検出した標的タンパク、semaphorin 3Cの治療標的分子としての有用性と作用機序、特に増殖とapoptosisを中心に検証した。主にsemaphorin 3Cのantisense 治療のin vitroおよびin vivoの治療効果とその作用経路を検証した。ホルモン療法後の臨床検体を使った免疫染色では、ホルモン療法の期間とsemaphorin3Cの発現レベルの相関を認め、ホルモン耐性癌と診断された検体において発現レベルが最も高いことを確認した。この結果はホルモン治療とsemaphorin3Cの発現レベルの相関を示す興味深い結果である。前立腺癌におけるsemaphorin3Cの機能解析として、semaphorin3Cに対するantisense治療により、mRNAとタンパク質レベルのノックダウンを確認した。また前立腺癌細胞株(LNCaP、C4-2、DU145細胞)において、antisense治療による増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果を確認した。これによりsemaphorin3Cが前立腺癌における細胞増殖とアポトーシス誘導に重要な役割を示すことが証明された。次にプレクリニカルスタディーとして、皮下腫瘍ヌードマウスの去勢術後モデルを使用した。このモデルの皮下腫瘍のsemaphorin3C発現レベルをantisenseにて低下させることにより、有意に腫瘍増殖を抑制でき、さらに腫瘍が発現するPSAレベルの低下も同時に確認された。これによりin vivo studyにおいてもantisense治療の有用性が証明された。今後のさらなる臨床検討を要する。
英文摘要
本研究では、新たに検出した標的タンパク、semaphorin 3Cの治療標的分子としての有用性と作用機序、特に増殖とapoptosisを中心に検証した。主にsemaphorin 3Cのantisense 治療のin vitroおよびin vivoの治療効果とその作用経路を検証した。ホルモン療法後の臨床検体を使った免疫染色では、ホルモン療法の期間とsemaphorin3Cの発現レベルの相関を認め、ホルモン耐性癌と診断された検体において発現レベルが最も高いことを確認した。この結果はホルモン治療とsemaphorin3Cの発現レベルの相関を示す興味深い結果である。前立腺癌におけるsemaphorin3Cの機能解析として、semaphorin3Cに対するantisense治療により、mRNAとタンパク質レベルのノックダウンを確認した。また前立腺癌細胞株(LNCaP、C4-2、DU145細胞)において、antisense治療による増殖抑制効果およびアポトーシス誘導効果を確認した。これによりsemaphorin3Cが前立腺癌における細胞増殖とアポトーシス誘導に重要な役割を示すことが証明された。次にプレクリニカルスタディーとして、皮下腫瘍ヌードマウスの去勢術後モデルを使用した。このモデルの皮下腫瘍のsemaphorin3C発現レベルをantisenseにて低下させることにより、有意に腫瘍増殖を抑制でき、さらに腫瘍が発現するPSAレベルの低下も同時に確認された。これによりin vivo studyにおいてもantisense治療の有用性が証明された。今後のさらなる臨床検討を要する。
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