致死性心室性不整脈の発生予知における神経体液性因子の有用性についての探究
致死性心室性不整脈の発生予知における神経体液性因子の有用性についての探究
批准号:
25461046
负责人:
古嶋 博司
金额:
$3.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2014-03-31
中文摘要
致死性心室性不整脈の発生予知に関する臨床的検査所見について検討した。<当科における検討>1. 致死性心室性不整脈のelectrical stormと心電図変化との関係:当科で経験した基礎心疾患を有し、植込み型除細動器(ICD)治療を施行した心室性不整脈患者156名を対象に検討した。基礎心疾患の内訳は虚血性心疾患が36%であった。そのうち、心室性不整脈の頻回作動(electrica storm; ES)を呈した症例が26.9%であった。ES発生の有無と基礎心疾患、心機能、抗不整脈薬の投与等との間に相関関係は無かったが、ES発生と心電図所見(異常Q波とST上昇)との間に有意な相関関係があった。ST上昇と心室瘤との関係が見られた症例が多く、特に心尖部瘤との関係が示唆された。また、Kaplan-Myere生存曲線の解析でも心電図上における異常Q波とST上昇を認めた症例において、ICDの適切作動およびelectrical stormの発生率が有意に高い結果となった。このことは、異常Q波およびST上昇が心室の不整脈基質の易不整脈性を示唆している可能性が考えられた。2. ICD作動とBNP, ANP(神経液性因子)の動向について、当科におけるICD植え込み症例において、除細動前後でBNP、ANPの値を計測し比較した。新規ICD症例に行う除細動閾値試験の前後で採血し、24時間後の時点でも採血した。平均通電出力は21±5Jで前例で2回以上の通電を行った。結果としては、ANPは除細動通電直後が直前、24時間後に比べ有意に高値となり、直前と24時間後の値は有意差はなかった。BNPについては、直前と直後に有意差はなく、24時間後に有意に高値となった。このことは、除細動通電により、心負荷が増したことを示しており、その後の心機能やさらなる不整脈源性に関与する可能性があると思われた。
英文摘要
致死性心室性不整脈の発生予知に関する臨床的検査所見について検討した。<当科における検討>1. 致死性心室性不整脈のelectrical stormと心電図変化との関係:当科で経験した基礎心疾患を有し、植込み型除細動器(ICD)治療を施行した心室性不整脈患者156名を対象に検討した。基礎心疾患の内訳は虚血性心疾患が36%であった。そのうち、心室性不整脈の頻回作動(electrica storm; ES)を呈した症例が26.9%であった。ES発生の有無と基礎心疾患、心機能、抗不整脈薬の投与等との間に相関関係は無かったが、ES発生と心電図所見(異常Q波とST上昇)との間に有意な相関関係があった。ST上昇と心室瘤との関係が見られた症例が多く、特に心尖部瘤との関係が示唆された。また、Kaplan-Myere生存曲線の解析でも心電図上における異常Q波とST上昇を認めた症例において、ICDの適切作動およびelectrical stormの発生率が有意に高い結果となった。このことは、異常Q波およびST上昇が心室の不整脈基質の易不整脈性を示唆している可能性が考えられた。2. ICD作動とBNP, ANP(神経液性因子)の動向について、当科におけるICD植え込み症例において、除細動前後でBNP、ANPの値を計測し比較した。新規ICD症例に行う除細動閾値試験の前後で採血し、24時間後の時点でも採血した。平均通電出力は21±5Jで前例で2回以上の通電を行った。結果としては、ANPは除細動通電直後が直前、24時間後に比べ有意に高値となり、直前と24時間後の値は有意差はなかった。BNPについては、直前と直後に有意差はなく、24時間後に有意に高値となった。このことは、除細動通電により、心負荷が増したことを示しており、その後の心機能やさらなる不整脈源性に関与する可能性があると思われた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1016/j.ijcard.2013.12.121
发表时间:
2014-03
期刊:
International journal of cardiology
影响因子:
3.5
作者:
[A. Sato;Hiroshi Watanabe;K. Sonoda;M. Chinushi;T. Tsuda;D. Izumi;H. Furushima;T. Minamino]
通讯作者:
A. Sato;Hiroshi Watanabe;K. Sonoda;M. Chinushi;T. Tsuda;D. Izumi;H. Furushima;T. Minamino
Shrort-coupling premature ventricular complexes from the left ventricular triggered isoproterenol-resistant electrical storm in a patient with Brugada sydnrome
来自左心室的短耦合室性早搏复合体在布鲁格达综合征患者中引发了异丙肾上腺素抵抗性电风暴
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
Heart Rhythm
影响因子:
5.5
作者:
[Chinushi M, Iijima K, Sato A, Furushima H]
通讯作者:
Furushima H
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