虚血による過活動膀胱発症メカニズムの解明と新規治療法の確立
虚血による過活動膀胱発症メカニズムの解明と新規治療法の確立
批准号:
25861434
负责人:
矢崎 順二
金额:
$2.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2014-03-31
关键词:
中文摘要
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英文摘要
本邦では高齢化に伴い、過活動膀胱の発症は急増し、治療法の確立が急務とされている。近年、膀胱虚血による過活動膀胱(OAB)発症機序が注目されている。これまで我々は世界初の慢性膀胱虚血ラットモデル作成に成功し、OABへの酸化ストレスの関与を解明した。本研究において更に、慢性膀胱虚血ラットを用いてOABの病態を最終的にジャッキさせるとされる求心性神経活動を調べた。新規薬剤としてアンギオテンシンII受容体拮抗薬であるARBに検討を行った。具体的には膀胱虚血ラットにARBの投与を行い、排尿動態、酸化ストレス及び求心性刺激を測定し、改善効果を評価した。平成25年度の研究においては12週齢の雄ラットを使用し、両側総腸骨動脈内皮損傷作成を行い膀胱虚血ラットとした。この方法としては、血管拡張用のカテーテルを用いて総腸骨動脈に挿入、バルーンを擦過し内膜の肥厚と内膜の狭小化を引き起こすものである。実際にこの手術を施行したラットの総腸骨動脈の血管肥厚を組織学的に確認し、膀胱括約筋が過活動膀胱における病態と同様な収縮反応を引き起こすことを証明した。また4週後に特殊なゲージを用いてそれぞれの排尿動態を測定すると、一回排尿量の低下と排尿回数の増加を認め、人間における過活動膀胱患者と同じ排尿障害を呈することを確認した。つぎに求心性の刺激が増加することを確認するため、脊髄L6後角のc-fos発現を検討中である。今後さらにこの総腸骨動脈損傷ラットを用いて、ARB投与を行い、排尿動態に対する改善効果を検討予定である。
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