地下水流が停滞して劣化した沿岸干潟の環境再生技術の確立
地下水流が停滞して劣化した沿岸干潟の環境再生技術の確立
批准号:
08J04714
负责人:
中下 慎也
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
太田川放水路では,2010年4月から,災害時に使用する緊急用河川敷道路の拡張が進められており,干潟環境の保全に配慮した河道断面が計画され,実証実験が行われている.本研究では,河川構造物の効果を考慮した干潟造成技術を開発することを目的としており,今年度は実証実験区施工後の干潟環境,地下水環境を明らかにし,昨年度までの実証実験区施工前の調査結果と比較することで実証実験区の評価を行った.実験区施工により地盤高が約1m増加したため,地下水質,水位変動,干潟に輸送される有機物量(SSflux)が造成前と大きく異なっていることがわかった.水質変動は造成前後で同様の潮汐変動に応じた変動を持つが,地盤高が高いため,小潮期には水質変動が小さくなる.また,地下水位変動は大潮期において造成前は30cm程度であったが,造成後は1mを超えて生じている.干潟に輸送される有機物量は,地盤高の増加に伴う冠水時間の低下により,造成前と比較して1な4程度まで減少した.また,地下水流れを飽和浸透流解析により再現するプログラムを作成し,実験区における地下水位の再現を行った,解析結果の妥当性は理論解と比較することで検討されている.最後にこれまでの研究結果をまとめ,干潟における地下水流れの重要性,地下水流れが干潟環境に及ぼす影響などを明らかにし,強制的に地下水流れを生起させることで底質環境を改善することが可能であることを「河川感潮域における干潟環境の形成機構と改善手法」という論文にまとめた.
英文摘要
太田川放水路では,2010年4月から,災害時に使用する緊急用河川敷道路の拡張が進められており,干潟環境の保全に配慮した河道断面が計画され,実証実験が行われている.本研究では,河川構造物の効果を考慮した干潟造成技術を開発することを目的としており,今年度は実証実験区施工後の干潟環境,地下水環境を明らかにし,昨年度までの実証実験区施工前の調査結果と比較することで実証実験区の評価を行った.実験区施工により地盤高が約1m増加したため,地下水質,水位変動,干潟に輸送される有機物量(SSflux)が造成前と大きく異なっていることがわかった.水質変動は造成前後で同様の潮汐変動に応じた変動を持つが,地盤高が高いため,小潮期には水質変動が小さくなる.また,地下水位変動は大潮期において造成前は30cm程度であったが,造成後は1mを超えて生じている.干潟に輸送される有機物量は,地盤高の増加に伴う冠水時間の低下により,造成前と比較して1な4程度まで減少した.また,地下水流れを飽和浸透流解析により再現するプログラムを作成し,実験区における地下水位の再現を行った,解析結果の妥当性は理論解と比較することで検討されている.最後にこれまでの研究結果をまとめ,干潟における地下水流れの重要性,地下水流れが干潟環境に及ぼす影響などを明らかにし,強制的に地下水流れを生起させることで底質環境を改善することが可能であることを「河川感潮域における干潟環境の形成機構と改善手法」という論文にまとめた.
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会议论文
土砂に埋没したイソシジミの生息に関する基礎研究
埋土鲷鱼栖息地的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
土木学会論文集B2(海岸工学)
影响因子:
--
作者:
[Ayata T, Taniguchi K, et al., 永江修, 中下慎也]
通讯作者:
中下慎也
潮汐に伴う地下水位変動と干潟地盤内における塩分浸入
潮汐和滩涂盐分侵入导致地下水位波动
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
海岸工学論文集 Vol.56
影响因子:
--
作者:
[Ayata T, Taniguchi K, et al., 永江修, 中下慎也, 中下慎也]
通讯作者:
中下慎也
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