線虫の生き残りと寿命に関するNb-hsp12-like遺伝子の機能の解析
線虫の生き残りと寿命に関するNb-hsp12-like遺伝子の機能の解析
批准号:
20659064
负责人:
有薗 直樹
金额:
$2.05万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
Nb-Hsp12遺伝子は、小腸寄生線虫N.brasiliensisのL3幼虫及びTh2依存性排除期の成虫に特異的に発現し線虫の生き残りに関与すると考えられる。昨年度に引き続き同遺伝子の機能解析を行い、以下の結果を得た。1. ゲノムDNAの解析により、Nb-hsp12を含む1942bpの塩基配列を決定した。本遺伝子はalpha-crystallinmotifs3-6を含み、motif 6に続く3'側配列は非常に短くsmall heat shock proteinの特質を備えていた。2. 抗Nb-hsp12抗体による免疫蛍光法により、L3幼虫の頭端近傍に反応を認めたが、全虫体内の局在は明らかにできなかった。ウエスタンブロット法では、L3幼虫及び排除期の成虫にのみ12kDa蛋白の発現を認めた。同蛋白はデタージェント非存在下でも可溶性で、単離したクチクラ分画には局在していなかった。3. 線虫の各種ストレッサーへの5時間の暴露に対して、同遺伝子発現はむしろ減弱した。同遺伝子はIL-13に対して不応性で、IL-13-conditioned IEC-6細胞との共培養に対しても不応性であった。4. Nb排除期ラット小腸へのNb移植実験では、少なくとも5時間内では、同遺伝子の発現増強は見られなかった。一方L3幼虫では、培養の長期化よる培養環境の悪化に対して発現増強したが、培養環境が極めて劣悪化すると、発現が減弱した。以上の結果から、本遺伝子は緩やかに進行するストレスに対して徐々に発現増強するが、短時間のストレスに対しては不応性で、一定限度を超えたストレスに対してはむしろ減弱するという特質が明らかとなった。また、本蛋白は易可溶性の細胞質内蛋白であることが示唆された。今後、本蛋白質の虫体内局在の全体像とともに、線虫の生き残りに関与する機序を明らかにする必要がある。
英文摘要
Nb-Hsp12遺伝子は、小腸寄生線虫N.brasiliensisのL3幼虫及びTh2依存性排除期の成虫に特異的に発現し線虫の生き残りに関与すると考えられる。昨年度に引き続き同遺伝子の機能解析を行い、以下の結果を得た。1. ゲノムDNAの解析により、Nb-hsp12を含む1942bpの塩基配列を決定した。本遺伝子はalpha-crystallinmotifs3-6を含み、motif 6に続く3'側配列は非常に短くsmall heat shock proteinの特質を備えていた。2. 抗Nb-hsp12抗体による免疫蛍光法により、L3幼虫の頭端近傍に反応を認めたが、全虫体内の局在は明らかにできなかった。ウエスタンブロット法では、L3幼虫及び排除期の成虫にのみ12kDa蛋白の発現を認めた。同蛋白はデタージェント非存在下でも可溶性で、単離したクチクラ分画には局在していなかった。3. 線虫の各種ストレッサーへの5時間の暴露に対して、同遺伝子発現はむしろ減弱した。同遺伝子はIL-13に対して不応性で、IL-13-conditioned IEC-6細胞との共培養に対しても不応性であった。4. Nb排除期ラット小腸へのNb移植実験では、少なくとも5時間内では、同遺伝子の発現増強は見られなかった。一方L3幼虫では、培養の長期化よる培養環境の悪化に対して発現増強したが、培養環境が極めて劣悪化すると、発現が減弱した。以上の結果から、本遺伝子は緩やかに進行するストレスに対して徐々に発現増強するが、短時間のストレスに対しては不応性で、一定限度を超えたストレスに対してはむしろ減弱するという特質が明らかとなった。また、本蛋白は易可溶性の細胞質内蛋白であることが示唆された。今後、本蛋白質の虫体内局在の全体像とともに、線虫の生き残りに関与する機序を明らかにする必要がある。
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会议论文
Nb-hspl2遺伝子とNippostrongylus brasiliensis (Nb)の生き残り
Nb-hspl2 基因与巴西圆线虫 (Nb) 的存活
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[K.Takeda, K.Hashimoto, R.Uchikawa, T.Tegoshi, M.Yamada, N.Arizono, 有薗直樹]
通讯作者:
有薗直樹
DOI:
10.1111/j.1365-3024.2010.01200.x
发表时间:
2010-06-01
期刊:
PARASITE IMMUNOLOGY
影响因子:
2.2
作者:
[Takeda, K., Hashimoto, K., Arizono, N.]
通讯作者:
Arizono, N.
抗アセルコリン受容体抗体による重症筋無力症動物モデルの研究
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批准号:57570153
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1982
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负责人:有薗 直樹
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依托单位:
神経毒性リンフォカインの分離同定に関する研究
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批准号:X00210----477206
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.48万
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财政年份:1979
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负责人:有薗 直樹
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依托单位:
脱髄性因子の性質に関する免疫化学的研究
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批准号:X00210----377165
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.24万
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财政年份:1978
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负责人:有薗 直樹
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依托单位:
糞線虫の特異な生活環に影響を与える諸要因の研究
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批准号:X00210----997097
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1974
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负责人:有薗 直樹
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依托单位:
海外基金