格子QCDによる素粒子標準理論の精密検証
格子QCDによる素粒子標準理論の精密検証
批准号:
20740156
负责人:
野秋 淳一
金额:
$1.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
今年度の主な研究はごく簡単に言って、新たに生成されたゲージ配位上で中間子スペクトラムをはじめとした素粒子標準理論の性質を詳細に調べたことである。私の所属する研究グループは業界最大級の大型計算機とアルゴリズムの改良をもってこのゲージ配位を生成した。格子上で厳密にカイラル対称性をもち、かつ現実世界と等しい動的クォークの寄与を含む。得られたデータはこれまでの格子計算とは一線を画す精度を持つ。このデータを解析することで素粒子標準理論の一部であるQCDの性質をさらに深い段階で明らかにし、かつ新しい解析手法を打ち立てることが、今年度に計画されていた最重要課題であった。これらを達成しつつ、さらに別の物理量を計算し、それらの結果を論文にまとめて出版した。さて、最重要課題として掲げたQCDの性質の探求であるが、これは奇しくも今年度のノーベル賞に輝いた南部の理論を検証することに他ならない。南部の自発的対称性の破れにする理論を忠実に模した模型(カイラル有効理論)は中間子の振る舞いを予言するが、これを第一原理的にQCDから再現することがひとつの到達点であった。我々の研究は中間子の質量や崩壊定数といった基礎的物理量について、QCDとカイラル有効理論との整合性をあいまい性を廃して調べた初めての取り組みと言える。結果として、1.カイラル有効理論の一時補正が収束するのは中間子質量にしておよそ450MeV程度までであり、K中間子(500MeV程度の質量)をその枠内で扱うことは不可能である。2.二次補正までを取り入れると、収束範囲は広がり、典型的な格子計算の質量スケールが矛盾なく記述でき、南部理論が再現される。3.解析において、カイラル有効理論における展開パラメータに従来とは異なる選択をすると、はるかに見通しが良い。という3点が明らかになった。以上はすべてフレーバー数2の場合に得られた結果であるが、これをフレーバー数2+1の場合に拡張した場合からも同様の結果を得る。
英文摘要
今年度の主な研究はごく簡単に言って、新たに生成されたゲージ配位上で中間子スペクトラムをはじめとした素粒子標準理論の性質を詳細に調べたことである。私の所属する研究グループは業界最大級の大型計算機とアルゴリズムの改良をもってこのゲージ配位を生成した。格子上で厳密にカイラル対称性をもち、かつ現実世界と等しい動的クォークの寄与を含む。得られたデータはこれまでの格子計算とは一線を画す精度を持つ。このデータを解析することで素粒子標準理論の一部であるQCDの性質をさらに深い段階で明らかにし、かつ新しい解析手法を打ち立てることが、今年度に計画されていた最重要課題であった。これらを達成しつつ、さらに別の物理量を計算し、それらの結果を論文にまとめて出版した。さて、最重要課題として掲げたQCDの性質の探求であるが、これは奇しくも今年度のノーベル賞に輝いた南部の理論を検証することに他ならない。南部の自発的対称性の破れにする理論を忠実に模した模型(カイラル有効理論)は中間子の振る舞いを予言するが、これを第一原理的にQCDから再現することがひとつの到達点であった。我々の研究は中間子の質量や崩壊定数といった基礎的物理量について、QCDとカイラル有効理論との整合性をあいまい性を廃して調べた初めての取り組みと言える。結果として、1.カイラル有効理論の一時補正が収束するのは中間子質量にしておよそ450MeV程度までであり、K中間子(500MeV程度の質量)をその枠内で扱うことは不可能である。2.二次補正までを取り入れると、収束範囲は広がり、典型的な格子計算の質量スケールが矛盾なく記述でき、南部理論が再現される。3.解析において、カイラル有効理論における展開パラメータに従来とは異なる選択をすると、はるかに見通しが良い。という3点が明らかになった。以上はすべてフレーバー数2の場合に得られた結果であるが、これをフレーバー数2+1の場合に拡張した場合からも同様の結果を得る。
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Light meson spectrum with Nf=2+1 dynamical overlap fermions
Nf=2 1 动态重叠费米子的光介子谱
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Proceedings of Science LAT2008
影响因子:
--
作者:
[J. Noaki, et al]
通讯作者:
et al
Chiral properties of light mesons with Nf=2 overlap fermions
Nf=2重叠费米子轻介子的手性性质
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Kaneko, et al, 野秋淳一, J. Noaki, J. Noaki]
通讯作者:
J. Noaki
Lattice Calculation of strong coupling constant from vacuum polarization functions
从真空极化函数强耦合常数的点阵计算
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
ArXiv : 0807.0556 79
影响因子:
--
作者:
[E. Shintani, et al]
通讯作者:
et al
Nf=2+1 オーバーラップ格子 QCD による中間子スペクトラム
Nf=2+1 重叠晶格 QCD 的介子谱
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Kaneko, et al, 野秋淳一]
通讯作者:
野秋淳一
Convergence of the chiral expansion in two flavor lattice QCD
两种风味晶格 QCD 中手性展开式的收敛性
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Physical Review Letters 101
影响因子:
--
作者:
[J. Noaki, et al.]
通讯作者:
et al.
共 9 条
次世代格子ゲージ理論数値シミュレーションコードの開発
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批准号:15K05065
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2015
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负责人:野秋 淳一
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依托单位:
ドメインウォールフェルミオンを用いた格子QCDおよびその熱力学
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批准号:00J05248
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.64万
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财政年份:2000
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负责人:野秋 淳一
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依托单位:
海外基金