離散気泡モデルによる沸騰二相流の熱流動ダイナミクスモデルの構築
離散気泡モデルによる沸騰二相流の熱流動ダイナミクスモデルの構築
批准号:
09J00127
负责人:
網 健行
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
ボイラ,沸騰水型原子炉等の各種沸騰関連機器を設計,運転する際に,限界熱流束が重要な安全基準の一つとなる.限界熱流束は蒸発管内の気液二相流における,気相と液相の幾何学的な配置パターンから形成される流動様式に大きく影響する.特に水平流では,重力と流動方向が異なるため垂直上昇流よりも流動様式は複雑となることに加え,重力による浮力の影響と表面張力のバランスにより間欠流に伴うドライアウトが比較的低クオリティ条件でも発生してしまう危険性がある.このような二相流のダイナミクスに起因する諸問題を解決するために,垂直上昇流を対象にパターンダイナミクスに基づく離散気泡モデルを構築した.これはボイド伝播方程式を基礎式とし,気泡のウェーク効果,気相の圧縮性そして管路との幾何学的整合性に基づいた相再配分を運動量効果として組み込むものである.本離散気泡モデルを水平流に適用する際には,運動量効果となる気相の相対速度および局所圧力損失の変更が必要になる.また,沸騰系に拡張する場合は気相の圧縮性および加速項の考慮が必要になる.以上の変更を適切に行うことで水平等温二相流において,ボイド率の時空間変動特性を得ることができ,気泡流,スラグ流,環状流といった典型的な流動様式に加え,スラグ環状流,波状環状流といった水平流に特有な遷移流れを数値的に実現することができた.また実際に作動流体に二酸化炭素を用いた強制流動沸騰系において,流動観察実験を行うことで水平細管内の流動様式を把握すると伴に,この流動様式の遷移を水平流に拡張した本離散気泡モデルを用いることで上手く再現することができた.そして沸騰水平二相流に適用することでボイド率の時空間変動挙動を得ることができ,沸騰流路中のボイド率が発達する様子を実現することができた.
英文摘要
ボイラ,沸騰水型原子炉等の各種沸騰関連機器を設計,運転する際に,限界熱流束が重要な安全基準の一つとなる.限界熱流束は蒸発管内の気液二相流における,気相と液相の幾何学的な配置パターンから形成される流動様式に大きく影響する.特に水平流では,重力と流動方向が異なるため垂直上昇流よりも流動様式は複雑となることに加え,重力による浮力の影響と表面張力のバランスにより間欠流に伴うドライアウトが比較的低クオリティ条件でも発生してしまう危険性がある.このような二相流のダイナミクスに起因する諸問題を解決するために,垂直上昇流を対象にパターンダイナミクスに基づく離散気泡モデルを構築した.これはボイド伝播方程式を基礎式とし,気泡のウェーク効果,気相の圧縮性そして管路との幾何学的整合性に基づいた相再配分を運動量効果として組み込むものである.本離散気泡モデルを水平流に適用する際には,運動量効果となる気相の相対速度および局所圧力損失の変更が必要になる.また,沸騰系に拡張する場合は気相の圧縮性および加速項の考慮が必要になる.以上の変更を適切に行うことで水平等温二相流において,ボイド率の時空間変動特性を得ることができ,気泡流,スラグ流,環状流といった典型的な流動様式に加え,スラグ環状流,波状環状流といった水平流に特有な遷移流れを数値的に実現することができた.また実際に作動流体に二酸化炭素を用いた強制流動沸騰系において,流動観察実験を行うことで水平細管内の流動様式を把握すると伴に,この流動様式の遷移を水平流に拡張した本離散気泡モデルを用いることで上手く再現することができた.そして沸騰水平二相流に適用することでボイド率の時空間変動挙動を得ることができ,沸騰流路中のボイド率が発達する様子を実現することができた.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Int.J.Heat and Mass Transfer 52
影响因子:
--
作者:
[Park, S.K., 網健行]
通讯作者:
網健行
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Park, S.K., 網健行]
通讯作者:
網健行
沸騰水平二相流におけるボイド率変動挙動(離散気泡モデルによる数値シミュレーション)
沸腾水平两相流中的空隙率波动行为(使用离散气泡模型的数值模拟)
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Park, S.K., 網健行]
通讯作者:
網健行
FLOW BOILING IN HORIZONTAL MINICHANNELS: FLOW PATTERN OF CO 2 AT HIGH PRESSURE
水平微通道中的流动沸腾:高压下 CO 2 的流动模式
DOI:
10.1615/multscientechn.v22.i2.20
发表时间:
2010
期刊:
Multiphase Science and Technology
影响因子:
--
作者:
[M. Ozawa, H. Umekawa, Takeyuki Ami, R. Matsumoto, T. Hara]
通讯作者:
T. Hara
DOI:
10.1016/j.ijmultiphaseflow.2009.04.003
发表时间:
2009-08
期刊:
International Journal of Multiphase Flow
影响因子:
3.8
作者:
[M. Ozawa;Takeyuki Ami;I. Ishihara;H. Umekawa;R. Matsumoto;Yasuhiko Tanaka;Takumi Yamamoto;Yuya Ueda]
通讯作者:
M. Ozawa;Takeyuki Ami;I. Ishihara;H. Umekawa;R. Matsumoto;Yasuhiko Tanaka;Takumi Yamamoto;Yuya Ueda
共 6 条
気泡停滞下における限界熱流束の解明および予測モデルの構築
-
批准号:22K03972
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.08万
-
财政年份:2022
-
负责人:網 健行
-
依托单位:
海外基金