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極低温星間塵表面原子反応によるアミノ酸の生成機構

極低温星間塵表面原子反応によるアミノ酸の生成機構
超冷星际尘埃表面原子反应生产氨基酸的机理
批准号:
09J02374
负责人:
大場 康弘
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
メチルアミンの部分重水素置換体,CH_3ND_2およびCD_3NH_2を用いて,それぞれをH原子およびD原子と反応させ,各置換基のH-DおよびD-H交換速度を求めた。メチルアミンのメチル基のH-D交換,D-H交換,そしてアミノ基のH-D交換,D-H交換速度定数をそれぞれRc_<H-D>,Rc_<D-H>,Rn_<H-D>,Rn_<D-H>とすると,Rc_<H->D > Rc_<D-H> >> Rn_<H-D> > Rn_<D-H>という関係が得られた。同じ置換基のH-DおよびD-H交換速度を比較すると,H-D交換,つまりD濃縮反応のほうが速いことが明らかになった。また,CH_3NH_2全体のH-D交換反応,およびCD_3ND_2全体のD-H交換反応の速度定数をそれぞれR_<H-D>,R_<D-H>,とすると,R_<H-D>〓Rc_<H-D>,R_<D-H>〓Rc_<D-H>という関係が成立した。これはメチル基の水素交換速度がメチルアミン全体の水素交換速度を支配していることを意味する。これは,メチル基・アミノ基の水素交換が同時に起きているためだといえる。メチルアミンのD(H)濃縮反応は,D(H)原子によるH(D)引き抜き反応→D(H)原子付加反応によって進行すると考えられる。たとえば(1)CH_3NH_2 + D→CH_2NH_2 + HD,(2)CH_2NH_2 + D→CH_2DNH_2のように進む。反応(2)はラジカル同士の反応であるため,速やかに進む。一方,反応(1)には分子からH(D)原子を引き抜く際に,2000-5000Kというエネルギー障壁が存在する。~10Kという極低温では反応(1)に必要なエネルギーを得ることは難しく,熱的に反応は進行しない。したがって,反応(1)は量子的なトンネル効果によって進行したと結論できる。本研究で,メチルアミンは水素同位体交換しやすい分子であることがわかった。これは,星間分子雲の重水素濃集モデルで見積もられている最大のD/H原子比(~0.05)と,R_<H-Dと>R_<D-H>の比(R_<H-D>/R_<D-H>たとえば~2at 10K)を考慮すると,星間分子雲でのメチルアミンは水素交換反応によってそのD/H比が10^<-2>オーダーであることを示唆する。これは,星間分子雲に存在するメタノールやホルムアルデヒドの高いD/H比(~10^<-2>-10^<-1>)に匹敵する。いまだメチルアミンの重水素置換体の存在は星間空間で確認されていないが,今後の発見が期待される。
英文摘要
メチルアミンの部分重水素置換体,CH_3ND_2およびCD_3NH_2を用いて,それぞれをH原子およびD原子と反応させ,各置換基のH-DおよびD-H交換速度を求めた。メチルアミンのメチル基のH-D交換,D-H交換,そしてアミノ基のH-D交換,D-H交換速度定数をそれぞれRc_<H-D>,Rc_<D-H>,Rn_<H-D>,Rn_<D-H>とすると,Rc_<H->D > Rc_<D-H> >> Rn_<H-D> > Rn_<D-H>という関係が得られた。同じ置換基のH-DおよびD-H交換速度を比較すると,H-D交換,つまりD濃縮反応のほうが速いことが明らかになった。また,CH_3NH_2全体のH-D交換反応,およびCD_3ND_2全体のD-H交換反応の速度定数をそれぞれR_<H-D>,R_<D-H>,とすると,R_<H-D>〓Rc_<H-D>,R_<D-H>〓Rc_<D-H>という関係が成立した。これはメチル基の水素交換速度がメチルアミン全体の水素交換速度を支配していることを意味する。これは,メチル基・アミノ基の水素交換が同時に起きているためだといえる。メチルアミンのD(H)濃縮反応は,D(H)原子によるH(D)引き抜き反応→D(H)原子付加反応によって進行すると考えられる。たとえば(1)CH_3NH_2 + D→CH_2NH_2 + HD,(2)CH_2NH_2 + D→CH_2DNH_2のように進む。反応(2)はラジカル同士の反応であるため,速やかに進む。一方,反応(1)には分子からH(D)原子を引き抜く際に,2000-5000Kというエネルギー障壁が存在する。~10Kという極低温では反応(1)に必要なエネルギーを得ることは難しく,熱的に反応は進行しない。したがって,反応(1)は量子的なトンネル効果によって進行したと結論できる。本研究で,メチルアミンは水素同位体交換しやすい分子であることがわかった。これは,星間分子雲の重水素濃集モデルで見積もられている最大のD/H原子比(~0.05)と,R_<H-Dと>R_<D-H>の比(R_<H-D>/R_<D-H>たとえば~2at 10K)を考慮すると,星間分子雲でのメチルアミンは水素交換反応によってそのD/H比が10^<-2>オーダーであることを示唆する。これは,星間分子雲に存在するメタノールやホルムアルデヒドの高いD/H比(~10^<-2>-10^<-1>)に匹敵する。いまだメチルアミンの重水素置換体の存在は星間空間で確認されていないが,今後の発見が期待される。
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会议论文
Direct evidence for ammonium ion formation in ice through ultraviolet-induced acid-base reaction of NH_3 with H_3O^+
紫外线诱导 NH_3 与 H_3O^ 酸碱反应在冰中形成铵离子的直接证据
DOI: 10.1088/0004-637x/713/2/906
发表时间: 2010
期刊: Astrophys. J.
影响因子: --
作者: [E-S. Moon, H. Kang, Y. Oba, N. Watanabe, A. Kouchi]
通讯作者: A. Kouchi
Elemental and isotope behavior of macromolecular organic matter from CM chondrites during hydrous pyrloysis.
CM 球粒陨石在含水热解过程中大分子有机物的元素和同位素行为。
DOI: --
发表时间: 2009
期刊: Meteoritics and Planetary Science 44
影响因子: --
作者: [Kaneko, M, Oba Y., Oba Y.]
通讯作者: Oba Y.
極低温表面原子反応による分子雲での分子進化
通过低温表面原子反应进行分子云中的分子演化
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [香内晃, 他]
通讯作者:
Formation of Carbonic Acid (H_2CO_3) by Surface Reactions of Non-energetic OH Radicals with CO Molecules at Low Temperatures
低温下非高能 OH 自由基与 CO 分子的表面反应形成碳酸 (H_2CO_3)
DOI: 10.1088/0004-637x/722/2/1598
发表时间: 2010
期刊: Astrophys. J.
影响因子: --
作者: [Y. Oba, N. Watanabe, A. Kouchi, T. Hama, V. Pirronello]
通讯作者: V. Pirronello
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    原始地球上での核酸合成に関する新展開:地球外からの材料供給の可能性に迫る
    • 批准号:
      21H04501
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
    • 资助金额:
      $27.62万
    • 财政年份:
      2021
    • 负责人:
      大場 康弘
    • 依托单位:
    星間塵表面原子反応によるアミノ酸前駆物質の生成機構
    • 批准号:
      21740386
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
    • 资助金额:
      $1.08万
    • 财政年份:
      2009
    • 负责人:
      大場 康弘
    • 依托单位:
    地球外有機分子の多次元同位体組成解析による化学進化メカニズムの解明
    • 批准号:
      05J03562
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.15万
    • 财政年份:
      2005
    • 负责人:
      大場 康弘
    • 依托单位:
    海外基金