繊維状接着構造形成におけるビネキシンファミリータンパク質の機能解析
繊維状接着構造形成におけるビネキシンファミリータンパク質の機能解析
批准号:
09J02878
负责人:
瀬崎 拓人
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
これまでに、接着斑に局在すると考えられていたアダプター型の接着領域裏打ちタンパク質であるビネキシンが特定の条件下で繊維状接着構造に局在することを見出している。そこで、接着斑と繊維状接着構造形成の決定にアダプター型の接着領域裏打ちタンパク質がどのように関与しているのかを検討している。平成23年度は昨年度に作製したビネキシンとCAPの両方の遺伝子を破壊したダブルノックアウト細胞を用いて、さらにArgBP2の発現も抑制した細胞を作製するために、ArgBPに対するshRNAプラスミドの作製を行った。また、市販されている抗ArgBP2抗体はいずれも正しくArgBP2を認識できなかったため、平成23年度は抗ArgBP2抗体の作製に取り組んだ。作製した抗ArgBP2抗体はタグ付きのArgBP2を細胞に導入することで、正しくArgBP2を認識していることを確認した。これにより、ビネキシンファミリータンパク質を解析するための実験系を構築することに成功した。また、昨年までにビネキシン結合性アダプタータンパク質Dlg5は、TGF-βシグナル経路のうちTGF-β受容体からSmad2/3ではなくp38、JNKへのシグナルを抑制することで細胞の上皮間葉転換を抑制していることを明らかにしてきた。Dlg5の発現を抑制したところE-cadherinの転写調節因子であるSnailの発現量が増加することが分かった。このことから、Dlg5の発現抑制はJNK、p38を活性化し、Snailの発現量を調節することでE-cadherinの発現量を制御している可能性が考えられる。さらにJNK、p38の上流にあるTGF-β受容体の阻害剤で細胞を処理したところ、Dlg5の発現抑制によって誘導される上皮間葉転換が抑えられた。このことから、Dlg5の発現抑制による上皮間葉転換はTGF-β受容体を介したものであることが明らかになった。また293T細胞を用いた共免疫沈降を行ったところ、Dlg5はTGF-βI型受容体と結合することが分かった。以上のことから、Dlg5はTGF-βI型受容体と結合することでTGF-βシグナルを抑え、上皮間葉転換を抑制している可能性が考えられる。
英文摘要
これまでに、接着斑に局在すると考えられていたアダプター型の接着領域裏打ちタンパク質であるビネキシンが特定の条件下で繊維状接着構造に局在することを見出している。そこで、接着斑と繊維状接着構造形成の決定にアダプター型の接着領域裏打ちタンパク質がどのように関与しているのかを検討している。平成23年度は昨年度に作製したビネキシンとCAPの両方の遺伝子を破壊したダブルノックアウト細胞を用いて、さらにArgBP2の発現も抑制した細胞を作製するために、ArgBPに対するshRNAプラスミドの作製を行った。また、市販されている抗ArgBP2抗体はいずれも正しくArgBP2を認識できなかったため、平成23年度は抗ArgBP2抗体の作製に取り組んだ。作製した抗ArgBP2抗体はタグ付きのArgBP2を細胞に導入することで、正しくArgBP2を認識していることを確認した。これにより、ビネキシンファミリータンパク質を解析するための実験系を構築することに成功した。また、昨年までにビネキシン結合性アダプタータンパク質Dlg5は、TGF-βシグナル経路のうちTGF-β受容体からSmad2/3ではなくp38、JNKへのシグナルを抑制することで細胞の上皮間葉転換を抑制していることを明らかにしてきた。Dlg5の発現を抑制したところE-cadherinの転写調節因子であるSnailの発現量が増加することが分かった。このことから、Dlg5の発現抑制はJNK、p38を活性化し、Snailの発現量を調節することでE-cadherinの発現量を制御している可能性が考えられる。さらにJNK、p38の上流にあるTGF-β受容体の阻害剤で細胞を処理したところ、Dlg5の発現抑制によって誘導される上皮間葉転換が抑えられた。このことから、Dlg5の発現抑制による上皮間葉転換はTGF-β受容体を介したものであることが明らかになった。また293T細胞を用いた共免疫沈降を行ったところ、Dlg5はTGF-βI型受容体と結合することが分かった。以上のことから、Dlg5はTGF-βI型受容体と結合することでTGF-βシグナルを抑え、上皮間葉転換を抑制している可能性が考えられる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
クローン病関連タンパク質Dlg5とTGF-βI型受容体の結合部位の同定
克罗恩病相关蛋白Dlg5与TGF-βI型受体结合位点的鉴定
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
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作者:
[瀬崎拓人, 市川尚文, Lucia Tomiyama, 植田和光, 木岡紀幸]
通讯作者:
木岡紀幸
クローン病関連因子Dlg5によるTGF-βシグナル経路の制御
克罗恩病相关因子Dlg5对TGF-β信号通路的调控
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬崎拓人, 稲田康輝, 植田和光, 木岡紀幸]
通讯作者:
木岡紀幸
Crohn's disease associated protein Dlg5/lp-dlg suppresses epithelial mesenchymal transition in LLcPK1.
克罗恩病相关蛋白 Dlg5/lp-dlg 抑制 LLcPK1 中的上皮间质转化。
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬崎拓人, 稲田康輝, 曽我部隆之, 角田久美誉, 植田和光, 木岡紀幸]
通讯作者:
木岡紀幸
国内基金
ArgBP2通过组蛋白修饰抑制ERα转录调控在乳腺癌进展及tamoxifen治疗抵抗中的作用
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批准号:81902694
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:21.0万元
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批准年份:2019
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负责人:佟宇鑫
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依托单位:
Plk2与ArgBP2相互作用在骨肉瘤细胞迁移中的作用及其机制研究
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批准号:31201053
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:23.0万元
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批准年份:2012
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负责人:沈涛
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依托单位:
胃癌中ArgBP2基因差异表达的机制及其功能研究
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批准号:30800415
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:20.0万元
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批准年份:2008
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负责人:李妍
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依托单位: