メキシコ・ユカタン地方におけるユカテクマヤ語とスペイン語の音声学的言語接触
メキシコ・ユカタン地方におけるユカテクマヤ語とスペイン語の音声学的言語接触
批准号:
10J01366
负责人:
大森 裕巳
金额:
$0.9万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
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英文摘要
本研究は、二言語併用話者の増加により言語の接触が進むメキシコ・ユカタン地方において、特にユカテクマヤ語の音声体系に注目して、語彙レベルでのトーンアクセントの実態とそれが文レベルのイントネーションに与える影響を解明し、同地域で共存するスペイン語の韻律体系と比較することを目的としている。平成23年度は、1.第一回現地調査の結果分析、2.第二回現地調査による言語資料収集を行った。1.第一回現地調査の結果分析平成23年4月から8月まで、第一回現地調査で得られた結果の整理、分析を行った。第一回現地調査では、語彙のトーンアクセントの実態を明らかにすることを目的とし、文献調査によってリストアップされた語彙960語を被験者に発音してもらい、それらを記述、録音した。これらを分析した結果、語末の閉鎖音に特徴があることがわかった。また、スペイン語からの借用語の使用が約10%と多かったことも指摘できる。スペイン語から借用された語彙は、元のアクセント体系は保持せずに、ユカテクマヤ語のトーンアクセント体系を用いていることがわかった。さらに、これらの言語資料を、文献調査で得られた結果と比較しながら分析した結果、語彙のトーンアクセントのあらわれ方や個別音声に地域差が存在する可能性が示唆された。これについては、音声学的言語接触を論じる上で非常に重要な要素であるため、第二回現地調査では複数地点で言語資料収集を行う必要があることがわかった。2.第二回現地調査による言語資料収集同年9月から11月までメキシコ合衆国ユカタン州に渡航し、第一回現地調査の際に対象としたユカタン州南部に位置する1村落にて第二回目の現地調査を開始した。第二回現地調査では、1)前回の調査の補足としての語彙の発音の録音、2)単文、複文の書き取りと録音、3)物語や昔話などの長文の録音を目的として行った。村落部での調査の他、首都メリダ市にてユカテクマヤ語の読み書きを教える教育関係者への聞き取り調査を行った。聞き取り調査と現地での調査の結果、現在ユカテクマヤ語を取り巻く教育環境には、バイリンガル教育の理想と実態や正書法に関する研究者間での不一致という点で問題があることがわかった。
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会议论文
ユカテクマヤ語の使用実態と地域方言差の存在
尤卡坦玛雅语的实际使用情况及地区方言差异的存在
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田崎純一, 等, 田崎純一, 大森裕巳]
通讯作者:
大森裕巳
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