感情的な出来事の語りに関する認知発達心理学的研究
感情的な出来事の語りに関する認知発達心理学的研究
批准号:
10J02000
负责人:
尾山 智子
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
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英文摘要
本年度は,大学生27名を対象として面接調査を行い,大学生から得られた,体験したポジティブな出来事とネガティブな出来事についての報告内容を,中学生のデータと比較分析した。その結果を以下に記す;(1)ポジティブ,ネガティブな出来事についての発話量,情報量は,大学生の方が中学生よりも多かった;(2)大学生の方が中学生よりも感情語の言及数が多いが,中学生,大学生ともに,コメントするためだけに感情語を用いるのではなく(例:花がきれいだった),"なぜそのような気持ちになったのか","そう思った結果どうしたのか"を解釈するためにも感情語を用いていた。中学生も,大学生と同じぐらい心的な因果関係を述べており,中学生頃になると,子どもは成人と同じような内省を行うようになるといえよう;(3)中学生は,特に「誰が,何をどのようにした」を自発的に報告していたが,「いつ,どこで」については手がかり(「それはいつのことでした?」などの問いかけ)のある方が報告し易いことがわかった。一方,大学生では,ほぼすべての5W1H情報が自発的に報告されていた;(4)発話のまとめ方(発話構造)について,中学生はポジティブな出来事よりもネガティブな出来事についてより筋道立てて出来事を報告していたが,大学生では,出来事の感情価によって発話の整合性に違いが見られなかった。大学生にもなると,どの出来事についても整合的に話しできるようになると言える。以上をまとめると,全体的に大学生の方が中学生よりも感情的な出来事についてよく語っているが,出来事について内省したり,筋道立てて話を組み立てたりする能力は中学生と大学生で違いは見られず,このような能力は中学生ごろから発達すると考えられる。一方で,話し手の立場に立って,出来事について十分な情報を提供するための能力は中学生以降に向上する可能性が示唆された。
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科研奖励(0)
会议论文
Narratives of Japanese junior high school children about positive and negative events
日本初中生关于积极和消极事件的叙述
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[尾山智子, 尾山智子]
通讯作者:
尾山智子
幼児によるポジティブ,ネガティブな出来事の語り:親が出来事を選定した場合と子どもが出来事を選定した場合
幼儿讲述积极和消极的事件:当父母选择事件时以及孩子何时选择事件
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
発達心理学研究
影响因子:
--
作者:
[尾山智子]
通讯作者:
尾山智子