軌道縮退系特有のフラストレーション効果と量子現象の理論
軌道縮退系特有のフラストレーション効果と量子現象の理論
批准号:
10J02994
负责人:
那須 譲治
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
軌道の持つ特殊な対称性とフラストレーションの効果は統計力学的な問題として興味深いと共に,電荷やスピンなどの他の自由度と結合することで新奇な物性現象を引き起こすことが期待される。我々は強相関系を記述する代表的な模型であるHubbard模型において,軌道自由度を有する場合に対し,強相関極限から摂動展開を行い,4次摂動までの有効ハミルトニアンを導出した。特に軌道自由度の量子性に着目し,解析を行うことで,4次摂動を行うことではじめて現れた磁気八極子間相互作用と通常の四極子間相互作用の競合によって軌道モーメントを抑制されるという新たな描像を提唱した。また,軌道フラストレーションと幾何学的フラストレーションが協力的に働いたときの静的及び動的軌道状態を議論するため,幾何学的フラストレート格子であるチェッカーボード格子上の軌道模型を導入し解析を行っている。平均場近似や古典モンテカルロ法を用いることで,上記の2つのフラストレーションの競合の効果により,3重臨界現象や,軌道秩序のリエントラント的振る舞いが発現することを見出した。この結果は,Journal of Physicsに投稿中である。また,量子モンテカルロ法の計算も含めた結果も来年度に投稿予定である。
英文摘要
軌道の持つ特殊な対称性とフラストレーションの効果は統計力学的な問題として興味深いと共に,電荷やスピンなどの他の自由度と結合することで新奇な物性現象を引き起こすことが期待される。我々は強相関系を記述する代表的な模型であるHubbard模型において,軌道自由度を有する場合に対し,強相関極限から摂動展開を行い,4次摂動までの有効ハミルトニアンを導出した。特に軌道自由度の量子性に着目し,解析を行うことで,4次摂動を行うことではじめて現れた磁気八極子間相互作用と通常の四極子間相互作用の競合によって軌道モーメントを抑制されるという新たな描像を提唱した。また,軌道フラストレーションと幾何学的フラストレーションが協力的に働いたときの静的及び動的軌道状態を議論するため,幾何学的フラストレート格子であるチェッカーボード格子上の軌道模型を導入し解析を行っている。平均場近似や古典モンテカルロ法を用いることで,上記の2つのフラストレーションの競合の効果により,3重臨界現象や,軌道秩序のリエントラント的振る舞いが発現することを見出した。この結果は,Journal of Physicsに投稿中である。また,量子モンテカルロ法の計算も含めた結果も来年度に投稿予定である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Ring-Exchange Interaction in Doubly Degenerate Orbital System
双简并轨道系统中的环交换相互作用
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
Journal of Physical Society of Japan
影响因子:
--
作者:
[Joji Nasu, Sumio Ishihara]
通讯作者:
Sumio Ishihara
異方的な軌道自由度を有する相関電子系のモット転移とその近傍の軌道状態
具有各向异性轨道自由度及其附近轨道态的相关电子系统的莫特跃迁
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[那須譲治, 石原純夫]
通讯作者:
石原純夫
量子情報技術の基盤となる量子スピン系の時空間制御理論の構築
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批准号:24K00563
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2024
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负责人:那須 譲治
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依托单位:
量子スピン液体の準粒子励起を反映した非平衡磁気ダイナミクス
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批准号:19K03742
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2019
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负责人:那須 譲治
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依托单位:
非クラマース状態を持つd電子系における相関効果と電荷ダイナミクス
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批准号:13J07363
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.68万
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财政年份:2013
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负责人:那須 譲治
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依托单位:
海外基金