近代アフガニスタンの国家統合過程 : 19世紀後半~20世紀初頭の対部族政策を中心に
近代アフガニスタンの国家統合過程 : 19世紀後半~20世紀初頭の対部族政策を中心に
批准号:
10J04038
负责人:
登利谷 正人
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
关键词:
中文摘要
平成23年度はまず、昨年度の調査でイギリスの大英図書館とインドの国立公文書館で収集した史料文献の分析を行うことを中心に研究活動を実施した。具体的には大英図書館とインド国立公文書館にて収集した19世紀後半から20世紀初頭にかけての時期のアフガニスタン情勢に関する報告書や書簡史料、日誌等の分析により、カーブルの中央政府による国家統合政策が地方社会の反発やイスラーム勢力による抵抗によって停滞を余儀なくされた状況を1920年代後半に発生した反乱を通じて明らかにした。加えて、同時期の隣接地域であるイギリス統治下のインドとの国境地域において、パシュトゥーン勢力内での「パシュトゥーン・ナショナリズム」の高揚による自治権の拡大と教育・意識改革の動きが生じると、パシュトゥーンを主体とする権力構造を有していたアフガニスタンにもその影響が及んだ。この時期のアフガニスタンと英領インド側のパシュトゥーンとの有機的な関係を分析するために、英領インド側で主導的な役割を果たしていたアブドゥル・ガッファール・ハーンによるパシュトー語の自伝の分析と、アフガニスタンでパシュトゥーン化政策を強力に推し進めたナーデル・シャーに関する年代記史料などの分析を並行して実施した。上記の二つの研究活動によって、19世紀後半から20世紀初頭の時期にアフガニスタン、および英領インドの国境地域において急速に拡大したパシュトゥーンが多様な部族集団から構成された集団でありながら、一つの民族としての意識を促されたことによって、この地域での影響力を拡大していった点や、軍事力のみならず言語や文化の分野にも活動を展開していった状況を一定程度明らかにすることができた。このようなパシュトゥーンの統一的な活動は、各個の部族集団組織や部族社会を保持したままで促進されたため、その後のアフガニスタンにおいて様々な問題を引き起こす要因となった点も同時に明らかとなって点も重要である。
英文摘要
平成23年度はまず、昨年度の調査でイギリスの大英図書館とインドの国立公文書館で収集した史料文献の分析を行うことを中心に研究活動を実施した。具体的には大英図書館とインド国立公文書館にて収集した19世紀後半から20世紀初頭にかけての時期のアフガニスタン情勢に関する報告書や書簡史料、日誌等の分析により、カーブルの中央政府による国家統合政策が地方社会の反発やイスラーム勢力による抵抗によって停滞を余儀なくされた状況を1920年代後半に発生した反乱を通じて明らかにした。加えて、同時期の隣接地域であるイギリス統治下のインドとの国境地域において、パシュトゥーン勢力内での「パシュトゥーン・ナショナリズム」の高揚による自治権の拡大と教育・意識改革の動きが生じると、パシュトゥーンを主体とする権力構造を有していたアフガニスタンにもその影響が及んだ。この時期のアフガニスタンと英領インド側のパシュトゥーンとの有機的な関係を分析するために、英領インド側で主導的な役割を果たしていたアブドゥル・ガッファール・ハーンによるパシュトー語の自伝の分析と、アフガニスタンでパシュトゥーン化政策を強力に推し進めたナーデル・シャーに関する年代記史料などの分析を並行して実施した。上記の二つの研究活動によって、19世紀後半から20世紀初頭の時期にアフガニスタン、および英領インドの国境地域において急速に拡大したパシュトゥーンが多様な部族集団から構成された集団でありながら、一つの民族としての意識を促されたことによって、この地域での影響力を拡大していった点や、軍事力のみならず言語や文化の分野にも活動を展開していった状況を一定程度明らかにすることができた。このようなパシュトゥーンの統一的な活動は、各個の部族集団組織や部族社会を保持したままで促進されたため、その後のアフガニスタンにおいて様々な問題を引き起こす要因となった点も同時に明らかとなって点も重要である。
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「アフガニスタン近代史」の成立過程
《阿富汗近代史》的形成过程
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[NARIKAWA, Takahiro, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 山田庸公, 成川岳大(訳), 岡田泰和, 成川岳大(訳), 山田庸公, 岡田泰和, Takahiro Narikawa, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人]
通讯作者:
登利谷正人
国境地域から見たパキスタン・アフガニスタンの政治情勢
从边境地区看巴基斯坦和阿富汗的政治局势
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
アジ研ワールド・トレンド
影响因子:
--
作者:
[NARIKAWA, Takahiro, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 山田庸公, 成川岳大(訳), 岡田泰和, 成川岳大(訳), 山田庸公, 岡田泰和, Takahiro Narikawa, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 登利谷正人]
通讯作者:
登利谷正人
Afghanistan as a Buffer State between Regional Powers in the Late 19th Century
阿富汗作为 19 世纪末地区大国之间的缓冲国
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[NARIKAWA, Takahiro, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 山田庸公, 成川岳大(訳), 岡田泰和, 成川岳大(訳), 山田庸公, 岡田泰和, Takahiro Narikawa, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人]
通讯作者:
登利谷正人
アフガニスタン・英領インド国境間のパシュトゥーン小勢力
阿富汗和英属印度边境之间的普什图小派系
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[NARIKAWA, Takahiro, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 山田庸公, 成川岳大(訳), 岡田泰和, 成川岳大(訳), 山田庸公, 岡田泰和, Takahiro Narikawa, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人, 登利谷正人]
通讯作者:
登利谷正人
Patterns in the Legitimacy of Rule in Modern Afghanistan and Its Neighboring Areas
现代阿富汗及其周边地区的统治合法性模式
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[NARIKAWA, Takahiro, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 岡田泰和, 成川岳大, 山田庸公, 山田庸公, 成川岳大(訳), 岡田泰和, 成川岳大(訳), 山田庸公, 岡田泰和, Takahiro Narikawa, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 岡田泰和, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 成川岳大, 登利谷正人, 登利谷正人]
通讯作者:
登利谷正人
共 7 条
アフガニスタン・パキスタン境域における政治・社会運動の歴史的動態に関する研究
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批准号:24K15427
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:登利谷 正人
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依托单位:
アフガニスタン・パキスタンにおけるパシュトゥーンの社会運動と政治動態
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批准号:20J00435
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2020
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负责人:登利谷 正人
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依托单位:
海外基金