课题基金 / 基金详情

近代日本言語制度をめぐる作家とメディアの相関性の研究―井伏鱒二における言語の規範

近代日本言語制度をめぐる作家とメディアの相関性の研究―井伏鱒二における言語の規範
现代日语语言体系中作家与媒体的相关性研究——井布濑益二的语言规范
批准号:
10J04977
负责人:
塩野 加織
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本年度は以下2つの主題に沿って調査および考察を進めた結果、それぞれ次のような成果を得た。第一のテーマは、昨年度より継続して調査を進めている大正期日本の翻訳状況と井伏鱒二の相関性についてである。これは、昨年度に行なった学会発表を土台としたうえで、さらに大正末期の若手作家志望者らによる翻訳出版状況の整理と、日本におけるズーダーマン翻訳の変遷、各訳者による翻訳規範と言語観の相互性、それぞれについてさらに詳しい資料調査を行なった。とくに昨年度末から今年度5月にかけては集中的に国内および在米の翻訳文献資料を収集調査し、その考察を論文にまとめて発表した。これは、査読審査制の全国学術誌に投稿して採用され、機関誌へ掲載された。第二のテーマは、GHQ占領下における日本語の表記制度(「現代かなつかい」「当用漢字表」および日本語のローマ字化問題)が作家たちの創作行為へ及ぼす影響関係についてである。このうち日本語のローマ字化問題に関しては、当時の言語制度改革には、GHQの要請で日本へ派遣されたアメリカ教育使節団(第一次、第二次)の存在が強く影響していることに注目して調査を進めた。その結果、教育使節団の報告書内容が、占領下出版制度によって流通促進されていたこと、さらに当時の言説の中に、検閲を通して浸透していったことをつきとめた。この成果は論文にまとめ、バイリンガル出版の研究書籍へ収録された。次に、1946年に制度改定された「現代かなつかい」「当用漢字表」について、当時の作家たちの創作行為とどのような相関関係があるのかを考察した。この表記制度が決定・実施されて以降、様々な場で作家たちによる非難の声が相次ぐのだが、なかには自らの創作を通じて表記制度を批判的に論じようとする取り組みが試みられていた。しかもその結果、出版メディアが作家の意思を尊重する姿勢に転じたり、表記制度自体の再検討を促す向きが生じていたことがわかった。これらの事実からは、表記制度が作家の執筆活動を束縛拘束する桎梏である反面、批評生産的な事象であったことが明らかとなった。この成果は論文にまとめ、研究論文書籍へ収録された.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
井伏鱒二『父の罪』-焼跡に建築された翻訳の諸相-
井房益二的《父亲的罪孽》——建立在火灾废墟上的翻译方面——
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Shigeyuki Magi, Tetsuo Shitara, Yasushi Takemoto, Masato Sawada, Mitsuhiro Kitagawa, Etsu Tashiro, Yoshikazu Takahashi, Masaya Imoto, 辻村(伊藤)貴子, 塩野加織]
通讯作者: 塩野加織
問われ続ける「日常」の地平-井伏鱒二『花の町』論
“日常生活”的地平线持续受到质疑——井房益二的“花之町”理论
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: 日本文学
影响因子: --
作者: [辻村(伊藤)貴子, 吉田謙一, 塩野加織, 辻村(伊藤)貴子, 塩野加織, 辻村(伊藤)貴子, 塩野加織, 辻村(伊藤)貴子, 塩野加織]
通讯作者: 塩野加織
中野重治「批評の人間性」-注釈をめぐる3つの視点
中野重晴《批评的人性》——评论的三种视角
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [吉田謙一, 辻村(伊藤)貴子, 塩野加織]
通讯作者: 塩野加織
ローマ字化勧告をめぐる「誤解」-石黒修の検閲事例から
围绕罗马化建议的“误解”——以石黑修审查制度为例
DOI: --
发表时间: 2012
期刊: 検閲・メディア・文学-江戸から明治まで
影响因子: --
作者: [辻村(伊藤)貴子, 吉田謙一, 塩野加織]
通讯作者: 塩野加織
6