リーリンシグナルと細胞外環境への応答に着目した大脳皮質神経細胞移動終了過程の解析
リーリンシグナルと細胞外環境への応答に着目した大脳皮質神経細胞移動終了過程の解析
批准号:
10J05054
负责人:
関根 克敏
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
哺乳類の大脳皮質は神経細胞が整然と並んだ6層構造を呈し、この層構造が大脳皮質の高度な機能を発揮する上での基盤となる。この層構造は最終配置部位から遠く離れた部位で誕生した神経細胞が、複雑な形態変化をしつつ移動することによって作られていくが、移動神経細胞がいかにして最終配置部位に定着するのかのメカニズムは明らかになっていない。本研究では神経細胞の配置に必須な細胞外分子であるリーリンが、移動神経細胞の挙動をいかに制御するかに着目した。我々はまず、リーリンの作用によって活性化される細胞内タンパク質Dab1を移動神経細胞でノックダウンした場合、移動の最終段階(terminal translocation)が特異的に障害されることを見出した。また細胞移動のタイムラプス観察および発生期大脳皮質の組織学的解析から、移動の最終段階が見られる部位が、組織学的に異なる部位であることを見出し、あらたに原皮質帯(primitive cortical zone;PCZ)と命名した。そしてPCZの中でリーリンシグナル依存的に細胞の配置が行われることを連続子宮内電気穿孔法によって明らかにした。さらにリーリンシグナルによるPCZへの進入のメカニズムをin vivoで解析した結果、リーリンが細胞内のシグナル経路(Dab1-Crk/CrkL-C3G-Rap1経路)を活性化することで、細胞接着分子であるインテグリン(integrin α5β1)を活性化することを見出した。また、リーリンによるインテグリンの活性化によって発生期大脳皮質に局在するフィプロネクチンへの接着が亢進することが、移動神経細胞の移動様式の変換と細胞の最終配置部位の決定に重要であることが示唆された。以上の結果は神経細胞の配置メカニズムを明らかにしたものであり、将来の移植を用いた再生医学等の発展においても重要な基盤となると考えられる。
英文摘要
哺乳類の大脳皮質は神経細胞が整然と並んだ6層構造を呈し、この層構造が大脳皮質の高度な機能を発揮する上での基盤となる。この層構造は最終配置部位から遠く離れた部位で誕生した神経細胞が、複雑な形態変化をしつつ移動することによって作られていくが、移動神経細胞がいかにして最終配置部位に定着するのかのメカニズムは明らかになっていない。本研究では神経細胞の配置に必須な細胞外分子であるリーリンが、移動神経細胞の挙動をいかに制御するかに着目した。我々はまず、リーリンの作用によって活性化される細胞内タンパク質Dab1を移動神経細胞でノックダウンした場合、移動の最終段階(terminal translocation)が特異的に障害されることを見出した。また細胞移動のタイムラプス観察および発生期大脳皮質の組織学的解析から、移動の最終段階が見られる部位が、組織学的に異なる部位であることを見出し、あらたに原皮質帯(primitive cortical zone;PCZ)と命名した。そしてPCZの中でリーリンシグナル依存的に細胞の配置が行われることを連続子宮内電気穿孔法によって明らかにした。さらにリーリンシグナルによるPCZへの進入のメカニズムをin vivoで解析した結果、リーリンが細胞内のシグナル経路(Dab1-Crk/CrkL-C3G-Rap1経路)を活性化することで、細胞接着分子であるインテグリン(integrin α5β1)を活性化することを見出した。また、リーリンによるインテグリンの活性化によって発生期大脳皮質に局在するフィプロネクチンへの接着が亢進することが、移動神経細胞の移動様式の変換と細胞の最終配置部位の決定に重要であることが示唆された。以上の結果は神経細胞の配置メカニズムを明らかにしたものであり、将来の移植を用いた再生医学等の発展においても重要な基盤となると考えられる。
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大脳皮質形成過程におけるRap1依存的な神経細胞移動の局面
大脑皮层形成过程中 Rap1 依赖性神经元迁移的各个方面
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[関根克敏, 川内健史, 久保健一郎, 本田岳夫, 仲嶋一範]
通讯作者:
仲嶋一範
DOI:
10.1523/jneurosci.0650-11.2011
发表时间:
2011-06-22
期刊:
JOURNAL OF NEUROSCIENCE
影响因子:
5.3
作者:
[Sekine, Katsutoshi, Honda, Takao, Nakajima, Kazunori]
通讯作者:
Nakajima, Kazunori
DOI:
10.1523/jneurosci.0486-10.2010
发表时间:
2010-08-18
期刊:
JOURNAL OF NEUROSCIENCE
影响因子:
5.3
作者:
[Kubo, Ken-ichiro, Honda, Takao, Nakajima, Kazunori]
通讯作者:
Nakajima, Kazunori
発生期大脳皮質の皮質板の最表層は神経細胞移動様式の変化と"inside-out"型の層構造形成に重要である
发育中的大脑皮层中皮质板的最外层对于神经元迁移模式的变化和“由内而外”型分层结构的形成非常重要。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[関根克敏, 本田岳夫, 川内健史, 久保健一郎, 仲嶋一範]
通讯作者:
仲嶋一範
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Reelin通过巨噬细胞和内皮细胞中Dab1调节炎症及血管再生促进周围神经再生研究
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批准号:82301575
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2023
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负责人:王江波
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依托单位:
RELN基因调控Src/Dab1/mTOR轴介导的GnRH神经元过度自噬在IHH中的发病机制研究
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批准号:--
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2022
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负责人:陈胤伟
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依托单位:
巨噬细胞迁移抑制因子MIF通过Dab1阻碍围术期脑卒中后神经血管单元的重建
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批准号:81901985
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:20.0万元
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批准年份:2019
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负责人:宣伟
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依托单位:
基于EndoMT探讨HECW2可变剪接通过抑制Dab1信号调控血管-神经通信在睡眠剥夺致术后慢性疼痛中的作用机制
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批准号:81971044
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项目类别:面上项目
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资助金额:55.0万元
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批准年份:2019
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负责人:马正良
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依托单位:
Dab1在乳腺癌发生发展中的作用及分子机制研究
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批准号:81502516
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:18.0万元
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批准年份:2015
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负责人:曹让娟
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依托单位:
DCC/Dab1在胼胝体发育中的作用研究
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批准号:31171042
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项目类别:面上项目
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资助金额:55.0万元
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批准年份:2011
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负责人:朱筱娟
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依托单位: