课题基金 / 基金详情

構成物質インセドニンの合成及び化学生物学的研究

構成物質インセドニンの合成及び化学生物学的研究
成分吲哚宁的合成及化学生物学研究
批准号:
10J05820
负责人:
大谷 鷹士
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
インセドニンは、2008年に慶應義塾大学の井本正哉教授らによって単離された複雑な高次構造を有する天然生理活性物質である。インセドニンは、その生理活性としてアポトーシス抑制タンパク質であるBcl-2およびBcl-xLに対する特異な阻害活性を示すため、がん化学療法における薬剤耐性を克服する新薬のリード化合物としてのみならず、細胞機能解明のための分子プローブとしても注目されている。私は、インセドニンを、その特徴的な部分構造を有する3つのセグメントから合成する高効率的な戦略を立案し、昨年に引き続きインセドニン(1)の合成研究を展開した。前年度までに、インセドニンの非糖部分である天然物インセドナムの全合成を達成しているため、本年度は、インセドニンの特徴的な二糖鎖部分に含まれ、一般的に立体選択的な構築が難しいとされる2-デオキシβ-グリコシド部分の構築について検討を行った。その結果、新たに開発した、糖供与体の4位置換基による遠隔基関与を利用したグリコシル化反応を用いることで、高収率かつ高選択的に目的のデオシキβ-グリコシド結合を構築することに成功した。また、こうして合成した中間体から、インセドニンの二糖鎖部分に相当する二種類の糖供与体の合成を達成し、種々のモデルアグリコンを用いて、反応性の検討を行った結果、o-ヘキシニルベンゾエートを脱離基とした糖供与体がインセドニンの合成において有用な反応性を示すことを明らかにした。一方、アグリコン部分に相当するインセドナムについては、誘導体合成を指向した別の合成経路として、閉環メタセシスによる24員環の構築を鍵段階とした合成ルートの検討を行った。種々のルテニウム触媒による条件を検討した結果、高いメタセシス活性を有することで知られるGrela触媒を用いた条件において望む環化反応が進行し、新たなインセドナムの合成経路を確立することに成功した。
英文摘要
インセドニンは、2008年に慶應義塾大学の井本正哉教授らによって単離された複雑な高次構造を有する天然生理活性物質である。インセドニンは、その生理活性としてアポトーシス抑制タンパク質であるBcl-2およびBcl-xLに対する特異な阻害活性を示すため、がん化学療法における薬剤耐性を克服する新薬のリード化合物としてのみならず、細胞機能解明のための分子プローブとしても注目されている。私は、インセドニンを、その特徴的な部分構造を有する3つのセグメントから合成する高効率的な戦略を立案し、昨年に引き続きインセドニン(1)の合成研究を展開した。前年度までに、インセドニンの非糖部分である天然物インセドナムの全合成を達成しているため、本年度は、インセドニンの特徴的な二糖鎖部分に含まれ、一般的に立体選択的な構築が難しいとされる2-デオキシβ-グリコシド部分の構築について検討を行った。その結果、新たに開発した、糖供与体の4位置換基による遠隔基関与を利用したグリコシル化反応を用いることで、高収率かつ高選択的に目的のデオシキβ-グリコシド結合を構築することに成功した。また、こうして合成した中間体から、インセドニンの二糖鎖部分に相当する二種類の糖供与体の合成を達成し、種々のモデルアグリコンを用いて、反応性の検討を行った結果、o-ヘキシニルベンゾエートを脱離基とした糖供与体がインセドニンの合成において有用な反応性を示すことを明らかにした。一方、アグリコン部分に相当するインセドナムについては、誘導体合成を指向した別の合成経路として、閉環メタセシスによる24員環の構築を鍵段階とした合成ルートの検討を行った。種々のルテニウム触媒による条件を検討した結果、高いメタセシス活性を有することで知られるGrela触媒を用いた条件において望む環化反応が進行し、新たなインセドナムの合成経路を確立することに成功した。
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会议论文
抗生物質インセドニンの合成研究:インセドニンアグリコン、インセドナムの全合成
抗生素Insedonin的合成研究:Insedonin苷元和Insedonam的全合成
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [大谷鷹士, 塚本真也, 神田浩史, 三沢憲佑, 浦川慶史, 藤巻貴宏, 井本正哉, 高橋良和, 高橋大介, 戸嶋一敦]
通讯作者: 戸嶋一敦
閉環メタセシス反応を鍵段階とするインセドナムの全合成研究
以闭环复分解反应为关键步骤的石景全合成研究
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [塚本真也, 大谷鷹士, 神田浩史, 高橋大介, 戸嶋一敦]
通讯作者: 戸嶋一敦
Synthetic studies of a novel antibiotic, incednine
新型抗生素incednine的合成研究
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Takashi Ohtani, Shohei Sakai, Akira Takada, Daisuke Takahashi, Kazunobu Toshima]
通讯作者: Kazunobu Toshima
Total synthesis of incednam, the aglycon of incednine
incednam 的全合成,incednine 的苷元
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: Organic Letters
影响因子: 5.2
作者: [Ohtani, T.; Tsukamoto, S.; Kanda, H.; Misawa, K.; Urakawa, Y.; Fujimaki, T.; Imoto, M.; Takahashi, Y.; Takahashi, D.; Toshima, K.]
通讯作者: K.
共 6 条