主張性の4要件理論の確証―トレーニング・プログラムの開発を中心として―
主張性の4要件理論の確証―トレーニング・プログラムの開発を中心として―
批准号:
10J06946
负责人:
松見 麻美 (渡部 麻美)
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
本研究の目的は次の3点である。第1の目的は4要件相互の関連の様相が実際の対人場面における認知・行動に与える影響を明らかにすること、第2の目的は4要件理論に基づく主張性トレーニングを確立すること、第3の目的は主張性研究領域・社会的スキル研究領域における、主張性の4要件理論の理論的位置づけを明らかにすることである。なお本研究では、主張性を「(1)素直な表現」「(2)情動制御」「(3)他者配慮」「(4)主体性」の4つの要件の視点から捉える。平成23年度は、第1の目的のための質問紙調査、第2の目的のためのトレーニング・プログラムの修正、第3の目的のための文献研究と質問紙調査、およびこれまでの研究をまとめた論文の執筆と投稿に取り組んだ。1.大学生94名に対して大学生が考える望ましい自己表現のあり方を検討することを目的とした質問紙調査を行った。その結果、相手の感情や状況に過剰に配慮せず、自らの意志に基づいて率直な自己表現をすることが望ましいと考えられていることが明らかになった。また、回答者自身の達成動機と親和動機及び他者意識についても測定したところ、大学生が考える望ましい自己表現には、自らの納得できることを成し遂げたいという動機と他者の内面に気を配る傾向が影響を及ぼしていた。2.すでに作成されていた「(3)他者配慮」と「(4)主体性」の内容を含むトレーニングのプログラムを大学生の集団に適用しやすく改編した。3.(1)主張性と攻撃性との概念上の相違に関する文献を整理したところ、両概念の弁別にあたっては、自己表現行動の背景にある欲求や動機づけの検討、行動の適切性の検討が必要になると考えられた。(2)大学生386名に対して、主張性の背後に存在すると仮定される相互尊重欲求と自己や適応との関連を明らかにするための質問紙調査を行った。友人の意見や行動に同調しようとする欲求ではなく、自他相互の意見を尊重し合いたいという欲求が、友人関係における適応感や肯定的な自己の捉え方を促進することが明らかになった。4.これまでに実施した研究を2件の論文として投稿した。一件は、主張性の4要件と攻撃性との間の曲線的な関連を明らかにした論文であり、主張性の4要件を測定する尺度の改訂版を作成し、4要件が攻撃性を介して精神的健康に及ぼす影響を検討した論文であった。
英文摘要
本研究の目的は次の3点である。第1の目的は4要件相互の関連の様相が実際の対人場面における認知・行動に与える影響を明らかにすること、第2の目的は4要件理論に基づく主張性トレーニングを確立すること、第3の目的は主張性研究領域・社会的スキル研究領域における、主張性の4要件理論の理論的位置づけを明らかにすることである。なお本研究では、主張性を「(1)素直な表現」「(2)情動制御」「(3)他者配慮」「(4)主体性」の4つの要件の視点から捉える。平成23年度は、第1の目的のための質問紙調査、第2の目的のためのトレーニング・プログラムの修正、第3の目的のための文献研究と質問紙調査、およびこれまでの研究をまとめた論文の執筆と投稿に取り組んだ。1.大学生94名に対して大学生が考える望ましい自己表現のあり方を検討することを目的とした質問紙調査を行った。その結果、相手の感情や状況に過剰に配慮せず、自らの意志に基づいて率直な自己表現をすることが望ましいと考えられていることが明らかになった。また、回答者自身の達成動機と親和動機及び他者意識についても測定したところ、大学生が考える望ましい自己表現には、自らの納得できることを成し遂げたいという動機と他者の内面に気を配る傾向が影響を及ぼしていた。2.すでに作成されていた「(3)他者配慮」と「(4)主体性」の内容を含むトレーニングのプログラムを大学生の集団に適用しやすく改編した。3.(1)主張性と攻撃性との概念上の相違に関する文献を整理したところ、両概念の弁別にあたっては、自己表現行動の背景にある欲求や動機づけの検討、行動の適切性の検討が必要になると考えられた。(2)大学生386名に対して、主張性の背後に存在すると仮定される相互尊重欲求と自己や適応との関連を明らかにするための質問紙調査を行った。友人の意見や行動に同調しようとする欲求ではなく、自他相互の意見を尊重し合いたいという欲求が、友人関係における適応感や肯定的な自己の捉え方を促進することが明らかになった。4.これまでに実施した研究を2件の論文として投稿した。一件は、主張性の4要件と攻撃性との間の曲線的な関連を明らかにした論文であり、主張性の4要件を測定する尺度の改訂版を作成し、4要件が攻撃性を介して精神的健康に及ぼす影響を検討した論文であった。
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朝倉実践心理学講座第8巻「対人関係と恋愛・友情の心理学」
朝仓实用心理学教程第8卷《人际关系与爱情/友谊的心理学》
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北崎訓, 古閑一憲, 白谷正治, 林信哉, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美, 堀洋道, 松井豊]
通讯作者:
松井豊
ひきこもり親和群の下位類型-ひきこもりへの移行可能性に注目して-
蛰居族亲和群体的一个亚型 - 关注向蛰居族过渡的可能性 -
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
筑波大学心理学研究
影响因子:
--
作者:
[北崎訓, 古閑一憲, 白谷正治, 林信哉, 渡部麻美, 渡部麻美]
通讯作者:
渡部麻美
ひきこもりおよびひきこもり親和性を規定する要因の検討
探究决定蛰居族和蛰居族亲和力的因素
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
心理学研究
影响因子:
--
作者:
[北崎訓, 古閑一憲, 白谷正治, 林信哉, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美]
通讯作者:
渡部麻美
高校生時と大学生時における主張性の4要件と友人関係満足感との関連
高中生和大学生自信与友谊满意度的四个要求之间的关系
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
対人社会心理学研究
影响因子:
--
作者:
[北崎訓, 古閑一憲, 白谷正治, 林信哉, 渡部麻美]
通讯作者:
渡部麻美
高校生の主張性の4要件と友人関係における行動および適応との関連
高中生自信与行为四项要求与友谊关系适应的关系
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
心理学研究
影响因子:
--
作者:
[北崎訓, 古閑一憲, 白谷正治, 林信哉, 渡部麻美, 渡部麻美, 渡部麻美]
通讯作者:
渡部麻美
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