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分子モーターキネシンの一方向性運動メカニズムの解明

分子モーターキネシンの一方向性運動メカニズムの解明
分子运动驱动蛋白单向运动机制的阐明
批准号:
10J08334
负责人:
磯島 広
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
キネシンは、微小管上を二足歩行して運動する分子モータータンパク質である。キネシンの一方向性運動の仕組みとして「構造変化説」と「選択的結合説」の2つが提案されているが、具体的な仕組みはわかっていない。これまでのネックリンカー伸張変異体を用いた私の過去の研究成果において、「選択的結合説」を支持するモデルを考案したが、モデルを検証するためには、キネシンの構造変化をマイクロ秒オーダーかつナノメートル精度という高時間・高空間分解能で計測する必要があった。本年度はキネシン頭部の動きを高時間分解能で観察するために、全反射型暗視野顕微鏡を用いて金粒子の散乱光をS/N良く検出することで時間分解能55マイクロ秒かつ位置精度約1.3nmを実現することに成功した。この系を用いて金粒子で標識したキネシン頭部のATP存在下の動きを観察したところ、運動方向には16nmの離散的なステップが見られ、一方、運動と垂直な方向にはステップ直前に揺らぎの一時的な増大が見られた(Unbound状態)。ATP濃度を下げると揺らぎの増大する時間も長くなったことから、ATP待ちは片方の頭部が浮いた状態であるという過去の知見と一致する。また、Unbound状態の揺らぎの分布を調べたところ結合サイトに対して常に右側で広い範囲揺らいでいた。この結果'は、キネシンの構造を反映している。さらに、金粒子の揺らぎは前後の結合サイトにアクセスできるほど広い分布を示しており、「選択的結合説」を支持している。これらの結果は、キネシンは揺らぎを無理矢理制御するのではなく、揺らぎを巧みに利用しながら一方向性を生み出すという分子モーター特有の機構を持っていることを示している。これはキネシンの運動機構の理解に貢献するにとどまらず、タンパク質が方向性のないブラウン運動から方向性ある運動を効率よく生み出すという生命のエネルギー変換機構の本質に迫るものであり、その学術的価値は高い。
英文摘要
キネシンは、微小管上を二足歩行して運動する分子モータータンパク質である。キネシンの一方向性運動の仕組みとして「構造変化説」と「選択的結合説」の2つが提案されているが、具体的な仕組みはわかっていない。これまでのネックリンカー伸張変異体を用いた私の過去の研究成果において、「選択的結合説」を支持するモデルを考案したが、モデルを検証するためには、キネシンの構造変化をマイクロ秒オーダーかつナノメートル精度という高時間・高空間分解能で計測する必要があった。本年度はキネシン頭部の動きを高時間分解能で観察するために、全反射型暗視野顕微鏡を用いて金粒子の散乱光をS/N良く検出することで時間分解能55マイクロ秒かつ位置精度約1.3nmを実現することに成功した。この系を用いて金粒子で標識したキネシン頭部のATP存在下の動きを観察したところ、運動方向には16nmの離散的なステップが見られ、一方、運動と垂直な方向にはステップ直前に揺らぎの一時的な増大が見られた(Unbound状態)。ATP濃度を下げると揺らぎの増大する時間も長くなったことから、ATP待ちは片方の頭部が浮いた状態であるという過去の知見と一致する。また、Unbound状態の揺らぎの分布を調べたところ結合サイトに対して常に右側で広い範囲揺らいでいた。この結果'は、キネシンの構造を反映している。さらに、金粒子の揺らぎは前後の結合サイトにアクセスできるほど広い分布を示しており、「選択的結合説」を支持している。これらの結果は、キネシンは揺らぎを無理矢理制御するのではなく、揺らぎを巧みに利用しながら一方向性を生み出すという分子モーター特有の機構を持っていることを示している。これはキネシンの運動機構の理解に貢献するにとどまらず、タンパク質が方向性のないブラウン運動から方向性ある運動を効率よく生み出すという生命のエネルギー変換機構の本質に迫るものであり、その学術的価値は高い。
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会议论文
高時間分解能暗視野顕微鏡を用いたキネシン頭部の前方へのステップの観察
使用高时间分辨率暗视野显微镜观察驱动蛋白头的前进步骤
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [安立奈緒子, 山川洋一, 柳有起, 大野義章, 磯島広]
通讯作者: 磯島広
Direct observation of the forward stepping motion of kinesin-1 using dark-field microscopy with 50-us temporal resolution
使用时间分辨率为 50 us 的暗视野显微镜直接观察驱动蛋白 1 的向前步进运动
DOI: --
发表时间: 2013
期刊:
影响因子: --
作者: [古木隆生, 櫻井実, Hiroshi Isojima]
通讯作者: Hiroshi Isojima
キネシン頭部の選択的な前方着地におけるネックリンカーの役割
颈部连接器在驱动蛋白头选择性向前着陆中的作用
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Iharada, M., Miyaji, T., Fujimoto, T., Hiasa,M., Anzai, N., Omote, H., and Moriyama, Y, 磯島広]
通讯作者: 磯島広
The neck linker docking is not required for kinesin-1 to take a step forward.
kinesin-1 向前迈出一步不需要颈部连接器对接。
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [島圭介, 辻敏夫, 吉栖正生, 磯島広]
通讯作者: 磯島広
共 6 条
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