课题基金 / 基金详情

エビ類の生活史戦略と遺伝的多様性の関係を探る-クロザコエビ属をモデルとして-

エビ類の生活史戦略と遺伝的多様性の関係を探る-クロザコエビ属をモデルとして-
探索虾的生活史策略与遗传多样性之间的关系——以菊属为模型——
批准号:
11J00036
负责人:
藤田 純太
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
本研究では、日本海深海部に分布するクロザコエビ属3種(浅い方から順に、ヒメクロザコエビArgis hozawai、クロザコエビA.lar、トゲザコエビA.toyamaesis)を対象として、集団遺伝学的手法により種間の海域間分散能力を比較することを目的とした。ヒメクロザコエビとクロザコエビは小卵多産型で北太平洋海域まで広く分布するのに対し、トゲザコエビは大卵少産型で日本海固有種である。このような生態学的知見から、深海に分布する種ほど流れが穏やかな環境に適応し、大卵少産型で海域間分散能力が低く、結果として種の分布域も狭くなるという仮説を立てた。研究方法としては、まず、ミトコンドリアDNAで普遍的に使われているCOI遺伝子を調べ、遺伝的多様性の全体像を把握した。次に、タンパク質非コード領域であり、塩基置換が特に多いControl Regionという領域に、PCR用プライマーを設計し、集団遺伝学的解析を行った。COI遺伝子による主な研究成果としては、中層(水深200-250m)に分布しているクロザコエビの遺伝的系群識別である。クロザコエビは、日本海・西部太平洋・東部太平洋の3つのグループに別れたので、海域ごとに独享に資源管理する必要があると考えられる。次に、Control regionを調べたところ、深海に分布するトゲザコエビでは、海域間の分散が制限されていた(φ_<ST>=0.0743,P<0.01)のに対して、より浅海に分布するクロザコエビでは、高い分散能力が示唆された(φ_<ST>=0.0016,P=0.45)。これは、両種の卵サイズ変異とも対応しており、河川生態系で考えられている生活史戦略が日本海深海部でも当てはまる可能性が考えられた。本研究は、クロザコエビ属を用いた事例研究であるが、日本海深海部の生物相解明の萌芽的研究となることが期待される。
英文摘要
本研究では、日本海深海部に分布するクロザコエビ属3種(浅い方から順に、ヒメクロザコエビArgis hozawai、クロザコエビA.lar、トゲザコエビA.toyamaesis)を対象として、集団遺伝学的手法により種間の海域間分散能力を比較することを目的とした。ヒメクロザコエビとクロザコエビは小卵多産型で北太平洋海域まで広く分布するのに対し、トゲザコエビは大卵少産型で日本海固有種である。このような生態学的知見から、深海に分布する種ほど流れが穏やかな環境に適応し、大卵少産型で海域間分散能力が低く、結果として種の分布域も狭くなるという仮説を立てた。研究方法としては、まず、ミトコンドリアDNAで普遍的に使われているCOI遺伝子を調べ、遺伝的多様性の全体像を把握した。次に、タンパク質非コード領域であり、塩基置換が特に多いControl Regionという領域に、PCR用プライマーを設計し、集団遺伝学的解析を行った。COI遺伝子による主な研究成果としては、中層(水深200-250m)に分布しているクロザコエビの遺伝的系群識別である。クロザコエビは、日本海・西部太平洋・東部太平洋の3つのグループに別れたので、海域ごとに独享に資源管理する必要があると考えられる。次に、Control regionを調べたところ、深海に分布するトゲザコエビでは、海域間の分散が制限されていた(φ_<ST>=0.0743,P<0.01)のに対して、より浅海に分布するクロザコエビでは、高い分散能力が示唆された(φ_<ST>=0.0016,P=0.45)。これは、両種の卵サイズ変異とも対応しており、河川生態系で考えられている生活史戦略が日本海深海部でも当てはまる可能性が考えられた。本研究は、クロザコエビ属を用いた事例研究であるが、日本海深海部の生物相解明の萌芽的研究となることが期待される。
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会议论文
DOI: --
发表时间: 2012
期刊: Plankton & Benthos Research
影响因子: 0.6
作者: [Junta Fujita, Atsushi Yamasaki, David T Drumm, Kouji Nakayama]
通讯作者: Kouji Nakayama
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Junta Fujita, Yuji Ueda, Yuho Yamashita, Masaki Ito, Kouji]
通讯作者: Kouji