1730年代におけるJ. S. バッハの音楽活動 -伝記・様式研究総合の試み-
1730年代におけるJ. S. バッハの音楽活動 -伝記・様式研究総合の試み-
批准号:
11J02701
负责人:
新林 一雄
金额:
$0.77万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
ドレスデン宮廷楽団は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)や彼と同時代の音楽家が着目した楽団の-つである。そのため、この楽団がバッハをはじめとする音楽家に与えた影響を解明することは、バロック音楽研究における課題の一つとなっている。今年度は、18世紀前半のドレスデン宮廷において作成されたヴァイオリン協奏曲のパート譜を中心に研究を行った。パート譜の中には、通奏低音声部を担う楽譜が「バッソ・リピエーノBasso R.」一つ、「バッソーノ Bassono」一つ、「チェンバロ Cembalo」一つとなったものが確認された。研究では先行研究の論に基づき、これらの楽譜が低音弦楽器1挺あるいは2挺、ファゴット1本、チュンバロ1台によって演奏されたと推測した。他方研究では、ヨハン・ヨーアヒム・クヴァンツ(1697-1773)の著作『フルート奏法試論』(1752)に着目した。クヴァンツは1741年までドレスデン宮廷楽団に属した音楽家である。彼はこの著作においてオーケストラの編成を論じ、ヴァイオリン6挺に対してはヴィオラ1挺、チェロ1挺、「コントラヴィオローン Contraviolon」1挺、ファゴット1本、チェンバロ1台をあてるよう指示している。そのため研究では、クヴァンツが推奨する編成の一部分、すなわちチェロ1挺、「コントラヴィオローン」1挺、ファゴット1本、チェンバロ1台が、先述のパート譜から推測される通奏低音声部を担った楽器の編成、低音弦楽器1挺または2挺、ファゴット1本、チェンバロ1台に似ていることを指摘した。クヴァンツの『フルート奏法試論』とドレスデン宮廷における演奏の実践との関連は、未だに十分には解明されていない。先に指摘した編成の類似は、バッハとほぼ同時代の音楽家クヴァンツの著作とドレスデン宮廷との関連を示唆する一例として、バロック音楽研究に貢献できるのではないかと考える。
英文摘要
ドレスデン宮廷楽団は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)や彼と同時代の音楽家が着目した楽団の-つである。そのため、この楽団がバッハをはじめとする音楽家に与えた影響を解明することは、バロック音楽研究における課題の一つとなっている。今年度は、18世紀前半のドレスデン宮廷において作成されたヴァイオリン協奏曲のパート譜を中心に研究を行った。パート譜の中には、通奏低音声部を担う楽譜が「バッソ・リピエーノBasso R.」一つ、「バッソーノ Bassono」一つ、「チェンバロ Cembalo」一つとなったものが確認された。研究では先行研究の論に基づき、これらの楽譜が低音弦楽器1挺あるいは2挺、ファゴット1本、チュンバロ1台によって演奏されたと推測した。他方研究では、ヨハン・ヨーアヒム・クヴァンツ(1697-1773)の著作『フルート奏法試論』(1752)に着目した。クヴァンツは1741年までドレスデン宮廷楽団に属した音楽家である。彼はこの著作においてオーケストラの編成を論じ、ヴァイオリン6挺に対してはヴィオラ1挺、チェロ1挺、「コントラヴィオローン Contraviolon」1挺、ファゴット1本、チェンバロ1台をあてるよう指示している。そのため研究では、クヴァンツが推奨する編成の一部分、すなわちチェロ1挺、「コントラヴィオローン」1挺、ファゴット1本、チェンバロ1台が、先述のパート譜から推測される通奏低音声部を担った楽器の編成、低音弦楽器1挺または2挺、ファゴット1本、チェンバロ1台に似ていることを指摘した。クヴァンツの『フルート奏法試論』とドレスデン宮廷における演奏の実践との関連は、未だに十分には解明されていない。先に指摘した編成の類似は、バッハとほぼ同時代の音楽家クヴァンツの著作とドレスデン宮廷との関連を示唆する一例として、バロック音楽研究に貢献できるのではないかと考える。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ドレスデン宮廷楽団のファゴット・パートに関する一考察
德累斯顿宫廷管弦乐团巴松管声部研究
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
音楽文化学論集
影响因子:
--
作者:
[角野歩, 出羽毅久, 渡部奈津子, 中野優希, 野地智康, 近藤政晴, 南後守, Natsuko Watanabe, Ayumi Sumino, 角野歩, 渡部奈津子, Ayumi Sumino, Ayumi SUMINO, Kenzo Yahata, Kenzo Yahata, Tomohiro Maegawa, Hiromichi Fujioka, Hiromichi Fujioka, 新林 一雄]
通讯作者:
新林 一雄
18世紀前半のドレスデン宮廷楽団と協奏曲―ファゴットと低音弦楽器の選択を中心に―
18世纪上半叶德累斯顿宫廷管弦乐团和协奏曲 - 以巴松管和低音弦乐器为主 -
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[角野歩, 出羽毅久, 渡部奈津子, 中野優希, 野地智康, 近藤政晴, 南後守, Natsuko Watanabe, Ayumi Sumino, 角野歩, 渡部奈津子, Ayumi Sumino, Ayumi SUMINO, Kenzo Yahata, Kenzo Yahata, Tomohiro Maegawa, Hiromichi Fujioka, Hiromichi Fujioka, 新林 一雄, 新林 一雄]
通讯作者:
新林 一雄
1740年から1780年までのドイツにおける交響曲の鳴り響きに関する研究
-
批准号:20J00836
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.58万
-
财政年份:2020
-
负责人:新林 一雄
-
依托单位: