インドネシア・スラウェシ島のマングローブ植林及び資源利用がカニ群集に与える影響
インドネシア・スラウェシ島のマングローブ植林及び資源利用がカニ群集に与える影響
批准号:
11J03680
负责人:
古川 文美子
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
平成24年度は、これまで行ってきた南スラウェシ州シンジャイ県・パロポ市、マルク州アル諸島ワリラオ島における(I)マングローブの生態調査と、(II)地域住民におけるマングローブ資源利用に関する調査データの整理と分析をおこなった。(I)マングローブ植林や伐採活動などによる環境変化は、カニの種組成に影響を与え、出現種は同じでも、幼樹の成長や伐採の影響などによる小面積規模の環境変化によってスナガニ上科とイワガニ上科の出現個体数割合が変化していた。環境要因(地盤高・開空度・粒度組成)に対するスナガニ上科とイワガニ上科の出現個体数割合の変化をみると、粒度組成よりも開空度が種構成に影響を及ぼしていること、地盤高の低い海側プロットに出現する種と内陸側プロットに出現する種は異なっており、その環境変化への応答から出現するカニを3グループに分類することができた。(II)マングローブ資源利用の特性を把握するため、各調査地域のマングローブ植物資源のインベントリーを作成し、有用種をPhillips & Gentry (1993)の広義分類に従い、燃料・建材・工芸材・結束材・屋根葺・張壁材・食用・薬毒材に分類した。その結果、現在では多様な資源利用が衰退する一方で、マングローブは燃料材の供給地と新たにノコギリガザミ漁撈の場としての役割を担っていた。このノコギリガザミの漁撈は集約的な漁法を取ることは難しく、いまだに伝統的な漁具が用いられていることがわかった。そして、地域住民にとって新規加入しやすく、沿岸域における人々の新たな収入源になり得ることも明らかとなった。(I)からマングローブ環境とより強い相互関係をもつ種の出現パターンの把握はできたので、それぞれの環境要求性・指標性を分析していくと同時に(II)特定の「注目種」として経済価値を生む可能性のあるノコギリガザミに着目することで、人為的活動を加えながらも、どのように地域のマングローブを適切に管理し、持続的に保全していくための方策や制度を考えていく。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「Use of Mangrove Resources in the Aru Islands, Indonesia」 Poster presentation
“印度尼西亚阿鲁群岛红树林资源的利用”海报展示
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomiyasu, H., Goto-Koshino, Y., Fujino, Y., Ohno, K. and Tsujimoto. H., Naoki Soga, 古川文美子]
通讯作者:
古川文美子