遷移金属酸化物におけるスピン‐軌道結合と超音波応答
遷移金属酸化物におけるスピン‐軌道結合と超音波応答
批准号:
11J04410
负责人:
新居 陽一
金额:
$0.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
近年活発に研究が行われたマルチフェロイクス物質では、電気と磁気の結合による非自明な交差相関応答が存在する。その動的側面をみると「エレクトロマグノン」があり、これは光の電場で励起したマグノンである。このアナロジーを考えればスピンと軌道が結合した系では、弾性波で変調した軌道によって励起する「超音波誘起スピン流」の存在が期待される。本研究の最大の目的は、スピン軌道結合系において、力学的外部摂動としての超音波を入射したときの非自明となる非対角応答を観測することである。本年度は昨年度立ち上げた超音波測定装置を用いてスピネル型酸化物MnV_2O_4における磁場下での弾性定数を系統的に測定してきた。そして力学応答を解析することによりMnV_2O_4における軌道揺らぎ及び、スピンと軌道の結合した揺らぎを見出した。そしてこのスピン-軌道揺らぎはKugel-Khomskii型のスピン-軌道交換相互作用に由来するものと原子内のスピン軌道相互作用に由来するものがあることを明らかにした。これらは磁性-弾性の動的な交差相関物性の理解に重要な役割を果たすと考えている。[PHYSICAL REVIEW B 87,085111 (2013)]また本年度は横波超音波振動子を複数個組み合わせることで、直線偏向から円偏向まで発生するセットアップの立ち上げを試みた。超音波の偏向制御により、ファラデー効果やカー効果の音波版、更に音波の二色性など興味深い非相反現象が観測される。このような音波の非相反効果は上記で定量的に評価できたスピン-軌道-格子の動的結合を介して制御・巨大化へと発展することが期待される。
英文摘要
近年活発に研究が行われたマルチフェロイクス物質では、電気と磁気の結合による非自明な交差相関応答が存在する。その動的側面をみると「エレクトロマグノン」があり、これは光の電場で励起したマグノンである。このアナロジーを考えればスピンと軌道が結合した系では、弾性波で変調した軌道によって励起する「超音波誘起スピン流」の存在が期待される。本研究の最大の目的は、スピン軌道結合系において、力学的外部摂動としての超音波を入射したときの非自明となる非対角応答を観測することである。本年度は昨年度立ち上げた超音波測定装置を用いてスピネル型酸化物MnV_2O_4における磁場下での弾性定数を系統的に測定してきた。そして力学応答を解析することによりMnV_2O_4における軌道揺らぎ及び、スピンと軌道の結合した揺らぎを見出した。そしてこのスピン-軌道揺らぎはKugel-Khomskii型のスピン-軌道交換相互作用に由来するものと原子内のスピン軌道相互作用に由来するものがあることを明らかにした。これらは磁性-弾性の動的な交差相関物性の理解に重要な役割を果たすと考えている。[PHYSICAL REVIEW B 87,085111 (2013)]また本年度は横波超音波振動子を複数個組み合わせることで、直線偏向から円偏向まで発生するセットアップの立ち上げを試みた。超音波の偏向制御により、ファラデー効果やカー効果の音波版、更に音波の二色性など興味深い非相反現象が観測される。このような音波の非相反効果は上記で定量的に評価できたスピン-軌道-格子の動的結合を介して制御・巨大化へと発展することが期待される。
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Magnetic shape memory effect in orbital-spin-coupled system MnV2O4
轨道自旋耦合系统MnV2O4中的磁形状记忆效应
DOI:
10.1063/1.3681581
发表时间:
2012
期刊:
Applied Physics Letters
影响因子:
4
作者:
[Y.Nii, N.Abe, K.Taniguchi, T.Arima]
通讯作者:
T.Arima
Magnetic domain structure in the orbital-spin-coupled system MnV2O4
轨道自旋耦合系统MnV2O4中的磁畴结构
DOI:
10.1103/physrevb.84.054421
发表时间:
2011
期刊:
Phys.Rev.B
影响因子:
--
作者:
[Y.Murakami, Y.Nii, T.Arima, D.Shindo, K.Yanagisawa, A.Tonomura]
通讯作者:
A.Tonomura
DOI:
10.1103/physrevb.87.195115
发表时间:
2013-05
期刊:
Physical Review B
影响因子:
3.7
作者:
[Y. Nii;H. Sagayama;H. Umetsu;N. Abe;K. Taniguchi;T. Arima]
通讯作者:
Y. Nii;H. Sagayama;H. Umetsu;N. Abe;K. Taniguchi;T. Arima
Orbital-spin-coupled fluctuations in spinel vanadates MnV_2O_4
尖晶石钒酸盐 MnV_2O_4 的轨道自旋耦合涨落
DOI:
10.1103/physrevb.87.085111
发表时间:
2013
期刊:
Physical Review B
影响因子:
3.7
作者:
[Y. Nii. N. Abe, T. Arima]
通讯作者:
T. Arima
Orbital-Spin-Coupled Fluctuations in a t_<2g>^2 system MnV_2O_4
t_<2g>^2 系统中的轨道自旋耦合涨落 MnV_2O_4
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Y. Nii, N. Abe, T. Arima]
通讯作者:
T. Arima
共 7 条
超低損失なGHzトポロジカルフォノニックデバイスの創出
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批准号:24K01283
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.81万
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财政年份:2024
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负责人:新居 陽一
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依托单位:
海外基金