教師の生活誌による比較教育研究の枠組み構築にむけて:東西ドイツを事例に
教師の生活誌による比較教育研究の枠組み構築にむけて:東西ドイツを事例に
批准号:
11J05045
负责人:
木下 江美
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
本研究は、1970年代半ば以降から現在までの東西ドイツを舞台として教育に関わる人びとの生活誌を検討し、これをとおして比較の視野をもった教育社会思想史叙述の方法、広くは比較発達社会史研究の枠組み構築をめざすものである。そのためには、対象地域の教育について、意図的な側面のみならず、人間形成という、人の発達にかかわる文化や社会的背景といった総体から考えてゆく必要がある。そのために、理論検討とフィールドワーク・事例検討の両面から研究をすすめてきた。理論検討においては、これまで制度・政策研究に終始してきた比較教育研究に対し、人間形成のプロセスに接近できる生活誌の資料・方法を取り入れた研究枠組みをつくることに取りくんだ。そのため、日独での研究会・共同研究・面談、国際学会に参加、また口頭報告をおこない、質的インタヴューに基礎をおく教育研究の展開について、日本やドイツのみならず国際動向に照らした検討をすすめた。これによって、人間形成という観点をもった質的方法により教育研究が再編されうること、そのために比較教育研究にも人の発達の総体に着目した枠組みが一層求められることを引き出した。フィールドワーク・事例検討においては、平成25年4月から9月にかけての在外研究期間に、追加インタヴュー、フィールドワーク、ドイツ・ライプツィヒにおける学校設立・改革運動という事例に関する都市史・運動史に関する文献渉猟をおこなった。追加インタヴューにおいては技法の洗練に取りくみ、人間形成のプロセスに肉薄できる語りの収集に努めた。ライプツィヒの事例についても先行研究の検討とインタヴューの解釈作業からその特徴をつかみ、社会空間という観点から、人間形成の舞台を比較の単位にできる可能性を示した。
英文摘要
本研究は、1970年代半ば以降から現在までの東西ドイツを舞台として教育に関わる人びとの生活誌を検討し、これをとおして比較の視野をもった教育社会思想史叙述の方法、広くは比較発達社会史研究の枠組み構築をめざすものである。そのためには、対象地域の教育について、意図的な側面のみならず、人間形成という、人の発達にかかわる文化や社会的背景といった総体から考えてゆく必要がある。そのために、理論検討とフィールドワーク・事例検討の両面から研究をすすめてきた。理論検討においては、これまで制度・政策研究に終始してきた比較教育研究に対し、人間形成のプロセスに接近できる生活誌の資料・方法を取り入れた研究枠組みをつくることに取りくんだ。そのため、日独での研究会・共同研究・面談、国際学会に参加、また口頭報告をおこない、質的インタヴューに基礎をおく教育研究の展開について、日本やドイツのみならず国際動向に照らした検討をすすめた。これによって、人間形成という観点をもった質的方法により教育研究が再編されうること、そのために比較教育研究にも人の発達の総体に着目した枠組みが一層求められることを引き出した。フィールドワーク・事例検討においては、平成25年4月から9月にかけての在外研究期間に、追加インタヴュー、フィールドワーク、ドイツ・ライプツィヒにおける学校設立・改革運動という事例に関する都市史・運動史に関する文献渉猟をおこなった。追加インタヴューにおいては技法の洗練に取りくみ、人間形成のプロセスに肉薄できる語りの収集に努めた。ライプツィヒの事例についても先行研究の検討とインタヴューの解釈作業からその特徴をつかみ、社会空間という観点から、人間形成の舞台を比較の単位にできる可能性を示した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
OECD教育白書
经合组织教育白皮书
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[経済開発協力機構(OECD), 斎藤里美監訳]
通讯作者:
斎藤里美監訳
移民の子どもと格差:学力を支える教育政策と実践(第4章(95-118頁)および附録(119-124頁)の翻訳を担当)
移民儿童与不平等:支持学业成就的教育政策和实践(翻译为第 4 章(第 95-118 页)和附录(第 119-124 页))
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[OECD(斎藤里美監訳, 布川あゆみ・本田伊克・木下江美訳)]
通讯作者:
布川あゆみ・本田伊克・木下江美訳)
Personal Lives in Education Research : The Adoption of Qualitative Interview Methods in Germany and Japan
教育研究中的个人生活:德国和日本定性访谈方法的采用
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kinoshita, Emi]
通讯作者:
Emi
ドイツ近代教育史における東ドイツ教育:ライプツィヒ教育大学における改革教育学研究を事例に
现代德国教育史上的东德教育:以莱比锡教育大学改革教育学研究为例
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[関根由莉奈, 伊藤淑貴, 佐々木善浩, 由井伸彦, 澤田晋一, 秋吉一成, 木下江美, 木下江美, 木下江美]
通讯作者:
木下江美
書評(熊谷徹著『脱原発を決めたドイツの挑戦』(角川SSC新書、2012年8月)に対するもの)
书评(熊谷彻的“德国对确定核电的挑战”(角川 SSC Shinsho,2012 年 8 月))
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
新英語教育
影响因子:
--
作者:
[Takaaki Koma, et al., 谷澤亜里, 辻浩和, 駒 貴明, 辻浩和, 駒 貴明, 佛教史学会編, 駒貴明, 日本歌謡学会編, 駒貴明, 辻浩和, 森川華子, 森川華子, 森川華子, 木下江美]
通讯作者:
木下江美
共 15 条
海外基金