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小笠原産タブノキ属植物の多様化機構について―移入者不適応の検討

小笠原産タブノキ属植物の多様化機構について―移入者不適応の検討
小笠原李属植物的多样化机制:移民适应不良的考察
批准号:
11J05204
负责人:
常木 静河
金额:
$0.45万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012

项目摘要

项目成果

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英文摘要
本研究では、生物多様性を生み出すプロセスのなかでも、進化生物学者の注目を集めている自然選択に注目し、それによってひき起こされる生態的種分化をテーマとした。生態的種分化に関する研究は、これまで数多くなされてきたが、その重要な要因のひとつと考えられる、移入者の不適応が、野外で実際におこっていることを示した例は非常に少ない。その理由としては、生殖的隔離がなく、形態変異も連続的な種分化の初期にある姉妹種を検出することが難しい点や、野外で姉妹種が同所的に生育している場所は限られている点、そもそも自然選択を検出することが難しい点などがあげられる。移入者不適応仮説とは、自然選択がはたらくことで、不適応な個体が成長するに従って淘汰され、結果的に異なる生育環境間で、遺伝子流動が制限されているという仮説である。種分化初期における集団間の遺伝的分化を促進する重要なプロセスの1つだと考えられている。本研究では、小笠原諸島という海洋島で種分化しつつあると考えられる固有植物種群(タブノキ属植物)を材料として用いて、移入者不適応仮説の検証を行った。今年度は、小笠原諸島産タブノキ属植物の異なる環境に生育する複数のグループにおいて、人工授粉実験、開花期調査、環境勾配、個体サイズと遺伝構造との関係を調べた。その結果、地理的に近接した集団間では、実際に花粉や種子による遺伝子流動が起こっていた。一方で、異なる生育環境に移入した個体は、自然選択(乾燥など)によって、成長する過程で淘汰され、環境とよく対応した遺伝構造が維持されていることを示唆する結果が得られた。この結果は、移入者不適応が野外で実際に生じていることを支持するもので、生態的種分化、つまり自然選択に促進されて種分化が起こりうることを野外で明瞭に示せた例の1つであると考えられる。
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会议论文
Detecting initial stage of ecological speciation in the genus Persea on the Bonin Islands, Japan
检测日本小笠原群岛鲈属生态物种形成的初始阶段
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Tsuneki S, Murakami N, Yoshida K, Kato H]
通讯作者: Kato H
海洋島である小笠原諸島に分布する多数の固有種とその形成
分布在海洋岛屿小笠原群岛的多种特有物种及其形成
DOI: --
发表时间: 2012
期刊: Bunrui
影响因子: --
作者: [Shino Ogawa, Miwa Fukushima-Murata, Namiko Kubo-Kawai, Tomoko Asai, Hiroko Taniai, Nobuo Masataka, 小川詩乃, 常木静河]
通讯作者: 常木静河
DOI: --
发表时间: 2011
期刊: Acta Phytotax.Geobot
影响因子: --
作者: [S Tsuneki, Sugawara Takashi, Kenta Watanabe, Noriaki Murakami]
通讯作者: Noriaki Murakami
小笠原諸島の固有植物たちとその多様化~研究からアウトリーチまで
小笠原群岛的特有植物及其多样化 - 从研究到推广
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Hiroshi Nishimasu, Hirotsugu Ishizu, 常木静河, 常木静河]
通讯作者: 常木静河
被子植物の多様化機構としての花の左右相称化
  • 批准号:
    19K16210
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
  • 资助金额:
    $2.75万
  • 财政年份:
    2019
  • 负责人:
    常木 静河
  • 依托单位: