ヒトの不安障害のメカニズム解明に向けた動物モデルの構築
ヒトの不安障害のメカニズム解明に向けた動物モデルの構築
批准号:
11J05358
负责人:
柴崎 全弘
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
「あか」, 「あお」, 「みどり」の文字を, 赤, 青, 緑色で呈示すると, 反応時間は文字と文字の色が一致しているときに短くなり, 一致していないときに長くなる。この現象はストループ効果と呼ばれ, 多くの研究が行われてきた。最近では, 情動を喚起するような刺激を使用した情動ストループ実験も行われている。たとえば情動を喚起する単語とニュートラルな意味の単語を赤, 青, 緑のいずれかの色で呈示し, 単語の色を答えさせる実験を行なうと, 単語によって喚起された情動によって色判断が阻害されるようになる。本研究では, 大人と子供を対象として, 単語ではなく画像刺激を使った情動ストループ実験を行なった。赤, 青, 緑のそれぞれの色でヘビと花の画像を作成し, それをモニター中央に一枚ずつ呈示して画像の色判断を行なわせた。その結果, ヘビの画像は花の画像よりも色判断を有意に速めることが示された。これは, 情動を喚起する刺激のほうが色判断を遅くするという予測に反する結果であった。ヘビの写真のときに反応が速くなったのは, 闘争・逃走反応の表れと解釈することができる。つまり, 喚起された情動によって色判断が阻害される(フリーズする)のではなく, 脅威に対して素早く対処するために反応が促進されることが示された。赤は信号の「止まれ」の色であり, 注意を喚起するために使用されることが多い。本研究において, ヘビの画像が赤色で呈示されると, 大人だけでなく子供でも注意の向け方に変化がみられたことから, 赤による反応促進効果は, 学習によって身に付けたものではなく, 生得的な性質である可能性が示唆される。赤は闘争・逃走場面において目にすることの多い血液の色であり, また典型的な怒り顔の色でもあることから, 血液や怒り顔を連想させる赤は, 不安を喚起する色として機能している可能性が考えられる。このことから, 赤に対する反応の大きさには不安傾向の高低が関係していると考えられるため, この実験は不安障害のスクリーニングに利用できる可能性を秘めている。
英文摘要
「あか」, 「あお」, 「みどり」の文字を, 赤, 青, 緑色で呈示すると, 反応時間は文字と文字の色が一致しているときに短くなり, 一致していないときに長くなる。この現象はストループ効果と呼ばれ, 多くの研究が行われてきた。最近では, 情動を喚起するような刺激を使用した情動ストループ実験も行われている。たとえば情動を喚起する単語とニュートラルな意味の単語を赤, 青, 緑のいずれかの色で呈示し, 単語の色を答えさせる実験を行なうと, 単語によって喚起された情動によって色判断が阻害されるようになる。本研究では, 大人と子供を対象として, 単語ではなく画像刺激を使った情動ストループ実験を行なった。赤, 青, 緑のそれぞれの色でヘビと花の画像を作成し, それをモニター中央に一枚ずつ呈示して画像の色判断を行なわせた。その結果, ヘビの画像は花の画像よりも色判断を有意に速めることが示された。これは, 情動を喚起する刺激のほうが色判断を遅くするという予測に反する結果であった。ヘビの写真のときに反応が速くなったのは, 闘争・逃走反応の表れと解釈することができる。つまり, 喚起された情動によって色判断が阻害される(フリーズする)のではなく, 脅威に対して素早く対処するために反応が促進されることが示された。赤は信号の「止まれ」の色であり, 注意を喚起するために使用されることが多い。本研究において, ヘビの画像が赤色で呈示されると, 大人だけでなく子供でも注意の向け方に変化がみられたことから, 赤による反応促進効果は, 学習によって身に付けたものではなく, 生得的な性質である可能性が示唆される。赤は闘争・逃走場面において目にすることの多い血液の色であり, また典型的な怒り顔の色でもあることから, 血液や怒り顔を連想させる赤は, 不安を喚起する色として機能している可能性が考えられる。このことから, 赤に対する反応の大きさには不安傾向の高低が関係していると考えられるため, この実験は不安障害のスクリーニングに利用できる可能性を秘めている。
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色が時間知覚に及ぼす効果
颜色对时间感知的影响
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柴崎全弘, 香田啓貴, 正高信男]
通讯作者:
正高信男
Effects of overtraining on extinction in newts (Cynops pyrrhogaster)
过度训练对蝾螈(Cynopspyrrhogaster)灭绝的影响
DOI:
10.1037/a0027775
发表时间:
2012
期刊:
Journal of Comparative Psychology
影响因子:
1.4
作者:
[Shibasaki M, Ishida M]
通讯作者:
Ishida M
音声プライム刺激がニホンザルの視覚探索に及ぼす効果
声音启动刺激对日本猕猴视觉搜索的影响
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柴崎全弘, 香田啓貴, 正高信男]
通讯作者:
正高信男
Japanese monkeys (Macaca fuscata) spontaneously associate alarm calls with snakes appearing in the left visual field.
日本猴子(Macaca fuscata)会自发地将警报声与出现在左侧视野中的蛇联系起来。
DOI:
10.1037/a0036049
发表时间:
2014
期刊:
Journal of Comparative Psychology
影响因子:
1.4
作者:
[M. Shibasaki, S. Nagumo, & H. Koda]
通讯作者:
& H. Koda
色が時間知覚に及ぼす効果:赤の特殊性に関する進化心理学的考察
颜色对时间感知的影响:红色独特性的进化心理学研究
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柴崎全弘, 正高信男]
通讯作者:
正高信男
共 9 条
ヒトの不安障害のメカニズム解明に向けた動物モデルの構築
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批准号:23730703
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2011
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负责人:柴崎 全弘
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依托单位:
国内基金
海外基金
赤芍“赤色”成分群化学内涵及其抑制PTP-1B负调控改善胰岛素抵抗机制
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批准号:81073020
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项目类别:面上项目
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资助金额:33.0万元
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批准年份:2010
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负责人:王建农
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依托单位: