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ワイヤレス端末使用時における体内電磁波エネルギー吸収量の高精度評価

ワイヤレス端末使用時における体内電磁波エネルギー吸収量の高精度評価
高精度评估无线终端使用时内部电磁波能量吸收情况
批准号:
11J06437
负责人:
秋元 晋平
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 --

项目摘要

项目成果

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胎児における曝露量の安全なレベルを明確にするためには,様々な胎児の姿勢や妊娠周期での電磁波エネルギーの吸収によって生じる体内温度上昇を評価する必要がある。そこで,本研究では,以下の手順で研究を遂行した。(1)すでに開発されている高精細な妊娠女性数値モデルを基に,胎児姿勢,体型や子宮内組織(胎盤等)を解剖学的に変形し,新しい妊娠女性数値モデルの開発に成功した。さらに,異なる妊娠週齢での曝露評価を行うために,妊娠女性の従事可能期間を考慮して,妊娠13,18,26週齢の体型を有する胎児モデルを開発した。(2)これらの妊娠女性数値モデルを用いて,妊娠女性が業務用無線端末を装着した場合の胎児内電磁波エネルギー吸収量分布を算出した。その結果,無線端末の配置によって,母体内および胎児での電磁波エネルギー分布の傾向が大きく異なることが確認できた。また,胎児の向きや胎盤の位置によっては,無線端末と胎児の距離が近づくケースがあるために,胎児体表で高い電磁波エネルギー吸収量を示す場合があることを確認した。さらに,異なる妊娠週齢での曝露評価を行った結果については,若い妊娠週齢の方が胎児は小さく母体深部に位置するため,電磁波曝露の影響を受けにくい傾向にあることがわかった。(3)得られた電磁波エネルギー吸収量を発熱源と位置づけ,体内(特に胎児)での温度上昇分布を算出した。その結果,すべてのケースにおいて胎児の奇形などの直接的な原因となり得る母体深部での温度上昇閾値1.5℃より低いことが確認できた。本研究では,解剖学的な知見と制約条件を考慮して胎児の変形を行うことができる高機能ツールを開発したことで,様々な妊娠段階における曝露評価が可能になった。また,胎児に対する安全性に関する明確なレベルは,現段階では策定されていない。しかし,これら高精細な妊娠女性モデルを用いた本研究の成果は,今後の国際的な電磁波曝露規制へ影響を及ぼすと考えられる。
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