動機づけられる対象の違いが目標達成時の認知制御の負担に及ぼす影響

动机对象差异对目标实现过程中认知控制负担的影响

• 批准号: 12J05193
• 负责人: 後藤 崇志
• 金额: $ 1.73万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2012
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2012-04-01 至 2015-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-12J05193/
• 关键词: 自律性; 認知制御; 自己制御

昨年度に引き続き、動機づけの自律性と自我枯渇に着目した研究を行った。動機づけの自律性はある行動をとる価値が自己の内面と統合されている程度を指す、研究計画における「動機づけられる対象の違い」に対応する概念である。他方の自我枯渇はひとたび認知制御を働かせることによって後続の場面で認知制御が阻害されてしまっている状態を指す。認知制御の効率性は自我枯渇を引き起こす程度によって推察されるものであり、研究計画における「認知制御の負担」が反映された概念である。両概念の関係性としては、自律性が高いほど自我枯渇が抑えられることで自己制御を達成しやすいことが知られる。しかしこれらの背景処理については明らかでない部分が多い。自律性が自我枯渇を抑えるメカニズムの検討は、研究計画で目標としていた「動機づけられる対象の違い」が「認知制御の負担に及ぼす影響」について心的なメカニズムの観点から解明することとも関連している。昨年度に引き続き、動機づけの自律性が高いほど自我枯渇が抑えられ、目標を達成しやすくなるメカニズムについて予備実験を実施したが、実験間で結果が一致しない部分もあり、本実験に進めることができなかった。今後は、より仮説を精錬させ、統制された実験状況を設定して実験を進めていく必要がある。他方で、並行して自律性と自己制御との関連について、いくつかの観点から検討を行った。自律性に関わる信念である自由意志信念の測定尺度を開発し、自己制御との関連について調査・実験の両面から検討した。また、自己統制の求められる状況で生じる後悔感情が、動機づけの自律性の獲得にどのような役割を果たしているかについて、縦断調査や、経験サンプリング法を用いて検討した。これらの研究結果より、自律性が自己制御において果たす役割についての知見を深めることができた。

The research on motivation, self-discipline and self-discipline was carried out in the past year. Motivation and self-discipline are the key factors to the development of a research project. The other party's self-control and cognitive control are the main factors affecting the situation. Cognitive control is a self-imposed burden, which is reflected in the concept of "cognitive control" in research projects. The concept of relatedness, autonomy, self-control, self-control, self-knowledge The background of the film is not clear. Self-discipline is the key to self-restraint, self-discipline is the key to self-discipline, self-discipline is the key to self-discipline, self-discipline is the key to Last year, the self-discipline of motivation was high, the self-restraint was low, the goal was achieved, the preparation was implemented, and the results were consistent. In the future, we will continue to improve the quality of our products. Other, parallel, self-discipline, self-control, self-control Self-discipline related beliefs, free will beliefs, self-control, and related research The situation of self-control and self-control is caused by regret, emotion, motivation, self-discipline, self-discipline and self-discipline. The results of this study show that self-discipline is the key to self-control.

项目成果

接近的・回避的欲望に関する調査(3) 各欲望の実行頻度と制御焦点・BIS/BASの関連

接近/回避欲望的调查（3）各欲望的执行频率与控制焦点/BIS/BAS之间的关系

• 发表时间: 2014
• 作者: Goto;T.;Ishibashi;Y.;Kajimura;S.;Oka;R.;& Kusumi T.;後藤崇志;後藤崇志・小林麻衣・尾崎由佳・楠見 孝;小林麻衣・尾崎由佳・後藤崇志・楠見 孝;尾崎由佳・後藤崇志・小林麻衣・楠見 孝
• 通讯作者: 尾崎由佳・後藤崇志・小林麻衣・楠見 孝

自己制御行動がバーンアウトに及ぼす影響：就労者の自律性に着目したパネル調査に基づく検討

自我控制行为对倦怠的影响：基于工人自主性的小组调查的研究

• 发表时间: 2013
• 期刊: 社会心理学研究
• 作者: Clark;A.;A. Kamesaka;and T. Tamura;大沼宏・能村章司;奥村高明;後藤崇志・楠見孝
• 通讯作者: 後藤崇志・楠見孝

科学・技術イベント参加者層評価に豪州発セグメンテーション手法を用いることの有効性

使用澳大利亚开发的细分方法评估科技活动参与者的人口统计数据的有效性

• 发表时间: 2014
• 期刊: 科学技術コミュニケーション
• 作者: Inohara;K.;Honma;R.;Goto;T.;Kusumi;T.;& Utsumi;A.;後藤崇志・水町衣里・工藤 充・加納 圭
• 通讯作者: 後藤崇志・水町衣里・工藤 充・加納 圭

総合評価ツールを用いた中高生の学習の縦断的検討(2) テスト成績に及ぼす学習方略と学習志向性の影響

利用综合评估工具对初中生和高中生学习情况进行纵向研究（二）学习策略和学习取向对考试成绩的影响

• 发表时间: 2014
• 作者: 後藤崇志;楠見孝;後藤崇志・川口秀樹・市村賢士郎・楠見 孝・子安増生;川口秀樹・後藤崇志・市村賢士郎・楠見 孝・子安増生
• 通讯作者: 川口秀樹・後藤崇志・市村賢士郎・楠見 孝・子安増生

Choice of desires over goals without regret requires congruency of intention and actual choice

不后悔地选择欲望而非目标需要意图与实际选择的一致性

• 发表时间: 2014
• 作者: Goto;T. & Kusumi;T.
• 通讯作者: T.