LHC時代における超対称標準模型の現象論的研究
LHC時代における超対称標準模型の現象論的研究
批准号:
12J10029
负责人:
永田 夏海
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2013
中文摘要
2012年7月, CERNの大型衝突型加速器(LHC)にてヒッグス粒子が発見された。現在までの実験結果から, このヒッグス粒子は陽子の130倍ほどの質量を持つことが明らかになっている。最小超対称標準模型の場合, ヒッグス粒子の質量は模型のパラメーターの関数として予言される。そこで, ヒッグス粒子の発見後, 発見されたヒッグス粒子の質量を実現するパラメーター領域を調べる研究が精力的に行われて来た。その結果, 超対称性スケールが電弱スケールと比べて1~3桁ほど高い時, 観測値を説明することができると明らかになった。このような状況を鑑みて, 超対称性の破れのスケールが高い場合の超対称性標準模型を研究することにした。一般に, 超対称性の破れのスケールが高い場合には, 加速器実験でこの模型を調べることが困難になる。そこで, 超対称性の破れのスケールが高くてもその兆候を捉えることができるような物理量は何であるか, その物理量に関する現在の実験から超対称標準模型をどの程度制限することができているのか, 将来実験で超対称性を発見することは可能なのか, などを調べることにした。このような物理量として, 今年度の研究では, 特に陽子崩壊および中性子電気双極子モーメントに着目して研究を行った。超対称スケールの高い場合における最小超対称大統一理論で陽子崩壊率を計算した結果, 観測されたヒッグス粒子質量を説明することができる程度に超対称性の破れのスケールが高い場合, 陽子崩壊の寿命は現在の実験制限を逃れていると分かった。さらに, 近い将来の実験によって, このシナリオを検証することが可能であることも明らかになった。また, 中性子電気双極子モーメントへの超対称性粒子の寄与を精密に計算することで, この物理量から超対称スケールに対して課される制限を高い精度で導いた。
英文摘要
2012年7月, CERNの大型衝突型加速器(LHC)にてヒッグス粒子が発見された。現在までの実験結果から, このヒッグス粒子は陽子の130倍ほどの質量を持つことが明らかになっている。最小超対称標準模型の場合, ヒッグス粒子の質量は模型のパラメーターの関数として予言される。そこで, ヒッグス粒子の発見後, 発見されたヒッグス粒子の質量を実現するパラメーター領域を調べる研究が精力的に行われて来た。その結果, 超対称性スケールが電弱スケールと比べて1~3桁ほど高い時, 観測値を説明することができると明らかになった。このような状況を鑑みて, 超対称性の破れのスケールが高い場合の超対称性標準模型を研究することにした。一般に, 超対称性の破れのスケールが高い場合には, 加速器実験でこの模型を調べることが困難になる。そこで, 超対称性の破れのスケールが高くてもその兆候を捉えることができるような物理量は何であるか, その物理量に関する現在の実験から超対称標準模型をどの程度制限することができているのか, 将来実験で超対称性を発見することは可能なのか, などを調べることにした。このような物理量として, 今年度の研究では, 特に陽子崩壊および中性子電気双極子モーメントに着目して研究を行った。超対称スケールの高い場合における最小超対称大統一理論で陽子崩壊率を計算した結果, 観測されたヒッグス粒子質量を説明することができる程度に超対称性の破れのスケールが高い場合, 陽子崩壊の寿命は現在の実験制限を逃れていると分かった。さらに, 近い将来の実験によって, このシナリオを検証することが可能であることも明らかになった。また, 中性子電気双極子モーメントへの超対称性粒子の寄与を精密に計算することで, この物理量から超対称スケールに対して課される制限を高い精度で導いた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
DOI:
10.1016/j.physletb.2013.05.017
发表时间:
2013-04
期刊:
Physics Letters B
影响因子:
4.4
作者:
[J. Hisano;Takumi Kuwahara;N. Nagata]
通讯作者:
J. Hisano;Takumi Kuwahara;N. Nagata
Double-Higgs boson production in the high-energy limit: planar master integrals
高能极限下的双希格斯玻色子产生:平面主积分
DOI:
10.1007/jhep03
发表时间:
2018
期刊:
Journal of High Energy Physics
影响因子:
5.4
作者:
[J. Davies, G. Mishima, M. Steinhauser, D. Wellmann]
通讯作者:
D. Wellmann
Direct Detection of wino dark matter in high-scale SUSY
直接检测高尺度 SUSY 中的 wino 暗物质
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田彩舟, 加藤たか子, 樋口雅司, 上春浩貴, 河合航平, 西村直人, 加藤幸雄, 永田夏海]
通讯作者:
永田夏海
OPE of the energy-momentum tensor correlator in massless QCD
无质量 QCD 中能量动量张量相关器的 OPE
DOI:
10.1007/jhep12
发表时间:
2012
期刊:
Journal of High Energy Physics
影响因子:
5.4
作者:
[M. F. Zoller, K. G. Chetyrkin]
通讯作者:
K. G. Chetyrkin
Direct search of dark matter in high-scale SUSY
在高尺度 SUSY 中直接搜索暗物质
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masashi Higuchi, Takako Kato, MoChen, Hideji Yako, Saishu Yoshid, Naoko Kanno, Yukio Kato, 永田夏海]
通讯作者:
永田夏海
共 18 条
Theoretical study for the search of new physics using astrophysical phenomena
-
批准号:21K13916
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$3.0万
-
财政年份:2021
-
负责人:永田 夏海
-
依托单位:
高い超対称スケールを持つ超対称標準模型の現象論的研究
-
批准号:14J08296
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.91万
-
财政年份:2014
-
负责人:永田 夏海
-
依托单位:
海外基金