オシダ属の無配生殖種における網状進化
オシダ属の無配生殖種における網状進化
批准号:
14J01720
负责人:
堀 清鷹
金额:
$1.79万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31
中文摘要
今年度は、まず屋久島でしか見つけられていないモトイタチシダ(イタチシダ類の二倍体有性生殖種)が近隣の島に本当に生育していないのかどうかを確認する調査を行った。トカラ列島で採集された若いイタチシダ類の標本情報を基に中之島を訪れたが、無配生殖種のオオイタチシダとナンカイイタチシダ(生殖様式不明)しか見つからなかった。口永良部島で採集されたイタチシダの標本が国立科学博物館(TNS)から見つかったが、これもオオイタチシダであった。よって、モトイタチシダは屋久島固有種であると考えられる。そして、博士論文をまとめるにあたってイタチシダ類の分類学的再検討を行った。従来「オオイタチシダ」とされてきたものに3つの遺伝子型があることがこれまでの研究で明らかになっていた。αタイプ(ナンカイイタチシダとモトイタチシダの雑種起源)はオオイタチシダDryopteris hikonensis、βタイプ(ナンカイ+モト+イワ)は新種イワオオイタチシダDryopteris subhikonensis、γタイプ(ナンカイ+モト+ハチジョウベニシダ)は新種ベニオオイタチシダDryopteris erythrovariaとして整理した。これらのうちイワオオイタチシダについてはオオイタチシダと酷似していることもあり、大まかな分布域を核DNA型、さらに外部形態に基づいて国立科学博物館(TNS)に収蔵されたオオイタチシダの標本を検討したところ、日本海側を中心に分布していることが分かった。また、昨年度の調査において対馬で見つかったベニシダ類の四倍体無配生殖型の新雑種アラゲミサキカグマ(ミサキカグマ×未確認二倍体種)、ツシマミサキカグマ(ミサキカグマ×ハチジョウベニシダ)の現地における生育状況を確認した。いずれも局地的であったが、ツシマミサキカグマに関してはまだ生育個体数は多かった(場所によって数十は見られた)。
英文摘要
今年度は、まず屋久島でしか見つけられていないモトイタチシダ(イタチシダ類の二倍体有性生殖種)が近隣の島に本当に生育していないのかどうかを確認する調査を行った。トカラ列島で採集された若いイタチシダ類の標本情報を基に中之島を訪れたが、無配生殖種のオオイタチシダとナンカイイタチシダ(生殖様式不明)しか見つからなかった。口永良部島で採集されたイタチシダの標本が国立科学博物館(TNS)から見つかったが、これもオオイタチシダであった。よって、モトイタチシダは屋久島固有種であると考えられる。そして、博士論文をまとめるにあたってイタチシダ類の分類学的再検討を行った。従来「オオイタチシダ」とされてきたものに3つの遺伝子型があることがこれまでの研究で明らかになっていた。αタイプ(ナンカイイタチシダとモトイタチシダの雑種起源)はオオイタチシダDryopteris hikonensis、βタイプ(ナンカイ+モト+イワ)は新種イワオオイタチシダDryopteris subhikonensis、γタイプ(ナンカイ+モト+ハチジョウベニシダ)は新種ベニオオイタチシダDryopteris erythrovariaとして整理した。これらのうちイワオオイタチシダについてはオオイタチシダと酷似していることもあり、大まかな分布域を核DNA型、さらに外部形態に基づいて国立科学博物館(TNS)に収蔵されたオオイタチシダの標本を検討したところ、日本海側を中心に分布していることが分かった。また、昨年度の調査において対馬で見つかったベニシダ類の四倍体無配生殖型の新雑種アラゲミサキカグマ(ミサキカグマ×未確認二倍体種)、ツシマミサキカグマ(ミサキカグマ×ハチジョウベニシダ)の現地における生育状況を確認した。いずれも局地的であったが、ツシマミサキカグマに関してはまだ生育個体数は多かった(場所によって数十は見られた)。
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Reticulate evolution maintaining original genome constitutions in the Dryopteris varia complex.
网状进化维持了鳞毛蕨复合体中原始基因组的构成。
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hori, K., Okuyama, Y., Watano, Y., & N. Murakami]
通讯作者:
& N. Murakami
Geographical Distribution of Sexual and Apogamous Types of <i>Dryopteris formosana </i>and <i>Dryopteris varia </i>(Dryopteridaceae) in Taiwan
台湾鳞毛蕨有性与无性生殖类型及鳞毛蕨科(Dryopteris varia)的地理分布
DOI:
10.18942/apg.201612
发表时间:
2017
期刊:
Acta phytotaxonomica et geobotanica
影响因子:
0.5
作者:
[Hori, K., L-Y, Kuo., W-L, Chiou., A, Ebihara. and N. Murakami]
通讯作者:
Ebihara. and N. Murakami
Asymmetric Hybrid Formation Revealed by Artificial Crossing Experiments between Asplenium setoi from Ogasawara and Ryukyu Islands, Japan.
日本小笠原和琉球群岛的角蕨人工杂交实验揭示了不对称杂交形成。
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
Acta Phytotax. Geobot.
影响因子:
--
作者:
[Yamada, K., Yatabe-Kakugawa, Y., Hori, K. and N. Murakami]
通讯作者:
K. and N. Murakami
The Geographical Distribution of Sexual and Apogamous Types of Dryopteris formosana and Dryopteris varia (Dryopteridaceae) in Taiwan
台湾鳞毛蕨和变异鳞毛蕨(鳞毛蕨科)有性和无性生殖类型的地理分布
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
Acta Phytotax. Geobot.
影响因子:
--
作者:
[Hori, K., L-Y, Kuo., W-L, Chiou., A, Ebihara. and N. Murakami]
通讯作者:
Ebihara. and N. Murakami
キチチタケ(ベニタケ科)における分子情報に基づく隠蔽種の認識
基于分子信息的吉祥菌(红菇科)隐秘种识别
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamada, K., Yatabe-Kakugawa, Y., Hori, K. and N. Murakami, 高橋 昂輝, 高橋 昂輝, 高橋 昂輝, 吉村彩・堀清鷹・村上哲明・佐藤博俊]
通讯作者:
吉村彩・堀清鷹・村上哲明・佐藤博俊
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