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三価ツリウム錯体を用いる二重結合への新規ヘテロ原子導入法の開発

三価ツリウム錯体を用いる二重結合への新規ヘテロ原子導入法の開発
开发利用三价铥配合物将杂原子引入双键的新方法
批准号:
14J03297
负责人:
森川 貴裕
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
今年度、オレフィンへのヘテロ原子導入型修飾反応として、可視光酸化還元触媒を用いる2つの反応を新規に見出した。1つ目は、「オレフィンアミノトリクロロメチル化反応」である。二重結合に対し、アミノ基とトリクロロメチル基を同時に導入する反応は知られていない。生物活性アルカロイドの中にはトリクロロメチル基を有しているものがあることや、トリクロロメチル基は、カルボン酸やアルキンへと変換可能であるため、本反応は合成化学的に重要であると考えられる。可視光酸化還元触媒として、Ir(ppy)2(dtbbpy)PF6を選び、トリクロロメチルラジカル源として、BrCCl3を用いることで目的の反応は進行した。この際、塩基としてLi2CO3、溶媒をCH2Cl2とH2Oの二層系にした反応条件を選ぶことにより、より収率良く反応が進行した。また、生成物をCrCl2を用いる反応条件に附すと、ビニリデンカルベンを中間体とした反応機構により、多環性化合物への変換反応も達成した。2つ目は、「α-アルキルスチレン誘導体の酸化反応」である。本反応では、酸素雰囲気下、可視光酸化還元触媒としてRu(bpy)3(PF6)2を用いることが必須であるが、さらにHantzschエステルとCu(OTf)2を添加することにより、円滑に酸化反応が進行した。酸化生成物をLewis酸条件下に附すことで、環状α-アリールケトンへの合成をも達成した。環状α-アリールケトンはしばしば合成が困難な化合物群であり、その理由として、ケトンのα位をアリール化する方法しかないためである。本方法論はアリール化合物に対し、ケトンカルボニルを導入するため、既存の別法として利用価値が高いと考えられる。
英文摘要
今年度、オレフィンへのヘテロ原子導入型修飾反応として、可視光酸化還元触媒を用いる2つの反応を新規に見出した。1つ目は、「オレフィンアミノトリクロロメチル化反応」である。二重結合に対し、アミノ基とトリクロロメチル基を同時に導入する反応は知られていない。生物活性アルカロイドの中にはトリクロロメチル基を有しているものがあることや、トリクロロメチル基は、カルボン酸やアルキンへと変換可能であるため、本反応は合成化学的に重要であると考えられる。可視光酸化還元触媒として、Ir(ppy)2(dtbbpy)PF6を選び、トリクロロメチルラジカル源として、BrCCl3を用いることで目的の反応は進行した。この際、塩基としてLi2CO3、溶媒をCH2Cl2とH2Oの二層系にした反応条件を選ぶことにより、より収率良く反応が進行した。また、生成物をCrCl2を用いる反応条件に附すと、ビニリデンカルベンを中間体とした反応機構により、多環性化合物への変換反応も達成した。2つ目は、「α-アルキルスチレン誘導体の酸化反応」である。本反応では、酸素雰囲気下、可視光酸化還元触媒としてRu(bpy)3(PF6)2を用いることが必須であるが、さらにHantzschエステルとCu(OTf)2を添加することにより、円滑に酸化反応が進行した。酸化生成物をLewis酸条件下に附すことで、環状α-アリールケトンへの合成をも達成した。環状α-アリールケトンはしばしば合成が困難な化合物群であり、その理由として、ケトンのα位をアリール化する方法しかないためである。本方法論はアリール化合物に対し、ケトンカルボニルを導入するため、既存の別法として利用価値が高いと考えられる。
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会议论文
Home of Nishida Lab
西田实验室之家
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Phosphine-Promoted Migrative Cyclization of Sulfonylalkynol and Sulfonylalkynamide for the Synthesis of Oxa- and Azacycles.
膦促进磺酰炔醇和磺酰炔酰胺的迁移环化用于合成 Oxa- 和 Azacycles。
DOI: 10.3987/com-16-s
发表时间: 2017
期刊: Heterocycles
影响因子: 0.6
作者: [K. Yamada]
通讯作者: K. Yamada
ホルミウム-チオ尿素触媒を用いるヒドロカルバゾール不斉合成法の開発と天然物合成への展開
钬硫脲催化剂不对称氢咔唑合成方法的开发及其在天然产物合成中的应用
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [森川貴裕, 原田真至, 西田篤司]
通讯作者: 西田篤司
キラルホルミウム触媒を用いたシロキシジエンの触媒的不斉Diels-Alder反応開発
使用手性钬催化剂开发硅氧基二烯的催化不对称狄尔斯-阿尔德反应
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [森川貴裕, 原田真至, 西田篤司]
通讯作者: 西田篤司
共 9 条