思春期のいじめ被害者における援助希求行動を促進/妨害する要因の検討
思春期のいじめ被害者における援助希求行動を促進/妨害する要因の検討
批准号:
14J12170
负责人:
北川 裕子
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31
中文摘要
研究課題1)「どのような若者が援助希求行動をしないのか」を解決するため日本の中高生約2万人を対象とした精神保健調査の解析を行った結果、いじめの被害を受けている生徒で希死念慮が深刻になるほど、つまり自殺リスクの高い生徒ほど援助希求行動が行われない傾向があることが示された(Kitagawa et al., 2014, PLOS ONE)。この結果を受けて、希死念慮や自傷行為といった自殺リスクの高い生徒を特定するため、本人が回答しやすく、周囲も問いやすい質問に着目した。具体的には食欲の低下、不眠に着目し、これら身体的不調が希死念慮や自傷行為と関連するかについて調べた。その結果、食欲がないという訴えをもつ者、不眠を訴える者はそれぞれの訴えのない者に比して、希死念慮、自傷行為のオッズ比が3-5倍となることが明らかとなった。これらの関連は自殺と関わりの強い不安・抑うつ症状を考慮にいれた解析を行っても、引き続き同様の傾向が見られた。この研究は、国際学術雑誌に掲載された(Kitagawa et al.,2016, Appetite)。さらに、食欲不振、不眠以外の身体愁訴と自殺リスクの関連について検討を進め、国際学術雑誌への投稿を進めている。上記の研究結果を踏まえ、タブレット端末を活用した自殺リスクを含む精神不調スクリーニングツールの開発を進めている。ツールに搭載したアルゴリズムは、国際的に標準化された尺度による評価に加え、先行研究の知見をもとにスクリーニングを行うものである。また生徒が抵抗感少なく回答できるよう構造の工夫を行った。約10校に導入済みである。研究課題2)では、いじめ対策プログラム冊子を作成済みであり、多数のメディアに取り上げられた。小中高等学校、教育委員会等からの問い合わせを受け、現在までに約5000冊を配布した。第2版の作成、効果検証を進めていることろである。
英文摘要
研究課題1)「どのような若者が援助希求行動をしないのか」を解決するため日本の中高生約2万人を対象とした精神保健調査の解析を行った結果、いじめの被害を受けている生徒で希死念慮が深刻になるほど、つまり自殺リスクの高い生徒ほど援助希求行動が行われない傾向があることが示された(Kitagawa et al., 2014, PLOS ONE)。この結果を受けて、希死念慮や自傷行為といった自殺リスクの高い生徒を特定するため、本人が回答しやすく、周囲も問いやすい質問に着目した。具体的には食欲の低下、不眠に着目し、これら身体的不調が希死念慮や自傷行為と関連するかについて調べた。その結果、食欲がないという訴えをもつ者、不眠を訴える者はそれぞれの訴えのない者に比して、希死念慮、自傷行為のオッズ比が3-5倍となることが明らかとなった。これらの関連は自殺と関わりの強い不安・抑うつ症状を考慮にいれた解析を行っても、引き続き同様の傾向が見られた。この研究は、国際学術雑誌に掲載された(Kitagawa et al.,2016, Appetite)。さらに、食欲不振、不眠以外の身体愁訴と自殺リスクの関連について検討を進め、国際学術雑誌への投稿を進めている。上記の研究結果を踏まえ、タブレット端末を活用した自殺リスクを含む精神不調スクリーニングツールの開発を進めている。ツールに搭載したアルゴリズムは、国際的に標準化された尺度による評価に加え、先行研究の知見をもとにスクリーニングを行うものである。また生徒が抵抗感少なく回答できるよう構造の工夫を行った。約10校に導入済みである。研究課題2)では、いじめ対策プログラム冊子を作成済みであり、多数のメディアに取り上げられた。小中高等学校、教育委員会等からの問い合わせを受け、現在までに約5000冊を配布した。第2版の作成、効果検証を進めていることろである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
子どもどうしの支え合いで実現するいじめ対策 養護教諭のためのいじめ対策プログラム-保健室での「気づき」から「相談」「授業」へー
通过儿童之间的相互支持实现反欺凌措施 学校护士反欺凌计划 - 从保健室的“认识”到“咨询”和“上课”
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuko Kitagawa, Tsukasa Sasaki, 織田望美, 織田望美, 北川裕子,飯島雄大,佐々木司, 織田望美, 北川裕子, 織田望美, 北川裕子,飯島雄大,佐々木司, Nozomi ODA, 北川裕子,東真理子,澤村文香,大沼久美子,三木とみ子,佐々木司]
通讯作者:
北川裕子,東真理子,澤村文香,大沼久美子,三木とみ子,佐々木司
心の不調に目を向けよう 早期発見へ子ども用教材 研究者と養護教諭ら開発
让我们关注精神障碍——研究人员和学校护士开发的儿童早期检测教材
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1016/j.appet.2016.12.026
发表时间:
2017-04-01
期刊:
APPETITE
影响因子:
5.4
作者:
[Kitagawa, Yuko, Ando, Shuntaro, Sasaki, Tsukasa]
通讯作者:
Sasaki, Tsukasa
タブレット端末を活用した思春期児童生徒の精神保健アセスメントの試み -保健室での模擬実施で得られた評価の報告- Newly developed tablet-tool to assess mental health in adolescents: evaluation of its usefulness by simulated use at school health rooms
尝试使用平板设备评估青少年的心理健康 - 在模拟保健室获得的评估报告 - 新开发的评估青少年心理健康的平板电脑工具:通过在学校保健室模拟使用评估其有用性
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
精神科
影响因子:
--
作者:
[Tochigi M, Usami S, Matamura M, Kitagawa Y, Fukushima M, Yonehara H, Togo F, Nishida A, Sasaki T., 北川裕子,佐々木司]
通讯作者:
北川裕子,佐々木司
思春期生徒の自殺リスクと身体愁訴の関連-特定の愁訴がリスクを強く予測する-
青少年学生自杀风险与躯体投诉之间的关系 - 具体投诉强烈预测风险 -
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuko Kitagawa, M.A., Shinji Shimodera, M.D., Ph.D., Fumiharu Togo, Ph.D., Yuji Okazaki, M.D., Atsushi Nishida, Ph.D., Tsukasa Sasaki, M.D., Ph.D., 北川裕子,佐々木司, 股村美里,小塩靖崇,北川裕子,福島昌子,米原裕美,西田淳志,東郷史治,佐々木司, 北川裕子, 北川裕子, 北川裕子, 北川裕子,佐々木司]
通讯作者:
北川裕子,佐々木司
共 25 条
中高生の自殺予防のための検診ツール(RAMPS)の開発と精度検証:全国複数校での実践
-
批准号:23K14814
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$2.91万
-
财政年份:2023
-
负责人:北川 裕子
-
依托单位:
若者の自殺リスク予測指標と求助行動促進システムの構築:学校・医療両面からの検討
-
批准号:17J08676
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.83万
-
财政年份:2017
-
负责人:北川 裕子
-
依托单位:
海外基金