極微小地磁気変化信号解析による地震断層運動およびその前駆現象の解明

地磁微小变化信号分析阐明地震断层运动及其前兆现象

• 批准号: 15K06102
• 负责人: 竹内 伸直
• 金额: $ 3.08万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2015
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2015 至 2017
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K06102/
• 关键词: 地震地磁気変化; SQUID地磁気磁力計; 地震磁気変化

地震断層運動に伴い磁気変化信号が観測されることが、本研究代表者らが国内外で初めて明らかにしている。しかし、観測例は、その重要性にもかかわらずこれまで数例にとどまっており、この現象を詳細に明らかにするためには観測例を大幅に増やすことが求められている。このため、平成29年度も福島県いわき市遠野町で地磁気観測を継続した。これまで本研究代表者らが明らかにしてきたもっとも重要な点は、地震断層運動に伴う磁気変化は非常に微小であることである。例えば、マグニチュード5クラスの地震が観測点から20km程度の距離で発生したとすると、それによる磁気変化量は数10ピコテスラと極微小であり、通常地磁気観測に使用されるフラックスゲート磁力計では到底観測できない。また、発生する磁場にはそれぞれ向きがあるため、磁場3成分観測が非常に重要である。そこで、本研究代表者らは高温超電導SQUID素子を用いた地磁気観測用の高感度な磁力計システムを開発し、平成24年3月から現在まで観測を継続してきた。これまでの観測結果からSQUID磁力計の測定解像度を検討した。計測信号処理の手法として、Mean Shiftを用いたSQUID地磁気計測計の雑音低減法の検討をさらに進めた。SQUID磁力計を野外で使用する場合のノウハウを蓄積しつつあり、今後さらに継続的に観測を続けることで, 地震前駆現象としての地場変化の発見につながるものと考える。

Seismic fault movement is accompanied by magnetic signal. This study represents the beginning of the world. For example, the importance of the measurement is not limited to the number of cases. Geomagnetic survey in Tono-cho, Naki-shi, Fukushima Prefecture The representative of this study is the important point, the earthquake fault movement is accompanied by the magnetic transformation is very small. For example, a magnetometer is usually used for geomagnetic survey, and the distance between the earthquake measuring point and the measuring point is about 20km. It is very important to measure the three components of the magnetic field. The representative of this study was the development of a high-sensitivity magnetometer for geomagnetic measurements in March 2004. The results of these measurements are discussed in the SQUID magnetometer resolution. Measurement signal processing method and Mean Shift method are used in SQUID geomagnetic measurement. SQUID magnetometer is used in the field for the purpose of accumulation, future measurement, and detection of pre-earthquake phenomena and changes in the earth field.

项目成果

地磁気変動検出に向けたディープラーニング技術の利用方法の検討

如何利用深度学习技术检测地磁波动的研究

• 发表时间: 2016
• 作者: 香取勇太;大久保寛;竹内伸直;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直;今井稜，鈴木敬久，大久保寛;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直;辻拓麻，香取勇太，大久保寛，竹内伸直，西川清史;香取勇太，大久保寛，竹内伸直
• 通讯作者: 香取勇太，大久保寛，竹内伸直

Mean-shiftを用いたHTS-SQUID地磁気測定における磁束トラップの雑音除去手法

HTS-SQUID地磁测量中利用均值漂移的磁通陷阱噪声消除方法

• 发表时间: 2016
• 作者: 香取勇太;大久保寛;竹内伸直;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直;今井稜，鈴木敬久，大久保寛;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直;辻拓麻，香取勇太，大久保寛，竹内伸直，西川清史
• 通讯作者: 辻拓麻，香取勇太，大久保寛，竹内伸直，西川清史

深層学習技術を用いた地磁気変動推定の検討

利用深度学习技术的地磁波动估计研究

• 发表时间: 2016
• 作者: 香取勇太;大久保寛;竹内伸直;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直;今井稜，鈴木敬久，大久保寛;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直
• 通讯作者: 香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直

直交3成分地磁気の観測データを用いた磁気変動推定に関する一検討

利用正交三分量地磁观测数据估算磁波动的研究

• 发表时间: 2017
• 作者: Yuto OISHI;Yuta KATORI;Tsunehiro HATO;Akira TSUKAMOTO;Keiichi TANABE;Shinji ISOGAMI;Chikara FURUKAWA;Nobuhito ONISHI;Kan OKUBO;谷口万理奈，香取勇太，大久保寛，竹内伸直，西川清史;関川真彩，大久保寛，竹内伸直，西川清
• 通讯作者: 関川真彩，大久保寛，竹内伸直，西川清

ディープラーニングを利用した複数地点間の高精度地磁気推定方法の比較

利用深度学习的多点高精度地磁估算方法比较

• 发表时间: 2016
• 作者: 香取勇太;大久保寛;竹内伸直;香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直
• 通讯作者: 香取勇太，大久保 寛，竹内 伸直