広視野多天体補償光学のトモグラフィック推定の開発と実証
広視野多天体補償光学のトモグラフィック推定の開発と実証
批准号:
15J02510
负责人:
大野 良人
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2017-03-31
中文摘要
本研究では、広視野多天体補償光学に必要なトモグラフィック推定手法に関する研究を行っており、特に私が開発した新しいトモグラフィック推定手法である「複タイムステップトモグラフィック推定」の開発と実証を進めている。多天体補償光学は地球大気のゆらぎによって引き起こされる光の乱れの影響を補正する補償光学を、広い視野内の複数の天体方向に同時に適用する次世代の補償光学システムである。この多天体補償光学を実現するためには、複数の明るいガイド星から情報から、大気ゆらぎによる位相乱れを高さごとに推定するトモグラフィック推定が重要な技術となる。私が開発した「複タイムステップトモグラフィック推定」は、大気ゆらぎが風によって時間ともに移動しているとみなせることを利用して、複数のタイムステップでの測定値を同時に用いることで情報を増やし、トモグラフィック推定による推定精度を向上させる手法である。まず、昨年度は手法の開発と数値シミュレーションによる評価を行い、本手法によって補正性能が大幅に向上することを示した。また、2014年・2015年にハワイにあるすばる望遠鏡で行われた多天体補償光学の試験装置である「RAVEN」オンスカイ試験観測で、本手法の性能評価を行った。2016年度は4月よリフランス・LAMに長期滞在し、Carlos Correia氏と共同研究を進めた。RAVEN試験観測で得られたデータの解析を進め、 マウナケア山頂での大気揺らぎプロファイルの推定を行い、多天体補償光学の補償性能について詳細な評価を行 つた。特に大気ゆらぎプロファイルの推定結果からはマウナケア山頂では地表付近の揺らぎ成分の寄与が大きく、 広視野の補償光学に向いた観測値であることが確認された。また、将来超大型望遠鏡での多天体補償光学に必要となる制御計算の高速化に向けたアルゴリズムの評価も進めた。
英文摘要
本研究では、広視野多天体補償光学に必要なトモグラフィック推定手法に関する研究を行っており、特に私が開発した新しいトモグラフィック推定手法である「複タイムステップトモグラフィック推定」の開発と実証を進めている。多天体補償光学は地球大気のゆらぎによって引き起こされる光の乱れの影響を補正する補償光学を、広い視野内の複数の天体方向に同時に適用する次世代の補償光学システムである。この多天体補償光学を実現するためには、複数の明るいガイド星から情報から、大気ゆらぎによる位相乱れを高さごとに推定するトモグラフィック推定が重要な技術となる。私が開発した「複タイムステップトモグラフィック推定」は、大気ゆらぎが風によって時間ともに移動しているとみなせることを利用して、複数のタイムステップでの測定値を同時に用いることで情報を増やし、トモグラフィック推定による推定精度を向上させる手法である。まず、昨年度は手法の開発と数値シミュレーションによる評価を行い、本手法によって補正性能が大幅に向上することを示した。また、2014年・2015年にハワイにあるすばる望遠鏡で行われた多天体補償光学の試験装置である「RAVEN」オンスカイ試験観測で、本手法の性能評価を行った。2016年度は4月よリフランス・LAMに長期滞在し、Carlos Correia氏と共同研究を進めた。RAVEN試験観測で得られたデータの解析を進め、 マウナケア山頂での大気揺らぎプロファイルの推定を行い、多天体補償光学の補償性能について詳細な評価を行 つた。特に大気ゆらぎプロファイルの推定結果からはマウナケア山頂では地表付近の揺らぎ成分の寄与が大きく、 広視野の補償光学に向いた観測値であることが確認された。また、将来超大型望遠鏡での多天体補償光学に必要となる制御計算の高速化に向けたアルゴリズムの評価も進めた。
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Maunakea site characterization with RAVEN
使用 RAVEN 描述莫纳克亚遗址特征
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshito H. Ono, Masayuki Akiyama, Shin Oya, Olivier Lardiere, David R. Andersen, Carlos Correia, Kate Jackson, and Colin Bradley, Yoshito Ono, Yoshito Ono]
通讯作者:
Yoshito Ono
Multi time-step wavefront reconstruction for tomographic adaptive-optics systems
断层摄影自适应光学系统的多时间步长波前重建
DOI:
10.1364/josaa.33.000726
发表时间:
2016
期刊:
Journal of the Optical Society of America A
影响因子:
--
作者:
[Yoshito H. Ono, Masayuki Akiyama, Shin Oya, Olivier Lardiere, David R. Andersen, Carlos Correia, Kate Jackson, and Colin Bradley]
通讯作者:
and Colin Bradley
National Research Council Canada/University of Victoria(カナダ)
加拿大国家研究委员会/维多利亚大学(加拿大)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
University of Victoria/National Research Council Canada(Canada)
维多利亚大学/加拿大国家研究委员会(加拿大)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Laboratoire d'astrophysique de Marseille(France)
马赛天体物理实验室(法国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 16 条
4-dimensional wavefront reconstruction for laser-tomography adaptive optics
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批准号:22K14079
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2022
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负责人:大野 良人
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依托单位:
海外基金