パーキンソン病病因遺伝子LRRK2のリソソーム恒常性維持における機能
パーキンソン病病因遺伝子LRRK2のリソソーム恒常性維持における機能
批准号:
16J05538
负责人:
江口 智也
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
中文摘要
本研究は家族性パーキンソン原因遺伝子の1つであるLeucine-rich repeat kinase (LRRK2)の正常機能を解明することを目指したものである. LRRK2は主に細胞質に局在するが一部の細胞で肥大化したリソソームに局在していることが明らかとなった. クロロキン処理によりリソソームを人為的に肥大化させるとLRRK2はリソソーム膜上へリクルートされた. この際LRRK2の基質として同定されていたRab10のリン酸化も亢進したことからLRRK2はリソソームストレス応答分子であると考えられた. LRRK2のリソソーム局在にはRab7L1(パーキンソン病リスク遺伝子座にコードされ, LRRK2と相互作用することが知られている)およびATG5, 7が関与することが示唆された. LRRK2のキナーゼ活性の基質として複数のRab GTPaseが報告されていた. LRRK2のリソソームストレス応答におけるRab GTPaseとの関係を解析した. その結果Rab8, Rab10はLRRK2のキナーゼ活性依存的にリソソームにリクルートされることが明らかとなった. knockdown実験よりRab7L1, LRRK2, Rab8/10はクロロキン処理時にリソソーム肥大化を負に, リソソームエキソサイトーシスを正に制御していることが明らかとなった. LRRK2のノックアウトマウスは加齢依存的な近位尿細管上皮細胞リソソームの異常を呈することが知られており, 本研究と合わせて考えるとLRRK2はリソソームストレスに応答しRab GTPaseのリン酸化を介しリソソームの恒常性を維持していると考えられる. 加えてRab GTPaseの局在, 機能がリン酸化により制御されるという新しい制御メカニズムも明らかとなった.
英文摘要
本研究は家族性パーキンソン原因遺伝子の1つであるLeucine-rich repeat kinase (LRRK2)の正常機能を解明することを目指したものである. LRRK2は主に細胞質に局在するが一部の細胞で肥大化したリソソームに局在していることが明らかとなった. クロロキン処理によりリソソームを人為的に肥大化させるとLRRK2はリソソーム膜上へリクルートされた. この際LRRK2の基質として同定されていたRab10のリン酸化も亢進したことからLRRK2はリソソームストレス応答分子であると考えられた. LRRK2のリソソーム局在にはRab7L1(パーキンソン病リスク遺伝子座にコードされ, LRRK2と相互作用することが知られている)およびATG5, 7が関与することが示唆された. LRRK2のキナーゼ活性の基質として複数のRab GTPaseが報告されていた. LRRK2のリソソームストレス応答におけるRab GTPaseとの関係を解析した. その結果Rab8, Rab10はLRRK2のキナーゼ活性依存的にリソソームにリクルートされることが明らかとなった. knockdown実験よりRab7L1, LRRK2, Rab8/10はクロロキン処理時にリソソーム肥大化を負に, リソソームエキソサイトーシスを正に制御していることが明らかとなった. LRRK2のノックアウトマウスは加齢依存的な近位尿細管上皮細胞リソソームの異常を呈することが知られており, 本研究と合わせて考えるとLRRK2はリソソームストレスに応答しRab GTPaseのリン酸化を介しリソソームの恒常性を維持していると考えられる. 加えてRab GTPaseの局在, 機能がリン酸化により制御されるという新しい制御メカニズムも明らかとなった.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
The dynamic changes in the localization of LRRK2 in macrophage cells
巨噬细胞中LRRK2定位的动态变化
DOI:
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发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Ansai, Koji Mochida, Shingo Fujimoto, Daniel F. Mokodongan, Atsushi J. Nagano, Kazunori Yamahira, Jun Kitano, 江口智也, Tomoya Eguchi]
通讯作者:
Tomoya Eguchi
パーキンソン病病因遺伝子産物LRRK2のリソソーム恒常性維持における役割
帕金森病致病基因产物LRRK2在维持溶酶体稳态中的作用
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Ansai, Koji Mochida, Shingo Fujimoto, Daniel F. Mokodongan, Atsushi J. Nagano, Kazunori Yamahira, Jun Kitano, 江口智也]
通讯作者:
江口智也
オルガネラ膜の損傷・断裂を普遍的に検知する膜貫通ドメイン
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批准号:22K15057
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2022
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负责人:江口 智也
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依托单位:
海外基金