反芳香族ジヒドロジアザポルフィリンの合成および機能性の探求
反芳香族ジヒドロジアザポルフィリンの合成および機能性の探求
批准号:
16J07817
负责人:
山路 文香
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
中文摘要
ジアザポルフィリンはメゾ位に導入したsp2窒素原子により低いLUMOをもつ電子不足芳香環となるため、様々な還元剤との反応により新規骨格の創成が期待できる。実際、申請者は還元剤を適切に選択することで、β位の二重結合が還元された18π芳香族化合物であるイソバクテリオジアザクロリンと、メゾ位のイミン型窒素が還元された20π反芳香族ジヒドロジアザポルフィリンを作り分けることに成功している。ポルフィリン骨格のβ位が還元されたクロリン骨格をもつ化合物は、光線力学療法(PDT)における光増感剤として広く研究されている。クロリン骨格の一部を窒素原子で置き換えたアザクロリンは、クロリンよりも長波長領域に強いモル吸光係数をもち、高い一重項酸素発生効率を示すことから高効率のPDT材料としての応用が期待されている。しかし、合成の困難さのため、詳細なPDT活性はほとんど明らかにされていない。フリーベースジアザポルフィリンをヒドリド還元することで、イソバクテリオジアザクロリンフリーベース体と、β位の1か所が還元されたジアザクロリンが短行程で得られた。ジアザポルフィリンおよびジアザクロリン存在下におけるDPBFの酸化分解速度を比較することで、ジアザクロリンがジアザポルフィリンよりも優れた一重項酸素発生効率を示すことを明らかにした。そこで、実際にがん細胞に光増感剤であるジアザポルフィリンおよびジアザクロリンを注入し、650 nmの赤色レーザー光を照射した際の、がん細胞の生存率を定量した。いずれの光増感剤も良好なPDT活性を示し、特にジアザクロリンが高いPDT活性をもつことが分かった。
英文摘要
ジアザポルフィリンはメゾ位に導入したsp2窒素原子により低いLUMOをもつ電子不足芳香環となるため、様々な還元剤との反応により新規骨格の創成が期待できる。実際、申請者は還元剤を適切に選択することで、β位の二重結合が還元された18π芳香族化合物であるイソバクテリオジアザクロリンと、メゾ位のイミン型窒素が還元された20π反芳香族ジヒドロジアザポルフィリンを作り分けることに成功している。ポルフィリン骨格のβ位が還元されたクロリン骨格をもつ化合物は、光線力学療法(PDT)における光増感剤として広く研究されている。クロリン骨格の一部を窒素原子で置き換えたアザクロリンは、クロリンよりも長波長領域に強いモル吸光係数をもち、高い一重項酸素発生効率を示すことから高効率のPDT材料としての応用が期待されている。しかし、合成の困難さのため、詳細なPDT活性はほとんど明らかにされていない。フリーベースジアザポルフィリンをヒドリド還元することで、イソバクテリオジアザクロリンフリーベース体と、β位の1か所が還元されたジアザクロリンが短行程で得られた。ジアザポルフィリンおよびジアザクロリン存在下におけるDPBFの酸化分解速度を比較することで、ジアザクロリンがジアザポルフィリンよりも優れた一重項酸素発生効率を示すことを明らかにした。そこで、実際にがん細胞に光増感剤であるジアザポルフィリンおよびジアザクロリンを注入し、650 nmの赤色レーザー光を照射した際の、がん細胞の生存率を定量した。いずれの光増感剤も良好なPDT活性を示し、特にジアザクロリンが高いPDT活性をもつことが分かった。
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光線力学療法への応用を指向した新規ジアザポルフィリノイドの開発
开发用于光动力治疗的新型二氮杂卟啉类化合物
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山路 文香・Jean-Francois Longevial・三宅 由寛・Sebastien Richeter・忍久保 洋]
通讯作者:
山路 文香・Jean-Francois Longevial・三宅 由寛・Sebastien Richeter・忍久保 洋
Chemo- and Regioselective Reduction of Diazaporphyrins
二氮杂卟啉的化学和区域选择性还原
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayaka Yamaji, Yoshihiro Miyake, Hayato Tsurugi, Kazushi Mashima, Hiroshi Shinokubo]
通讯作者:
Hiroshi Shinokubo
ジアザクロリン誘導体及びその製造方法
二氮杂二氢衍生物及其制备方法
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
モンペリエ大学(フランス)
蒙彼利埃大学(法国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金