全身・全臓器透明化を用いた癌微小環境解析技術の構築
全身・全臓器透明化を用いた癌微小環境解析技術の構築
批准号:
17J30007
负责人:
久保田 晋平
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31
中文摘要
透明化技術は、近年もっとも注目を浴びている生命科学関連技術の一つであり、国内外の様々な研究グループが生体組織透明化に取り組んでいる。これらの組織透明化技術の開発は主に神経科学研究の分野において発展してきており、マウス脳の透明化は新たな知見を生み出し始めている。 申請者らが2014年に報告した透明化試薬は、光の散乱因子である脂質を高度に除去する性能に加えて、光を吸収するヘムを代表とする生体色素を高効率に脱色す る性質を有しているため、既存の透明化技術と比較して、全身の様々な臓器に適用可能な透明化試薬である。申請者は自身が報告した透明化手法を光の散乱の観 点から最適化することによって、成獣マウスの全身一細胞解像度イメージングを可能とする透明化試薬を2017年に発表した。この新規透明化試薬は既存の手法では困難であった成獣マウスの一細胞解像度イメージングに必要な透明度を達成した。この透明化手法をさまざまなマウスがん転移モデルへと応用することにより、全身のがん微小転移の一細胞解像度イメージングに成功した。このように開発した組織透明化手法を生物発光イメー ジングや病理学的な解析といった従来の手法と組み合わせることにより、臓器・個体レベルでの網羅的1細胞解析の基盤技術を構築した。本技術を用いることにより、血小板およびマクロファージが TGF-beta刺激で EMTを誘導した肺がん細胞のがん転移を促進すること、またTGF-beta刺激で EMTを誘導した肺がん細胞は転移巣の形成能力が低い EMT非誘導肺がん細胞のがん転移を片利共生的に促進することを明らかにした。この技術は今まで捉えきることができなかったがん微小環境を臓器・個体レベルで正確に捉え、抜本的治療に資する先駆的技術となることが期待される。
英文摘要
透明化技術は、近年もっとも注目を浴びている生命科学関連技術の一つであり、国内外の様々な研究グループが生体組織透明化に取り組んでいる。これらの組織透明化技術の開発は主に神経科学研究の分野において発展してきており、マウス脳の透明化は新たな知見を生み出し始めている。 申請者らが2014年に報告した透明化試薬は、光の散乱因子である脂質を高度に除去する性能に加えて、光を吸収するヘムを代表とする生体色素を高効率に脱色す る性質を有しているため、既存の透明化技術と比較して、全身の様々な臓器に適用可能な透明化試薬である。申請者は自身が報告した透明化手法を光の散乱の観 点から最適化することによって、成獣マウスの全身一細胞解像度イメージングを可能とする透明化試薬を2017年に発表した。この新規透明化試薬は既存の手法では困難であった成獣マウスの一細胞解像度イメージングに必要な透明度を達成した。この透明化手法をさまざまなマウスがん転移モデルへと応用することにより、全身のがん微小転移の一細胞解像度イメージングに成功した。このように開発した組織透明化手法を生物発光イメー ジングや病理学的な解析といった従来の手法と組み合わせることにより、臓器・個体レベルでの網羅的1細胞解析の基盤技術を構築した。本技術を用いることにより、血小板およびマクロファージが TGF-beta刺激で EMTを誘導した肺がん細胞のがん転移を促進すること、またTGF-beta刺激で EMTを誘導した肺がん細胞は転移巣の形成能力が低い EMT非誘導肺がん細胞のがん転移を片利共生的に促進することを明らかにした。この技術は今まで捉えきることができなかったがん微小環境を臓器・個体レベルで正確に捉え、抜本的治療に資する先駆的技術となることが期待される。
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DOI:
10.1016/j.celrep.2017.06.010
发表时间:
2017-07-05
期刊:
CELL REPORTS
影响因子:
8.8
作者:
[Kubota, Shimpei I., Takahashi, Kei, Ueda, Hiroki R.]
通讯作者:
Ueda, Hiroki R.
がん組織不均一性を可視化するための基盤技術開発
开发癌症组织异质性可视化基础技术
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shimpei I Kubota, Kei Takahashi, Jun Nishida, Shogo Ehata, Kazuki Tainaka, Ueda R. Hiroki, Kohei Miyazono, 久保田晋平]
通讯作者:
久保田晋平
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shimpei I Kubota, Kei Takahashi, Jun Nishida, Shogo Ehata, Kazuki Tainaka, Ueda R. Hiroki, Kohei Miyazono]
通讯作者:
Kohei Miyazono
Whole-organ quantitative analysis of cancer metastasis with CUBIC-Cancer analysis
使用 CUBIC-Cancer 分析对癌症转移进行全器官定量分析
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shimpei I. Kubota, Kei Takahashi, Jun Nishida, Shogo Ehata, Kohei Miyazono]
通讯作者:
Kohei Miyazono
組織透明化を用いた癌転移起点細胞の探索
利用组织透明度寻找癌症转移起源细胞
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kubota Shimpei I., Takahashi Kei, Nishida Jun, Morishita Yasuyuki, Ehata Shogo, Tainaka Kazuki, Miyazono Kohei, Ueda Hiroki R., 久保田晋平]
通讯作者:
久保田晋平
共 23 条
微小炎症ネットワークの解明に資する全身全細胞解析技術の開発
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批准号:22K15435
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2022
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负责人:久保田 晋平
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依托单位:
近赤外光発光イメージングを用いた非侵襲的・経時的なマウス脳内細胞状態定量法の開発
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批准号:14J01180
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2014
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负责人:久保田 晋平
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依托单位:
海外基金