古代中近東世界における王の宗教的役割：紀元前２千年紀ヒッタイトの王権観を中心に

古代中东国王的宗教角色：聚焦公元前两千年赫梯人的王权观

• 批准号: 18J00124
• 负责人: 山本 孟
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: Doshisha University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-25 至 2021-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18J00124/
• 关键词: ヒッタイト; 祭儀; 儀礼行為; ヒッタイト王国; 王権; 神命

本研究の目的は、紀元前2千年紀後半のアナトリアに栄えたヒッタイト王国における、神々と人間の仲介者としての王の宗教的役割から、ヒッタイト独自の王権観を解明し、古代オリエント諸地域に見られる君主像と比較することであった。本研究では、在位中の王がどのように神々の「神命」を受け取り、神々を崇拝したのか（研究1）、そして死した王と王位後継者はどのような関係にあったのか（研究2）という、王の生前と死後に着目する二方向からのアプローチを試みた。令和２年度は、前年度に引き続き研究２を実施すると共に、全体の研究成果をまとめる作業を行った。前期は、国家祭儀を記録した文書に規定される王の儀礼行為について確認した。後期には、これまでの研究を踏まえてヒッタイト王権観を古代オリエント諸地域と比較しながら、全体の研究成果を取りまとめた。①　研究2：死した王と生前の王の関係について王国の地方で行われた祭儀を記録した「祭儀目録」をもとに、地方都市における先祖供養の考察を行った。また、ヒッタイト王家による礼拝の方法について、神々と先祖に対する礼拝の所作の違いについて可能性を示した。成果の一部は、日本オリエント学会第62回大会にて口頭発表した。②　研究成果のまとめ３年間の成果の一部として、2019年4月同志社大学一神教学際研究センター（CISMOR）主催の国際会議「古代近東の国際社会における多様な文化」の論文集で、「ヒッタイト王権観における領土の保全と拡大について」を刊行し、ヒッタイトの王権のイデオロギーとアッシリアなどのオリエント諸外国とを比較した。また９月には、同志社大学CISMORにて古代西アジアの文献学を専門とする博士課程の大学院生・ポスドク研究者による研究会を開催し、ヒッタイト学・エジプト学・聖書学を専門とする参加者らによる今後の共同研究の足がかりとなった。

The purpose of this study is to clarify the religious division of the kingdom in the second half of the 2nd millennium BC, and to compare the images of the kings in ancient times. This study tries to find out the relationship between the king's life and his death. In the second year of this year, the research results of the previous year were carried out. In the early days, the national ritual was recorded and the document stipulated that the king's ritual behavior was confirmed In the later period, the research results were compared with those in ancient times. (1) Study 2: The relationship between the dead king and the living king is recorded in the local ceremony of the kingdom, and the ancestor's support is recorded in the local city. To show the possibility of violation of the law by the ancestors. The 62nd General Assembly of the Japanese Academy of Sciences② Research Results One part of the results of the past three years was published in April 2019. CISMOR hosted an international conference on "Cultural Diversity in the International Society of the Ancient Near East". In September, CISMOR of Lesbian Society University opened a seminar for university students and researchers of ancient western philology, and participants of future joint research were invited to attend the seminar.

项目成果

"Bowing and Kneeling: The Hittite King’s Ritual Performance”

《鞠躬和下跪：赫梯国王的仪式表演》

• 发表时间: 2019
• 作者: 亀岡啓;小八重善裕;経塚淳子;川口正代司;秋山康紀;山本孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本孟;Hajime Yamamoto
• 通讯作者: Hajime Yamamoto

“The Hittite Concept of Defilement and Expansion of Territories”

“赫梯的玷污和扩张领土的概念”

• 发表时间: 2019
• 作者: 亀岡啓;小八重善裕;経塚淳子;川口正代司;秋山康紀;山本孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto
• 通讯作者: Hajime Yamamoto

「ヒッタイト王の神々に対する敬意の表し方

“赫梯国王如何表达对众神的尊重”

• 发表时间: 2019
• 作者: 亀岡啓;小八重善裕;経塚淳子;川口正代司;秋山康紀;山本孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本孟;Hajime Yamamoto;山本孟
• 通讯作者: 山本孟

ヒッタイトにおける『冥界』理解について」

论赫梯人对“地下世界”的理解

• 发表时间: 2021
• 作者: 亀岡啓;小八重善裕;経塚淳子;川口正代司;秋山康紀;山本孟;山本孟;山本孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本孟
• 通讯作者: 山本孟

古代アナトリアのヒッタイトにおける「不浄」について

关于古代安纳托利亚赫梯人的“不洁”

• 发表时间: 2018
• 作者: 村上正和,相原佳之;豊岡康史;李侑儒;宮下遼;村上正和;宮下遼;村上正和;宮下遼;村上正和;宮下遼;村上正和;村上正和;Esin Esen and Ryo Miyashita (eds.);村上正和;Ryo Miyashita and Esin Esen (eds.);オルハン・パムク（著）宮下遼（訳）;宮下 遼;藤井光;山本孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本 孟;山本 孟;Hajime Yamamoto;山本 孟;山本 孟;山本 孟;Hajime Yamamoto;山本孟;Hajime Yamamoto;山本孟
• 通讯作者: 山本孟