古代エジプトにおける木棺の製作技術
古代エジプトにおける木棺の製作技術
批准号:
18J22188
负责人:
石崎 野々花
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-25 至 2021-03-31
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英文摘要
本研究は、古代エジプト新王国時代における木棺の製作技術を明らかにするという目的で進められた。製作技術のなかでも、特に組立方法と樹種選択に注目して研究を進めた。以下では、それぞれ明らかになった点を述べる。① 組立方法古代エジプト新王国時代の木棺は、基本的に複数の木材を組み合わせて製作されている。本研究では、新王国時代の木棺がどのように組み立てられていたのかを分析する。2018・2019 年度には博物館に収蔵されている木棺の調査や文献調査を行ってきた。本年度は、それらのデータに基づいて分析を進めた。その結果、組立方法には新王国時代のなかでも時期差があると明らかになった。組立方法は木棺様式と連動するように変化していたのである。この点は、木棺を組み立てていた職人集団のあり方を考察する上でも手がかりになるであろう。また、本来の所有者とは異なる人物に再利用された木棺を年代づけるときにも役立つ。② 樹種選択における地域差筆者は、ダハシュール北遺跡での発掘調査に参加している。第 26・27 次調査では、墓から出土した木棺材の樹種同定分析を行った。本年度には、既に行った分析の手順や結果を整理し、英文レポートとして発表した。メンフィス地域から出土した木棺は、これまで樹種同定分析の対象にほとんどされていない。貴重な分析結果を積み重ねたと言える。また、テーベ地域とメンフィス地域から出土した木棺で使われていた樹種を比較した。その結果、メンフィス地域では、レバノン・シーダー(Cedrus libani A.Rich.)が頻用されていたと明らかになった。レバノン・シーダーは主に東地中海地域からエジプトへ持ち込まれていた木材である。なぜ樹種選択に地域差が生じたのかについては、木棺所有者の社会階層や樹種に結びついた宗教的な意味づけ、木材流通の観点から考察を深めた。
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エジプト ダハシュール北遺跡調査報告-第25次発掘調査-
埃及代赫舒尔北部遗址调查报告 - 第 25 次发掘调查 -
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
エジプト学研究
影响因子:
--
作者:
[吉村作治, 矢澤健, 近藤二郎, 柏木裕之, 山崎世理愛, 石崎野々花, 有村元春]
通讯作者:
有村元春
第4次北サッカラ遺跡調査概報
第四次北萨卡拉遗址调查总结
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
エジプト学研究
影响因子:
--
作者:
[河合 望, 吉村作治, 柏木裕之, 高橋寿光, 米山由夏, 石崎野々花, 菅沼奏美, サリーマ・イクラム]
通讯作者:
サリーマ・イクラム
古代エジプト新王国時代における樹木の利用
新王国时期古埃及对树木的利用
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshimura, S., Yazawa, K., Kondo, J., Kashiwagi, H., Yamazaki, S., Ishizaki, N. and Arimura, M., 石崎野々花]
通讯作者:
石崎野々花
第5次北サッカラ遺跡調査概報
第五次北萨卡拉遗址调查总结
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
エジプト学研究
影响因子:
--
作者:
[河合 望, 吉村作治, 近藤二郎, 柏木裕之, 高橋寿光, 米山由夏, 石崎野々花, 馬場悠男, 坂上和弘, サリーマ・イクラム]
通讯作者:
サリーマ・イクラム
エジプト新王国時代、黒色木棺の編年に関する一考察
埃及新王国时期黑色木棺年代学研究
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshimura, S., Yazawa, K., Kondo, J., Kashiwagi, H., Yamazaki, S., Ishizaki, N. and Arimura, M., 石崎野々花, 石崎野々花]
通讯作者:
石崎野々花
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