安定同位体比による希少猛禽類の歴史的な食性復元・シカ残滓がもたらす個体群への影響

利用稳定同位素比重建珍稀猛禽的历史饮食以及鹿残留物对种群的影响

基本信息

批准号：
21K12332
负责人：
岩見恭子
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Yamashina Institute for Ornithology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

明治時代以降、北海道の開発が本格化し、森林や河川環境が大きく変化したため、オジロワシをはじめとする希少猛禽類の生息数は大きく減少した。しかし、1990年代以降、北海道のオジロワシの生息数は増加に転じている。その原因として、エゾシカ猟の残滓(食用肉以外の廃棄部位)や漁業者による投棄魚など人為的な餌資源が増加し、若鳥の生存率が高くなったためと考えられている。1800年代後半から2000年代までのオジロワシの羽毛(初列風切羽と体羽)と筋肉の安定同位体比を用いて利用する餌種の歴史的な変化を推定した結果、炭素と窒素ともに1990年代後半から個体間のばらつきが大きくなり、利用する餌生物種の増加が示唆された。しかし、これまで集めたサンプルは主に1990年代から現在までに採集された標本がほとんどで、古い年代の標本は収蔵されているものが少なく、特に生息環境が大きく変化した1970年代の標本については、個体数の減少や保全により学術標本としては博物館に保存されている標本は非常に少ない。このため、博物館標本の中でも展示用や個人で所蔵されていた展示用剥製（本剥製）を対象に1970年代以前もしくはその時代に作製された標本を調査した。標本の特定にはラベルに記載された年代もしくは博物館での収蔵記録をもとに年代を推定した。その結果、４機関からオオワシ11個体、オジロワシ12個体、クマタカ9個体、シマフクロウ2個体の標本から微量の羽毛サンプルを採取した。サンプルの羽毛は洗浄し、分析の前処理を行った。希少猛禽類の餌として推定される餌動物のサンプルも併せて収集を行った。希少猛禽類の餌としては、これまで沿岸部で漁業によって廃棄される魚類や内陸部で捕獲され残滓として出されるエゾシカなどのサンプルを収集したが、それらに加えて内陸部の湖沼に生息する魚類及び哺乳類のサンプルも集めた。

自明治时期以来，北海道的发展开始认真地开始，森林和河流环境发生了巨大变化，导致稀有的猛禽种群，包括白尾鹰，大大减少了猛禽的数量。但是，自1990年代以来，北海道的白尾鹰数量一直在增加。人们认为这是由于人造饲料资源的增加，例如Ezo Deer Hunt的残余物（除了食物肉以外的废物遗址）和被渔民倾倒的鱼，导致幼鸟的存活率更高。使用白尾鹰羽毛（主要的飞行羽毛和身体羽毛）和从1800年代后期到2000年代的肌肉的稳定同位素比的历史变化，这表明自1990年代后期以来，个体之间的变化有所增加，表明使用的进料物种数量增加了。但是，到目前为止收集的大多数样品主要是从1990年代到现在收集的，很少有年龄较大的标本存储，尤其是对于1970年代的标本，当时栖息地发生了巨大变化，由于人口和保护的下降，栖息地发生了巨大变化，而很少有标本存储在博物馆中。因此，我们调查了1970年代或那个时代之前制作的标本，针对博物馆标本中用于展示或用于个人用途的勤奋产品（填充书）。为了识别标本，根据标签或博物馆收集记录上列出的日期估算日期。结果，从11个Shiori Eagles，12名白尾鹰，9只熊鹰和2个地面猫头鹰的标本中收集了痕量羽毛样品。洗涤样品的羽毛并预处理以进行分析。还收集了假定是稀有猎物的食物的猎物样品。迄今为止，在沿海地区和Ezo鹿被捕获并释放为残留物作为稀有猛禽的食物被释放的鱼类样品，但除此之外，还收集了居住在内陆地区湖泊和沼泽地中的鱼类和哺乳动物样品。