看護従事者を対象とした下肢筋肉を揉み解す看護マッサージの開発と腰痛緩和効果の検証
看護従事者を対象とした下肢筋肉を揉み解す看護マッサージの開発と腰痛緩和効果の検証
批准号:
22K10655
负责人:
関 恵子
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2027-03-31
中文摘要
高齢患者を受け持つことが多く,腰痛罹患者数は年々増加傾向にある.看護業務上発生する腰痛は,業務遂行能力の低下,離職,さらには,看護従事者自身の身体的・精神的・社会的・経済的問題を引き起こすため,生活の質を低下させる深刻な職業問題であるといえる.申請者は,これまでの研究で多くの看護従事者が既に腰痛を抱え,苦しみながら働いている現状を知り,腰痛治療で使用される徒手療法の1つであるあん摩手技を用いた下肢マッサージを考案し,腰部脊柱起立筋の血行促進および腰痛緩和効果が示唆される研究成果を得ている.そこで本研究では,あん摩手技を用いた下肢マッサージを基盤とし,看護従事者を対象とした下肢筋肉を揉みほぐす看護マッサージの開発を行い,腰痛緩和効果について腰部脊柱起立筋への生理学的影響と主観的評価を用いて検証する.さらに,看護従事者の腰痛緩和のための看護マッサージを看護師が習得するための動画教育教材を考案する.昨年の研究実施状況としては,2019年に実施した過去20年間の国内を中心とした看護従事者の腰痛予防・緩和ケアに関する文献検討以降の最新の研究報告を確認したが,看護師の腰痛緩和につながる効果的なケア方法に関する新しい知見は見当たらなかった.その後,これまで実施してきたあん摩手技を用いた下肢マッサージ方法を実験動画で見直し,看護師が実施可能な下肢の看護マッサージ方法のあり方について研究チームで検討を行った.看護師が実施可能な看護マッサージとしては,軽擦・圧迫法に加え,筋肉を揉み解す手技を取り入れたオイルを使用したオールハンドマッサージとセラピーボールを用いたマッサージ方法を考案し,看護学生を対象に介入研究を行った.研究結果については,2023年度の看護系学会で発表予定であり,論文投稿についても行っていく.
英文摘要
高齢患者を受け持つことが多く,腰痛罹患者数は年々増加傾向にある.看護業務上発生する腰痛は,業務遂行能力の低下,離職,さらには,看護従事者自身の身体的・精神的・社会的・経済的問題を引き起こすため,生活の質を低下させる深刻な職業問題であるといえる.申請者は,これまでの研究で多くの看護従事者が既に腰痛を抱え,苦しみながら働いている現状を知り,腰痛治療で使用される徒手療法の1つであるあん摩手技を用いた下肢マッサージを考案し,腰部脊柱起立筋の血行促進および腰痛緩和効果が示唆される研究成果を得ている.そこで本研究では,あん摩手技を用いた下肢マッサージを基盤とし,看護従事者を対象とした下肢筋肉を揉みほぐす看護マッサージの開発を行い,腰痛緩和効果について腰部脊柱起立筋への生理学的影響と主観的評価を用いて検証する.さらに,看護従事者の腰痛緩和のための看護マッサージを看護師が習得するための動画教育教材を考案する.昨年の研究実施状況としては,2019年に実施した過去20年間の国内を中心とした看護従事者の腰痛予防・緩和ケアに関する文献検討以降の最新の研究報告を確認したが,看護師の腰痛緩和につながる効果的なケア方法に関する新しい知見は見当たらなかった.その後,これまで実施してきたあん摩手技を用いた下肢マッサージ方法を実験動画で見直し,看護師が実施可能な下肢の看護マッサージ方法のあり方について研究チームで検討を行った.看護師が実施可能な看護マッサージとしては,軽擦・圧迫法に加え,筋肉を揉み解す手技を取り入れたオイルを使用したオールハンドマッサージとセラピーボールを用いたマッサージ方法を考案し,看護学生を対象に介入研究を行った.研究結果については,2023年度の看護系学会で発表予定であり,論文投稿についても行っていく.
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