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簡帛出土資料に見える生成論の解明と中国古代儒家思想の人性論に関する研究

簡帛出土資料に見える生成論の解明と中国古代儒家思想の人性論に関する研究
出土资料中的生成论阐释与中国古代儒家思想中的人性论研究
批准号:
22K00098
负责人:
西 信康
金额:
$2.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
本年度は上海博物簡蔵戦国楚竹書『恒先』に関する研究を進めた。当資料は中国大陸を中心に先行研究が豊富であるため、現在の研究情況を調査し、目下の到達点および問題点を明らかにするために、関連する論文および著作を収集し分析を加えた。その結果、当資料は研究の初期においては、前半部の記載が宇宙生成論として注目され、様々な関心からその内容が論じられてきたが、近年の研究動向としては、後半部の記載も注目されており、形名思想や政治思想として、その内容の分析が進められている情況が確認できた。また、そうした前半部と後半部との異なる思想内容が一つの文献にまとめられていることへの関心が高まっていること、いわゆる黄老思想や道法思想を示す資料としてその資料的価値を見直す動きがあること等が確認された。思想内容に関する研究状況としては、「恒先」という用語の意味内容や、この資料に構想される宇宙生成の構造や順序に関する見解が多種多様に提示されている状況が確認された。また、「或」という用語についても多様な解釈が提示されており、これらのことが文献全体の思想内容に対する理解に大きな影響を与えている、との知見が得られた。以上の研究成果は、前年度に行われた日本道教学会第72回大会での口頭発表「上海博物館藏戰國楚竹書『恆先』について」の研究成果を踏まえ、「上博楚簡『恆先』研究概況」と題し、『東方宗教』(第140号、年11月)にて公開された。
英文摘要
本年度は上海博物簡蔵戦国楚竹書『恒先』に関する研究を進めた。当資料は中国大陸を中心に先行研究が豊富であるため、現在の研究情況を調査し、目下の到達点および問題点を明らかにするために、関連する論文および著作を収集し分析を加えた。その結果、当資料は研究の初期においては、前半部の記載が宇宙生成論として注目され、様々な関心からその内容が論じられてきたが、近年の研究動向としては、後半部の記載も注目されており、形名思想や政治思想として、その内容の分析が進められている情況が確認できた。また、そうした前半部と後半部との異なる思想内容が一つの文献にまとめられていることへの関心が高まっていること、いわゆる黄老思想や道法思想を示す資料としてその資料的価値を見直す動きがあること等が確認された。思想内容に関する研究状況としては、「恒先」という用語の意味内容や、この資料に構想される宇宙生成の構造や順序に関する見解が多種多様に提示されている状況が確認された。また、「或」という用語についても多様な解釈が提示されており、これらのことが文献全体の思想内容に対する理解に大きな影響を与えている、との知見が得られた。以上の研究成果は、前年度に行われた日本道教学会第72回大会での口頭発表「上海博物館藏戰國楚竹書『恆先』について」の研究成果を踏まえ、「上博楚簡『恆先』研究概況」と題し、『東方宗教』(第140号、年11月)にて公開された。
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