運動と高蛋白質ケトン食の併用による注意欠損多動症の症状改善の試みとその機序解明
運動と高蛋白質ケトン食の併用による注意欠損多動症の症状改善の試みとその機序解明
批准号:
22K02166
负责人:
緒形 雅則
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
生後5日目の幼若期ラットに対し、麻酔下にて、両側の側脳室に6-hydroxydopamineを注入し、ドーパミン神経系を傷害した注意欠損多動症(ADHD)モデル動物を作製した。今年度は、母子分離後、通常飼育で用いられるげっ歯類の餌を用いて、飼育ケージ内に床敷きのみを入れて飼育した群(通常飼育群)とケージ床底面からの高さが異なる2つの位置に設定した2種類の筒を入れて飼育した群(良環境飼育群)の2群にて約5週間飼育し、飼育環境の行動改善効果を検討した。また、定量的な運動によるモデル動物の行動改善効果を調べるための予備実験として、無処置動物を用い生後4週目から6週間にわたりトレッドミルを様々な条件で行い、成長過程の動物でも試行可能な条件の設定を試みた。行動解析として、新規環境下における運動量と不安関連行動の解析にはオープンフィールド試験と高架式十字迷路試験を、また慣れた環境下での運動量の解析には24時間ホームケージ試験を用いた。ADHDモデル動物は通常飼育条件では、新規環境下で運動量の増加、探索行動の減少、不安に伴う行動の減少が認められた。また慣れた環境下では、運動量の減少が確認された。良好な環境で飼育を行うと、新規環境下におけるモデル動物の異常行動に対しては改善効果が認められなかったが、慣れた環境下における行動量の減少に対しては改善効果が認められた。今後、良好な飼育環境に伴う更なる改善効果を期待すべく、回転車の設置等を行い薬剤でなく、生活環境改変によるモデル動物の異常行動改善を試みていく予定である。またトレッドミルの設定条件は、動物へのストレスを少なくするために、最初に2 m/minを5分、次に5 m/minを5分、そして8 m/minを20分行うこととした。本条件での走行では、動物の多くが走行を促す電気刺激を受けることなく1日、30分、5週間の持続的運動が可能であった。
英文摘要
生後5日目の幼若期ラットに対し、麻酔下にて、両側の側脳室に6-hydroxydopamineを注入し、ドーパミン神経系を傷害した注意欠損多動症(ADHD)モデル動物を作製した。今年度は、母子分離後、通常飼育で用いられるげっ歯類の餌を用いて、飼育ケージ内に床敷きのみを入れて飼育した群(通常飼育群)とケージ床底面からの高さが異なる2つの位置に設定した2種類の筒を入れて飼育した群(良環境飼育群)の2群にて約5週間飼育し、飼育環境の行動改善効果を検討した。また、定量的な運動によるモデル動物の行動改善効果を調べるための予備実験として、無処置動物を用い生後4週目から6週間にわたりトレッドミルを様々な条件で行い、成長過程の動物でも試行可能な条件の設定を試みた。行動解析として、新規環境下における運動量と不安関連行動の解析にはオープンフィールド試験と高架式十字迷路試験を、また慣れた環境下での運動量の解析には24時間ホームケージ試験を用いた。ADHDモデル動物は通常飼育条件では、新規環境下で運動量の増加、探索行動の減少、不安に伴う行動の減少が認められた。また慣れた環境下では、運動量の減少が確認された。良好な環境で飼育を行うと、新規環境下におけるモデル動物の異常行動に対しては改善効果が認められなかったが、慣れた環境下における行動量の減少に対しては改善効果が認められた。今後、良好な飼育環境に伴う更なる改善効果を期待すべく、回転車の設置等を行い薬剤でなく、生活環境改変によるモデル動物の異常行動改善を試みていく予定である。またトレッドミルの設定条件は、動物へのストレスを少なくするために、最初に2 m/minを5分、次に5 m/minを5分、そして8 m/minを20分行うこととした。本条件での走行では、動物の多くが走行を促す電気刺激を受けることなく1日、30分、5週間の持続的運動が可能であった。
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会议论文
Ameliorative effects of high-protein ketogenic diet on abnormal behaviors in rats with neonatal dopamine depletion
高蛋白生酮饮食对新生多巴胺耗竭大鼠异常行为的改善作用
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masanori Ogata, Kei Eto, Hitoshi Ishibashi]
通讯作者:
Hitoshi Ishibashi