予算に関する学校への権限委譲政策の研究
予算に関する学校への権限委譲政策の研究
批准号:
22K02221
负责人:
木村 栞太
金额:
$1.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
今年度は、研究目的を達成するために主に以下の2点の取り組みを進めた。第一に教育財政と学校経営の接続という観点から学校運営費研究の動向と今後の課題について検討し、論文を投稿した(2023年5月時点)。その結果としては、まず、学校運営費は、財政学上の問題としてはその主題化の意義が必ずしも適切には認められておらず、また教育政策、学校経営学上の問題としては、その主題化の蓋然性が高まっていることを指摘した。また、財政学上の観点からは、学校運営費の公私負担区分の曖昧性とその持続的状況への焦点化並びにこれまで潜在化されていた学校運営費における家計負担の依存度の大きさを指摘した点に成果が認められること、教育政策学上の問題からは、学校への予算権委譲についての政策過程の、学校経営学上の観点からは、学校に委譲された予算権行使に見られる戦略性や権限委譲が学校における教育目標の達成や課題の解決にどうつながっている(あるいは、つながっていない)のか、すなわち予算権委譲に伴う学校経営の改善過程についての蓄積が進みつつあることを指摘した。第二に定性的な分析を進めるためのデータのサンプリングを行った。学校運営費の編成・執行状況についての典型事例を素描するための、準備を進めることができた。
英文摘要
今年度は、研究目的を達成するために主に以下の2点の取り組みを進めた。第一に教育財政と学校経営の接続という観点から学校運営費研究の動向と今後の課題について検討し、論文を投稿した(2023年5月時点)。その結果としては、まず、学校運営費は、財政学上の問題としてはその主題化の意義が必ずしも適切には認められておらず、また教育政策、学校経営学上の問題としては、その主題化の蓋然性が高まっていることを指摘した。また、財政学上の観点からは、学校運営費の公私負担区分の曖昧性とその持続的状況への焦点化並びにこれまで潜在化されていた学校運営費における家計負担の依存度の大きさを指摘した点に成果が認められること、教育政策学上の問題からは、学校への予算権委譲についての政策過程の、学校経営学上の観点からは、学校に委譲された予算権行使に見られる戦略性や権限委譲が学校における教育目標の達成や課題の解決にどうつながっている(あるいは、つながっていない)のか、すなわち予算権委譲に伴う学校経営の改善過程についての蓄積が進みつつあることを指摘した。第二に定性的な分析を進めるためのデータのサンプリングを行った。学校運営費の編成・執行状況についての典型事例を素描するための、準備を進めることができた。
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