韓国における教員団体交渉の機能と構造-日本との制度比較の視点から-
韓国における教員団体交渉の機能と構造-日本との制度比較の視点から-
批准号:
22K02274
负责人:
鄭 修娟
金额:
$2.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
令和4年度は、現地でのインタビュー調査及び資料収集を通じて、二大教員団体(韓国教員団体総連合会、全国教職員労働組合)が実施してきた法制定・法改正運動について分析を行った。具体的には、「法社会学」の分析枠組みを用い、従来、違法とされてきた教師の教育労働運動が、当事者たちの「法意識」を反映し成文法化していく過程(法の上昇機能)及び、法成立後の団体交渉や法解釈をめぐる論争・紛争を通じて、法が社会に浸透していく過程(法の下降機能)を検討した。まず、前者については、韓国国立中央図書館等で収集した一次資料(個人のメモや感想文等)を分析し、教師集団自らが自主的な組織結成のために「教師の労働基本権の保障が必要である」と意識し始めていたこと、法に対する批判や改正を要求するにとどまらず、自ら法律の改正案を作成・提案するに至る両組織の戦略に着目し、当事者たちの法意識がより発展していくプロセスを明らかにした。後者については、教員組合関係者(前委員長)へのインタビュー調査及び二大教員団体による団体交渉(協定及び協約)の内容(議事録等)を通じて、教員団体と教育部・教育庁による団体交渉を媒体に、法制度(教員地位法及び教員労組法)が社会でどのように機能しているのかを分析した。特に、交渉の結果だけでなく、行政との間で行われる交渉プロセスに着目し、「労使自治のフィールド」として団体交渉が持つ意義を導き出した。さらに、保護者団体や市民団体、学生団体等、幅広い利益集団が、教師の労働条件の改善を公教育の前提条件(子どもの学習権保障のための条件整備)として認識していたことを明らかにした。これらの支持基盤を土台にして教師の労働運動が支えられ、展開してきた点が韓国の特徴であり、教師の権利保障のための「立法条件」であったことを述べた。令和4年度は、以上の成果を博士論文としてまとめ、学位を取得することができた。
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会议论文
The Enactment of the Educational Workers Labor Union Act in South Korea: Focusing on Discussion Within the Korean Teachers and Educational Workers’ Union
韩国《教育工会法》的颁布:聚焦韩国教师和教育工会内部的讨论
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
日本教育行政学会年報
影响因子:
--
作者:
[木村 光男, 大井 雄平, 埜嵜志保, 埜嵜志保, 鄭修娟, JUNG Sooyeon]
通讯作者:
JUNG Sooyeon
教師の労働基本権保障に関する教育法社会学的研究-韓国における「教員労組法」の成立と展開を事例に-
保障教师基本劳动权利的教育法社会学研究——以韩国《教师工会法》的制定与发展为例——
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻 博士論文(人環456号)
影响因子:
--
作者:
[木村 光男, 大井 雄平, 埜嵜志保, 埜嵜志保, 鄭修娟]
通讯作者:
鄭修娟
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