ADHDペアレントトレーニングと教師ビデオ教材の普及に向けた橋渡しパイロット研究
ADHDペアレントトレーニングと教師ビデオ教材の普及に向けた橋渡しパイロット研究
批准号:
22K03115
负责人:
島袋 静香
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
注意欠如・多動症(ADHD) は、通常小児期に発症する神経発達障害の1つで、有病率は5から7%である。ADHDは、子どもの生活に影響を与えるだけではなく、子どもの保護者や家族、また学校の教師の生活の質にも影響を与える。ADHDを持つ児童の家庭では、問題となっている行動を力尽くでコントロールしようとすることや、口論の末に虐待に繋がることも少なくない。学校においても、教師による子どもの叱責が多くなることや、子どもとの関係性が悪化することで、適切な対応や支援を提供することができないこともある。日本国内では、これまでそのような問題に対して、両者をそれぞれ別々に支援するプログラムの効果を検証した研究は多くあるが、保護者と教師の両者に対して同時に行なった介入の効果を検証した研究はない。またもう1つの大きな課題は、介入プログラムの効果が実証されても、実践の現場に関わるステークホルダーが介入プログラムを採用し、実践し、さらに継続できるかという問いを解決する研究の少ないということだ。果たして学校という環境で、保護者や教師を支援する介入プログラムの導入というのは実行不可能なのだろうか。今回の研究では、ADHDを持つ児童の母親を対象に開発を重ね、ランダム化比較試験を通じて効果が実証されたペアレント・トレーニング(ペアトレ)と、それを教員向けにアレンジしたビデオ教材を組み合わせた混合型介入プログラムを学校現場で行うことの実行性とその効果について検証する。介入プログラムを新たな環境で実施する場合には、その組織における場の文脈に合わせることが重要であり、教育現場における阻害および促進要因を明らかにし、今後を見据えた実装戦略を検討する。
英文摘要
注意欠如・多動症(ADHD) は、通常小児期に発症する神経発達障害の1つで、有病率は5から7%である。ADHDは、子どもの生活に影響を与えるだけではなく、子どもの保護者や家族、また学校の教師の生活の質にも影響を与える。ADHDを持つ児童の家庭では、問題となっている行動を力尽くでコントロールしようとすることや、口論の末に虐待に繋がることも少なくない。学校においても、教師による子どもの叱責が多くなることや、子どもとの関係性が悪化することで、適切な対応や支援を提供することができないこともある。日本国内では、これまでそのような問題に対して、両者をそれぞれ別々に支援するプログラムの効果を検証した研究は多くあるが、保護者と教師の両者に対して同時に行なった介入の効果を検証した研究はない。またもう1つの大きな課題は、介入プログラムの効果が実証されても、実践の現場に関わるステークホルダーが介入プログラムを採用し、実践し、さらに継続できるかという問いを解決する研究の少ないということだ。果たして学校という環境で、保護者や教師を支援する介入プログラムの導入というのは実行不可能なのだろうか。今回の研究では、ADHDを持つ児童の母親を対象に開発を重ね、ランダム化比較試験を通じて効果が実証されたペアレント・トレーニング(ペアトレ)と、それを教員向けにアレンジしたビデオ教材を組み合わせた混合型介入プログラムを学校現場で行うことの実行性とその効果について検証する。介入プログラムを新たな環境で実施する場合には、その組織における場の文脈に合わせることが重要であり、教育現場における阻害および促進要因を明らかにし、今後を見据えた実装戦略を検討する。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
日本児童青年精神医学会
日本儿童青少年精神医学会
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者: