前近代日本の住宅のライフサイクルに関する研究

日本前现代住宅的生命周期研究

• 批准号: 22K04527
• 负责人: 藤田 勝也
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Kansai University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K04527/
• 关键词: 平安貴族; 住宅; 修理; 修造; 皇居; ライフサイクル; 前近代; 住宅観

本研究の目的は、前近代日本における建築のライフサイクルの実態解明にある。とくに支配者層の住宅として古代に初発する公家の住宅を中心に、中世以降の武家の住宅も射程に入れ、詳細に検証・分析する。木造という物理的要因に加え、都市に立地する住宅としての文化性、社会性を投影するライフサイクルをもとに住宅の歴史を再考する。これまでの様式史とは異なる新たな視角によって、寺社の建物などとは異なる住宅独自のあり方を見いだすとともに、日本住宅史を再構築するための基礎的知見を得ることを目指す。具体的な論点は、おもに以下の2点である。第一に、住宅の寿命＝存続期間とライフサイクルの関係を読み解き、時代的傾向の全体像を明らかにすること。第二に、大小様々に行われる修理・改修の履歴が、個々の住宅に特有の事情や性格にいかに関わるのか、ライフサイクルの分析を通して検証・分析することである。上記の目的遂行のため、関係史料の博捜・整理の作業をすすめている。とくに第2の論点にかかわる宮廷貴族の修理のあり方について、具体的な事例収集を行っている。その際、修理は幅広く多様であることから、原則、「修理」「修造」と明記される事例に限定した。修理の「契機」に注目すると、とくに皇居化・非皇居化が修理の「契機」として普遍的であったことを確認した。2022年度の研究成果報告として、まずは皇居化の際の修理の実態について、2023年度日本建築学会近畿支部研究発表会（2023年6月開催）にて「平安貴族の住まいの修理について1」と題して発表予定である。また天皇退去や譲位による屋敷の非皇居化にともなう修理、さらに皇居（天皇）とは関連しない居住者の異動にともなう修理の実態について、2023年度日本建築学会大会（2023年9月開催）にて「平安貴族の住まいの修理について2」と題して引き続き発表予定である。

The purpose of this study is to clarify the status quo of pre-modern Japanese architecture. A detailed analysis of the range of residential buildings in the middle ages and the early stages of development. The important factors of wood construction and urban site construction are added, and the cultural and social characteristics of housing construction are reexamined. A new perspective on the history of Japanese housing The specific argument is First, the life of the house = the relationship between the age and the trend of the whole image. Second, the size of the house, the repair, the improvement, the unique things, the character, the analysis, the analysis, the analysis. The purpose of the above record is to carry out the research and organize the historical materials. The second point is that the court aristocrats repair the party, and the specific case collection is carried out. In addition, the principle of "repair" and "construction" is limited. The "opportunity" of repair is confirmed. 2022 Research Results Report, 2023 Japan Architectural Society Kinki Branch Research Conference (June 2023), 2023 "Peace Aristocrat's Residence Repair", 2023 "Development Report". The Japanese Architectural Society Conference 2023 (September 2023) titled "Repair of the Residence of the Aristocrats of Peace" was held in Beijing.

项目成果

平安貴族の住まいの修理について1

关于平安贵族住宅的修复1

• 发表时间: 2023
• 作者: 安岡義文;千代章一郎・杉山 真魚・田所辰之助;田所辰之助;杉山真魚;岡辺 重雄;李陽浩;李陽浩;藤田勝也
• 通讯作者: 藤田勝也